「みなさ~ん。こんにちは」 「今日はチャロちゃんの家族記念日ってことで、あたしとクロちゃんもお空から飛んできたよ」 「今日は家族記念日なんだけど、本当はチャロちゃんは1日前にトライアルで我が家に来たの」 「当時の一番の問題児、マロちゃんがガウガウしたら諦めようと思っていたんだよね」 「あの頃、あたしとマロちゃんは仲が悪くて喧嘩ばかりしていたから、さらに姉妹の関係がこじれたら困るからね」 「でも、あのガウガウマロちゃんが、おとなしくチャロちゃんを見ていたの」
「あれにはビックリだったよね~」 「チャロちゃんはまだ赤ちゃんだったのに、ドタバタ走り回らなくて、じ~っと静かにしていたからかもね」
「マロちゃんはうちに来た日からガチャガチャした子だったからイライラしちゃったけど、チャロちゃんはほとんど動かないからあたしもすんなり受け入れられたよ」
「あたしもなんだか最初からチャロちゃんがいることに違和感がなくて、トライアルで来ているって感じが全くなかった」
「ほんとに可愛かったなぁ」
「ママももう完全にうちの子として迎えるって決めたから、あたしたちがいてもこんなふうにチャロちゃんを自由にさせていたんだよね」
「平和~」 「このあとママはチャロちゃんを連れて正式な手続きに行って、うちの子になったんだ」 「このあと、チャロちゃんが来てくれたおかげで、クロマロちゃんの仲も改善されたんだよね」 「本当にチャロちゃんが来てくれて良かったよ」
「チャロちゃん、あたしとクロちゃんがお空に行って、今はマロちゃんとマロちゃんに似たパワフルどんちゃんに、きっと毎日振り回されているよね」 「でも、あたしとコロちゃんが見守っているから、これからも元気で姉妹仲良く楽しい毎日を過ごしてね」