四月の夢
2023-04-09 | 詩
雑多な出来事は
いつの間にか
優しく降り注ぐ霧雨の様に
薄いヴェールを世界に音も無く覆いかぶせる
悪夢を見た子供たちの
ちょっぴり興奮気味の心拍数
最新鋭の飛行機が落ちそうなので
やっぱり熱気球にすべきだったなんて
可笑しいね
変わりに飛ぶ夢を見た
夢のなかで夢をみている
誰にも見えない
場所を探して
三日月の夜は
遠く 遠く
酔いがまわる
「もしかしたら」
は
在りもしない夢の末路
暮らしぶりはいつだって
予感をはらませる
しらふの時に云ってよね
僕には
しらふの時に行ってよね
と聞こえたんだ
四月
入学式の頃
馴れない街で
初めて食べた弁当と
満開の桜を憶えている
綺麗だ
いつの間にか
優しく降り注ぐ霧雨の様に
薄いヴェールを世界に音も無く覆いかぶせる
悪夢を見た子供たちの
ちょっぴり興奮気味の心拍数
最新鋭の飛行機が落ちそうなので
やっぱり熱気球にすべきだったなんて
可笑しいね
変わりに飛ぶ夢を見た
夢のなかで夢をみている
誰にも見えない
場所を探して
三日月の夜は
遠く 遠く
酔いがまわる
「もしかしたら」
は
在りもしない夢の末路
暮らしぶりはいつだって
予感をはらませる
しらふの時に云ってよね
僕には
しらふの時に行ってよね
と聞こえたんだ
四月
入学式の頃
馴れない街で
初めて食べた弁当と
満開の桜を憶えている
綺麗だ