郵便物
2007-10-04 | 詩
ろれつの回らない舌で
厄介な鼻歌を口ずさんでいる
点と線が上手く繫がらず
少しばかり途方に暮れている深夜
徘徊する 夢の名残は
ただの電気信号
まるで残像だ
陽気な音楽がやたらと耳障りに感じる正午過ぎ
僕は携帯電話のアドレスに目をとうし
うだるような暑さのなかで
繫がらない
繫がらないんだ
位置に錯誤している
誤算だ 方程式の使い方に
無頓着すぎた
優しさ
赤い信号のこの曲は
デタラメさで出来ている
構成される成分
「優しさと哀しみ」
僕が約束できない物事の多さといったら
郵便受に手紙が届く
いま
家を離れている人への郵便物は
哀しい事象
厄介な鼻歌を口ずさんでいる
点と線が上手く繫がらず
少しばかり途方に暮れている深夜
徘徊する 夢の名残は
ただの電気信号
まるで残像だ
陽気な音楽がやたらと耳障りに感じる正午過ぎ
僕は携帯電話のアドレスに目をとうし
うだるような暑さのなかで
繫がらない
繫がらないんだ
位置に錯誤している
誤算だ 方程式の使い方に
無頓着すぎた
優しさ
赤い信号のこの曲は
デタラメさで出来ている
構成される成分
「優しさと哀しみ」
僕が約束できない物事の多さといったら
郵便受に手紙が届く
いま
家を離れている人への郵便物は
哀しい事象