由流里舎農園

歯科医師(歯学博士)・野菜ソムリエの島谷浩幸がお届けする気ままな農天気ブログ

緑のカーテン・・・。

2012-05-15 08:44:00 | 日記
「緑のカーテン」

最近、学校などで行われている節電対策と言いますか。
地面やプランターに植えた植物を、
上の方の階まで張ったネットに育てていくのですね。
日光を遮り、日陰を作って室内温度を下げ、
節電効果を期待しようというもの。

昨日の夕方、読売テレビ(大阪)のニュースでちょっとした特集をしていたのですが、
ゴーヤ、アサガオなんかが使用されるそうです。
最近では、成長がより早い「エコゴーヤ」もあるそうです。



ニガウリ。
ご存知のように、沖縄ではゴーヤと呼びます。
代表的料理と言えば、沖縄の郷土料理「ゴーヤ・チャンプルー」。
ビタミンCが多く、胃腸が弱る夏場の健胃剤としても有効。
発汗作用もあって、夏にぴったりの野菜だとか。

昨日のニュースでは、隣の日なたと比べ、
10度以上も気温が下がって涼しくなっていました。

節電、栄養補給、そして緑は癒しの色。目の保養。



野菜ソムリエの私としましては、
野菜の料理や栄養・健康面だけでなく、
野菜のこんなエコへの応用を伝えていくことも大切なのかな、
と思いますね。



現在発売中の木楽舎「ソトコト」6月号。
88ページに載っている私の紹介記事ですが、
朝の歯磨きのこと、書いていますよね。

朝は「モー二ング・ブレス」といって、
一日の中で最も口臭が強くなります。
だから、朝は歯磨剤の使用は特に大切。
すっきりと目も覚めますしね。
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鮎・・・。

2012-05-14 07:43:34 | 日記
昨日、朝日新聞の朝刊に興味深い記事が…。

それは、大阪・淀川で天然アユの遡上(そじょう)が盛んだという記事。
まさに大都市・大阪市の中心部を流れる淀川に天然アユ。
大阪人の私にとっては、
嬉しいですね~。



私は自然が好き。
鳥のトキも久々に話題になっていますが、
こちらも気になりますよね。
さらにその記事によると…。

淀川のアユは高度経済成長期の水質悪化でほとんど姿を消したが、
淀川河川事務所が1992年から始めた調査では、
毎年遡上が確認され、
2006年には最多の推計14万9千匹を記録したそうです。
今でも、年平均6万5千匹ほどが遡上しているとのこと。


どうやって数えたのかは知りませんが、
すごいですね。
川魚が戻るということは、
上流の山や森の自然が回復することが一つの要因でしょうし、
何より近年の自然保護・エコの普及なんかの影響もあるでしょうね。
嬉しい限りです。


昨日の「DASH海岸」の海苔。
面白かったですね。
年々分厚くなって、
やっとおにぎりのご飯が見えなくなりました。
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妊婦さんの歯磨き・・・。

2012-05-11 12:01:11 | 日記
現在発売中の木楽舎「ソトコト」6月号。
88ページに掲載の私の紹介記事「スロー・ブラッシング」について、
補足を…。

著書「歯磨き健康法」(アスキー新書、2008)の109ページ辺りにまとめていますが、
私が考案・提唱する歯磨き法「スロー・ブラッシング」法は、
次の10カ条があります。

①まず、自分の口腔内の歯・歯肉の状態を正確に把握し、磨くべき「ツボ」を確認する。
②毛先の細い歯ブラシと、できれば反対の手に手鏡を持ちながら。
③気持ちは「スロー」に。じっくりとあせらず。
④時間帯は、寝る前のリラックスタイムが最適。座って楽な姿勢で。
⑤「ながら磨き」でよい。
⑥歯磨剤は使わない。使うとすれば、ブラッシング後に仕上げで最小限に。
⑦磨く順番は、どこからでも。ただし、自分なりに決めている方が、磨き忘れがない。
⑧全体でなく、歯の1本1本の「ツボ」に毛先を当てて丁寧に磨き上げる。歯ブラシは小刻みに動かす。
⑨適材適所で、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使い分ける。
⑩最後は、うがい薬でしっかりとブクブクうがい。

それぞれの項目の詳細は著書に書いていますが、要は、
夜寝る前のスローな時間帯に、スローな気持ちでじっくりと丁寧に歯磨きする方法、
でしょうかね。
いかにお口の中の細菌(特に虫歯菌、歯周病菌)を排除するか、
が虫歯・歯周病の予防・進行抑制に貢献します。



