久しぶりのぶらぶら歩き。
今回はここです。
まず長崎バス茂木行きでここまで来て、歩きます。
川を渡って旧茂木街道をしばらく歩きますと、裳着(もぎ)神社があります。
桜も咲いていますね。
祭神は応神天皇、中哀天皇、神功皇后で茂木の鎮守神。
創建は室町時代。
その後キリシタンによる焼き打ちにあいますが、1626(寛永3)年に島原藩主・松倉豊後守重政によって再興されます。
江戸時代は八人の神をお祀りしたことから「八武者大権現」と称されていたそうですが、明治維新後に「裳着神社」となりました。
現在の社殿は1875(明治8)年に造営。
ちなみに「裳着」の由来は、神功皇后が三韓出兵の際(3~4世紀)に、この地域で衣装を着けられたことからで、その後地域は「茂木」と呼ばれるようになったと伝えられています。
こちらが社殿。
古い建物ですが、きちんと管理されている印象を受けました。
彫り物も立派ですね。
茂木の町が見渡せます。
神様が鎮座するに相応しい場所ですね。
旧茂木街道から町の中心部に入ります。
茂木の港。
潮見崎観音の入口。
石段を登ります。
月見台。
かつて灯りを立てて灯台の代わりとして使われていたといわれているそうです。
今も蛍光灯がひかれているようです。
潮見崎観音堂。
1706(宝永3)年に開山。
子育て・子授けの観音として信仰されているそうです。
私が行ったときも何人かの方が参られていて、挨拶してくださいました。
ここから桜越しに見る海がまた美しかったです。
空にもやが掛かっているのが残念(>_<)
砂浜にも下りてみました。
心が洗われるような春の海でした。
また茂木に来たいと思います。
参考:『広助の丸山歴史散歩』