誰かさん
2008-04-02 | 詩
日が黄昏て暮れ行く頃
世界が終わり
やがて言葉は意味を見失う
存在価値という論理は
構築された虚構の産物
ただ
声が聴きたい
苦しいほどに
会いたい
心が震えるほど想い焦がれたのは
全体 何時のことだったのだろう?
あの一言が云えたなら
素直でありさえすれば
誰かさんの
存在価値に為り得たのだろうか?
虚偽の記載報告書のように
僕は青臭い自我で
在りもしない嘘を塗り固めた
素直であればよかったのにね
永遠に失う
可能性の消失
荒唐無稽なアリバイ創りにいそしむ
馬鹿な話さ
今頃になって
笑えもしない
馬鹿な話さ
今頃になって
狂おおしい程の
意識の洪水
声が聴きたい
誰かさんの
忘れてしまったよ
世界が終わり
やがて言葉は意味を見失う
存在価値という論理は
構築された虚構の産物
ただ
声が聴きたい
苦しいほどに
会いたい
心が震えるほど想い焦がれたのは
全体 何時のことだったのだろう?
あの一言が云えたなら
素直でありさえすれば
誰かさんの
存在価値に為り得たのだろうか?
虚偽の記載報告書のように
僕は青臭い自我で
在りもしない嘘を塗り固めた
素直であればよかったのにね
永遠に失う
可能性の消失
荒唐無稽なアリバイ創りにいそしむ
馬鹿な話さ
今頃になって
笑えもしない
馬鹿な話さ
今頃になって
狂おおしい程の
意識の洪水
声が聴きたい
誰かさんの
忘れてしまったよ