さて、今日は妊婦さんのお口の話。
詳しくは著書にも書きましたが、
歯周病の悪化は早産・低体重児出産の一つの要因になります。
歯周病菌の感染により炎症反応が身体に起きるのですが、
その際、プロスタグランディンという子宮を収縮させる物質が産生され、
まだ時期が早いのに子宮収縮→出産ということもあり得るのです。

また、歯周病菌の中には血液中の女性ホルモンを栄養源とするものがあり、
妊娠中は歯周病が悪化しやすいともいわれます。
さらに、妊娠初期のつわり。
少量の食物を何度にも分けて食べるという食習慣の変化や、食べ物の好き嫌いの変化、
つわり嘔吐による口の中のpHの低下、不快感による歯磨き不足…

いろんな理由で、口腔内環境の悪化が認められます。


ま、とにかく。
歯磨きは大切ってことですね。
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食べ過ぎ防止のコツ・・・。

2012-05-10 11:58:56 | 日記
木楽舎「ソトコト」6月号。
現在、全国書店にて発売中!
その88ページに私が紹介されています。(最近、毎日書いてるなぁ…)

で、ページの真ん中には大きく歯ブラシの写真が。
あ、これ。
私のおすすめ歯ブラシです。
普通に市販されています。
私が提唱する歯磨き法「スロー・ブラッシング」に適した歯ブラシですね。
毛先が細くて、歯磨きのツボをしっかりとお掃除できます。
ご参考に…。



さて、昨日に続き、食べ過ぎを防ぐには…。
私の著書「歯磨き健康法」(アスキー新書、2008)の、
148ページ辺りの内容です。
昨日も書きましたように、
満腹中枢が働いて満腹感を感じるのには、
食事を始めてから10分~20分は必要です。
ですから、食べ始めの食べ方が大切なのですね。
そこで、食べ過ぎ防止のコツをいくつか…。


食事を始めてから10分間程度は、
カロリーの低い野菜や根菜などの食材をよく噛み、
しっかりと咀嚼して満腹中枢をしっかりと刺激します。


また、温かい汁物を先に頂くとお腹が膨れますから、
早食い防止にもなります。


さらに、食べ応え、満腹感はそのままでカロリーの低い食材
(こんにゃく、キノコ類、豆腐など)を積極的に摂ることも大切。


このような食べ方も大切ですが、何よりも一人で食べると早食いになりがち。
家族や仲間と楽しく会話をしながら食べるのが、
一番の早食い防止策かもしれないですね。



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早食いは肥満の・・・。

2012-05-09 11:53:29 | 日記
今日も、GWに食べた「うまいもん」の話を。
GW最終日に行きました三重県伊賀市にあります、
「伊賀の里 モクモク手づくりファーム」

温泉や宿泊施設もある総合農業レジャー施設と言いますか…。
家族連れで賑わっていましたね。
GWは恒例の「とんとん祭り」(だったかな…)という、
豚づくしのお祭りもやっていました。


で、うまいもんの話。
このファームで作っている特別栽培米「ごーひちご」を使ったみたらし団子。

普段、私はみたらし団子は食べないですが、
この「ごーひちご」みたらし団子は、
小さな屋台みたいな所で焼き立てで販売していたんですね。
何かその雰囲気につられて、買っちゃいました。
もちろん、焼き立て。
思ったより、もっちり感は少なかったですが、
お米の風味がすごく感じられて美味しかったですね。



さて、タイトルの早食いの話。
著書「歯磨き健康法」(アスキー新書、2008)にも書いた内容です。

よく噛むことで満腹感を感じやすくなる、とよく言われることですが、
そもそも満腹感は、
脳の視床下部というところにある「満腹中枢」が刺激されて生じるもの。
ということは、上手に満腹感を得られるような食事の摂り方をすると、
エネルギーの摂り過ぎを防いで肥満予防につながります。
では、満腹中枢を刺激する要因には…

①血糖値の上昇
②脳内のヒスタミン、セロトニンの増加
③食物の味覚、嗅覚などの刺激

などがあると言われています。
満腹中枢が働くのには10分は必要ですから、
早食いしちゃうと満腹感を感じずに食べ過ぎてしまう恐れも。
一般的に太っている人には早食いの人が多いという傾向も報告されています。
なるほど、って感じですね。



木楽舎「ソトコト」6月号。
その88ページに、
私が提唱する歯磨き法「スロー・ブラッシング」法が掲載されています。
現在、発売中です!



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