長崎ぺんぎん日和

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平成30年度長崎県高校新人大会サッカー男子 準々決勝 鎮西学院-瓊浦、諫早商-海星

2019-01-31 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

2回戦に引き続き、準々決勝にやって来ました。大村市古賀島スポーツ広場です。こちらの会場では、鎮西学院-瓊浦、諫早商業-海星の2試合が開催されます。



第1試合は鎮西学院(緑)と瓊浦(白紫)です。



立ち上がりから鎮西がボールを保持し、瓊浦がカウンターを狙う展開。ボール保持には定評のある鎮西はボールを持つと中盤の4人(4松永昇磨選手、5天田哲栄選手、8福田壮汰選手、10橋本塁也選手)が中央に寄って2トップと共にパスを受けて回しながら開いたサイドで高い位置を取るサイドバックを使う攻撃。



まずは瓊浦のハンドリングで得たPKを10橋本選手が決めて先制すると、



さらにFW9山口俊輔選手が2得点で前半終了。

瓊浦もスピードのある選手が前線におり、カウンターを狙いますが、鎮西はボールを奪われると、近くにいる選手がすぐさま奪い返しに寄せ、戻りも速く球際も激しいため、シュートまで行くのが困難な状況が作り出されていました。

この点は以前の鎮西と印象が異なる部分です。



後半も鎮西は3点を追加。瓊浦がサイドを突破する時間も作られてはいましたが、決定機は作らせず、完封勝利。



準決勝に駒を進めました。





第2試合、諫早商業(ワインレッド)-海星(グレー)です。県リーグ1部同士の対戦。



前半は諫商がボールを保持し、海星がカウンターの展開。諫商は後ろから繋いで縦パスを入れたり時には長いボールも使いながら両ウイングの突破力を生かしてサイド攻撃を仕掛けます。



セカンドボールは特にボランチ6葛西翔太選手の回収が効いて、そこから前へという展開が目立ちました。気になる選手です。



海星にもカウンターからチャンスは訪れますが、両チーム得点なしで前半終了。

ハーフタイムあたりから雪まじりの冷たい突風が吹くようになり、なかなかツラいコンディションになっていきます。



それが影響したかどうかはわかりませんが、後半は海星の流れだったように思います。FW18田中透馬選手にボールが収まるようになり、そこからサイド、そしてセットプレーとチャンスを作ります。
セカンドボールは、今度は海星のボランチ6福田真央選手が回収してキープする機会が多くなったような気がしました。ボールを取ってから相手が寄せてきてもくるりとターンでかわしキープしてしまいます。
両チーム6番が気になる試合です。



終盤に差し掛かろうかという頃、ゲームが動きます。コーナーキックの流れから左からのクロスを右サイドハーフ19出口瑛輝選手が頭で合わせて海星が先制。

逆に追いつきたい諫商に積極性が増し、縦パスが入るようになります。



右サイドへの展開からクロスを頭で合わせて同点。



さらに、右サイドバック3片渕聖貴選手のクロスがそのままゴールに吸い込まれて逆転。



最後に劇的な展開で諫商が勝利し、鎮西との準決勝に進みました。

寒かったけど、試合は熱かった(笑)。


準決勝以降は見に行けませんでしたが、結果はこうなりました。

準決勝
長崎日大1-0国見
鎮西学院1-0諫早商業

決勝
鎮西学院1-0長崎日大

無失点で、鎮西学院が新人戦初優勝。男女アベック優勝とのことです。
おめでとうございます!👏

創成館がプリンスリーグに上がった中で、新人戦は鎮西という、何か今後の長崎県のサッカーが面白くなりそうな予感ですね。

鎮西は突出した選手がいるというよりはチーム戦術とハードワークを選手たちが遂行して実を結んだという印象です。


V・ファーレンユースも負けていられません。
またリーグ戦が楽しみですね!

お疲れ様でした。