5月。GW、県内の近場でいろいろなところに行きました。
昨年末に転んで脳内出血をおこし手術した父。手術は成功しましたが、もともと足が悪く手押し車を使っていたけれど、その足に力が入らなくなり、転ぶことが増えたので車イス生活になりました。頭はハッキリしていましたが体力はどんどん落ちていて、GW最終日の夜に熱を出し救急車で病院に行きそのまま入院。数年前から悪性リンパ腫も患っていて、元気そうには見えていましたが実際にはかなり進行していて緩和ケアの病棟に入りました。それは以前から、担当の先生と父と私で決めていたことでした。緩和ケアに入る=以前の施設には戻れない、ということで施設の父の家具の片付けをしました。たくさんの家具はいったん我が家へ。
5~6月。施設では面会もなかなかできませんでしたが、緩和ケアでは毎日面会ができ、ワンズも連れて行くことができました。(クロ)
チャロ。
マロ。
父は、頻繁に会いに行ってくれた孫やひ孫の顔を見ると本当に嬉しそうで、緩和ケアに入っていた短い期間は幸せな時間だったんじゃないかと思います。
6/14の夜、父が亡くなりました。93歳でした。緩和ケアに入り1ヶ月ちょっとでした。コロナは落ち着き始めている頃でしたが、私たち家族だけで父を見送ることにしました。お通夜の日も可愛いふたりが和ませてくれました。
葬儀後は何度も役所に行ったり、とにかく忙しい日々でした。車がなかったら、「やってられない!!」と言いたくなっていたと思います。緩和ケアに入ることで、父がまだいる間に施設の荷物を早々と片付けてしまい、そのときには後ろめたさもありましたが、荷物の多い父だったのでそれだけでも早くすませておいてよかったです。