お久しぶりです。前回、父の状態が落ち着いているのでちょっと足をのばして『あじさいの里』に行ったという記事を載せましたが、その父が先週亡くなりました。93歳でした。2015年に悪性リンパ腫と診断されましたが、抗がん治療を受けつつ元気に過ごしていました。ただ、昨年末に転倒して脳内出血し手術。手術自体は成功して脳内の出血も落ち着きましたが、ずっと手押し車で歩いていたのに、手術後足もとがふらつくようになり、施設の部屋の中で何度も転倒。3月からは車椅子生活になりました。頭はハッキリしていて気力もありましたが、体力はどんどん落ちていき、春に予定していた新たな抗がん治療は中止となりました。父はもともと、抗がん治療が受けられない状態になったら緩和ケアホスピスに行きたいと、お世話になっている先生に伝えていました。GWに入る頃には食欲が少しずつなくなってきて、食べ物や飲み物も飲み込みがうまくいかないようになり、嚥下食やとろみをつけた飲み物に変わりました。5/5の夜、施設から発熱したと連絡が来ました。先生からは、発熱したら救急車で運んでくださいと言われていたので救急車で病院に行きました。すぐに先生が手配してくださり、その後ホスピスに移りました。
(娘&クロ)
(パパ&マロ)
(私&チャロ)
施設ではコロナの関係で面会できない日が続いていましたが、4月~5月は週1で15分の面会が可能でした。でも、ホスピスでは家族に限りですが毎日1時間の面会ができました。私は毎日面会に行き、息子や娘も孫(父にとってはひ孫)を連れて、何度もお見舞いに行ってくれました。部屋までカートに入れていけば、ワンズも連れて行くことができました。孫やワンズと行くとき、父はいつも本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれて、ホスピスにして良かったと思いました。ただ、私一人で行くときは、やはり弱音をはいたり体が不自由になっていくことへの不満を言っていましたが。
(Tパパ&お守りを渡すTちゃん 帰り際、バイバイ父と父と息子とYちゃん)
(手を握ってくれるお嫁ちゃん&Yちゃん)
つづく