白色の蛍光灯の下で
地軸のぶれた世界を想う
ごくありふれた言葉に感謝する
ありがとう
韓国人のクリスチャンが
定食屋のテーブルで祈りの言葉を置く
僕は定食屋を出て少し冷え始めた世界に
足を踏み出した
猫がささやく
「世界の扉は向こう側だよ。」
僕はその言葉と反対の路を選んだ
夜のとばり
街の公園の噴水はライトアップされ
水しぶきが空に舞った
財布から風邪薬を取り出し
ミネラルウォーターで飲み干した
微熱による発汗の兆候に
僕は選択を誤ったのだ
英文の新聞誌を丸めた
猫の声がささやく
扉はこっちさ
まだ間に合うのだろうか?
町外れの映画館に足を運んだ
ポップコーンとコーラを買って
映写機が映し出すくだらないラブロマンスを眺めた
街の何処かで眼鏡をかけたキャリアウーマンと
しがない新聞記者がひょんなことから出くわす
二人はやがて親しくなり
3度目の奇跡でハッピーエンドを迎えるのだ
僕はどうやら眠っていたらしい
ポップコーンがそこいらに散乱していた
ふとスクリーンを見た
「Where you going?」
僕は何処へ向かうのだろう?
ダライ・ラマはポタラ宮殿を後にした
スクリーンの文字が変わった
「IMAGIN」
全ては想像の産物だと
君が教えてくれた
地軸のぶれた世界を想う
ごくありふれた言葉に感謝する
ありがとう
韓国人のクリスチャンが
定食屋のテーブルで祈りの言葉を置く
僕は定食屋を出て少し冷え始めた世界に
足を踏み出した
猫がささやく
「世界の扉は向こう側だよ。」
僕はその言葉と反対の路を選んだ
夜のとばり
街の公園の噴水はライトアップされ
水しぶきが空に舞った
財布から風邪薬を取り出し
ミネラルウォーターで飲み干した
微熱による発汗の兆候に
僕は選択を誤ったのだ
英文の新聞誌を丸めた
猫の声がささやく
扉はこっちさ
まだ間に合うのだろうか?
町外れの映画館に足を運んだ
ポップコーンとコーラを買って
映写機が映し出すくだらないラブロマンスを眺めた
街の何処かで眼鏡をかけたキャリアウーマンと
しがない新聞記者がひょんなことから出くわす
二人はやがて親しくなり
3度目の奇跡でハッピーエンドを迎えるのだ
僕はどうやら眠っていたらしい
ポップコーンがそこいらに散乱していた
ふとスクリーンを見た
「Where you going?」
僕は何処へ向かうのだろう?
ダライ・ラマはポタラ宮殿を後にした
スクリーンの文字が変わった
「IMAGIN」
全ては想像の産物だと
君が教えてくれた