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残留を目指す大津2ndが長崎U-18に勝ち、望みを最終節へ▪︎高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ2024九州1部 第17節

2024-11-29 21:00:00 | V・ファーレンU-18
[11月23日(土/祝)14:00 高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ2024九州1部 第17節 @諫早市サッカー場天然芝]
V·ファーレン長崎U-18 1(1-1/0-2)3 大津2nd
得点者
1分 宮﨑 陽(V·ファーレン)
29分 坂口 幸太郎(大津)
49分(後4分)奥田 優志(大津)
89分(後44分)山本 翼(大津)

高校サッカー選手権で中断していたプリンスリーグが再開。V·ファーレンにとっては1ヶ月半ぶりくらいの公式戦となりましたが、V·ファーレンはすでにプレミアリーグプレーオフの可能性も、プリンス2部降格の可能性もなくなり、来季もプリンス1部が決まっている試合。一方、大津は残留が決まっておらず、モチベーションで上回るか、という試合。

結果は大津が勝利。残留に向けて、最終節に望みを繋ぎました。


スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンはMF宇佐川眞央と大久保龍人が依然復帰出来ず、内山航紀もベンチスタート。右サイドバックには初スタメンの1年生·田中友章が入りました。
大津の2今井獅温はV·ファーレンU-15出身です。


立ち上がり1分、いきなりV·ファーレン先制。セカンドボールの争いの中で右ポケットを取ったFW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)が左隅に決めて1-0。

これで優位に試合を進められれば良かったのですが、大津が少しずつペースを握ります。

中盤での攻防がしばらく続きますが、サイドから攻め込んでセットプレーの回数を増やす大津。

20分、V·ファーレン。
ショートカウンターから右サイドMF11金ケ瀬仁人(3年/太陽SC)がシュートは枠の左。


大津が後ろから繋ぎ、中央に起点を作りながら幅を取るウイングバックを使って揺さぶります。それがいい形でシュートには繋がらないものの、V·ファーレンのカウンターを激しい守備で許さず、再びマイボールというのを繰り返すことで押し込む展開に。

28分、大津。
右からのクロスのこぼれをMF6福島悠士(2年/DESAFIORA FC)がミドルシュートはDFに当たり右に外れます。


そして、29分同点。左ウイングバック7野中勇夢(3年/エリア伊都)のクロスを右ウイングバック5坂口幸太郎(3年/ソレッソ熊本)のヘディングが決まって1-1。

V·ファーレンからすると、陣地回復もままならず、受けに回ってしまったことが一つの要因だった気がします。


直後にV·ファーレンも右からの崩しからFW10宮﨑がシュート。これは枠の上。


40分、大津。
左サイドの前進からFW11岩中翔大(3年/ロアッソ熊本ジュニアユース)がミドルシュートはDFブロック。

41分、大津。
コーナーキックからFW11岩中ヘディングはV·ファーレンGK1黒瀬理仁(3年/セレッソ大阪U-15)がナイスセーブ。

大津が攻め手を緩めないまま前半終了。

V·ファーレンからすると、まだ同点なので修正して臨めれば良かったと思います。実際後半立ち上がりは前への意識を高く持って入ったように見えたのですが、2点目は大津に。


MF10福島京次(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)のコーナーキックをDF3奥田優志(3年/グランフォルティス沖縄)が決めて1-2。

さあこれから、というときにセットプレーでの失点は重くのし掛かります。


ここから後ろでボールを持ちますが、大津のプレスの前に前進がままならず。
2トップもなんとかキープしようと頑張ってはいましたが、完全に背負う状態ではなかなか厳しく。前進が出来たとしても、ラストパスが合わず、シュートまではいけず。

20分前後から徐々にV·ファーレンも中盤で奪う場面が見られるようになりますが、一発で裏を狙おうとしすぎて引っ掛かる場面が多く、ショートカウンターも難しい状態。
U-15も上手くいかないときはそんな感じになりがちだった気がします。


さらに時間の経過と共にV·ファーレンが大津にカウンターを打たせず、押し込めるようになりますが、サイドで囲まれてシュートまではいけないことが多く。

35分、V·ファーレン。
DF15上戸涼生(2年/V·ファーレン長崎U-15)のクロスを途中出場FW30宮口裕多(1年/セントラルFC宮崎)のヘディングは枠の上。


終盤に来てペースがまた大津に。コーナーキックが増えてきます。
そして、コーナーキックのクリアが大津に回収され、FW8和泉陽光(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)のパスを途中出場FW18山本翼(1年/ソレッソ熊本)が決めて1-3。



そのまま試合終了となりました。
ホーム最終戦は今年の課題がそのまま表れるような試合になってしまったように思います。1年生が5名もプレーしたのは好材料と捉えたいですね。
また、この試合では鎮西学院サッカー部と応援団体Mazippoさんとの合同応援が選手たちを後押ししました。こういう機会は今までなかったので、とても良かったと思います。
最終戦の相手はプレミアプレーオフがかかる2位の日章学園。悔いのない戦いをしてきてほしいです。

一方、大津2ndは強かったです。今年は1stチームがプレミアリーグWESTで優勝する強さを見せたこともあり、2ndも底上げされているのでしょうか。また、選手権も控えており、メンバー争いもあるので、モチベーションは高かったでしょう。残留争いも注目です。

V·ファーレン長崎U-18の最終節
vs日章学園
11月30日(土)11:00 日章学園人工芝

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