新学期が始まり、小学生の登下校の声が再び聞こえるようになって約2週間。夏休み中、家の中でのひどいビビリはほとんどなかったのだが、登下校の再開とともに、家の中でのビビリも再び始まった。
賑やかな声が近くを通るときにはュンキュンなきながら、パタパタと家の中を走り回る。
パパが仕事部屋のドアを開けたまま出勤した時は、柵を跳び越え進入。
夜のお散歩も、夏休み中は順調に少しずつ歩く距離が伸びていたが、これもなぜか9月に入ってから短距離コースしか歩きたがらない。子供たちの声が心理的に影響しているのだろうか。
日曜日、娘が庭でみつけたBB弾。お隣のチビッコ君による空気銃遊びのBB弾が、我が家の庭にも数個飛んできていたのだ。コロの子供に対するビビリが始まったのは夏休み少し前の空気銃遊びからだったが、実際に我が家の庭にも飛んできているとは…
子供たちが登校してしばらくすると、シッポは戻る。「も~、コロちゃん。みんな学校に行くだけなんだよ」
夕方のお散歩中も、下校する子供たちと出会ってしまうと、今は車以上の恐がり方をする。う~ん、あの空気銃遊び前までは登下校にも無反応だったのに…。神経質な子って、ちょっとしたきっかけで、こんなふうになってしまうのかなぁ。コロのビビリ克服も一進一退。難しいものだ。
犬は耳がいいそうだ。いっそコロの耳が遠ければ、こんなに怖がらなくてもすむのになどと思ってしまうこともある。でも、そんなこと考えたら罰が当たってしまうよな。耳がいいから、怖い音や声だけでなく、心地よい音や優しい声だって聞こえるんだもん。