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東京シルクの展示

2009-10-26 | 日々の出来事
小学生の時にお蚕を飼育して観察したことがあった
今回この展示を見学して、蚕を煮たときの強烈な匂いと共に
桑の葉をバリバリと音を立てて食べる記憶が一挙によみがえった

お蚕さんを煮て蚕を取り出したところ。
このように1つの繭玉に2匹入っていると糸を紡ぐ時に
こんがらがって紡ぎにくいそうだ





                 繭をひっくり返して蚕2匹を取り出す作業。繭を触っていると
                 こんな美しい手になるのかしら?
                



取り出された蚕 これは動物の餌になるとか





              蚕を取り出して、ハンカチ状に伸ばした物をさらに伸ばして
              1枚1枚丁寧に重ねて行く
              



これが布団になるそうだ。暖かいし身体にもよさそうね





               
               1匹の繭はこうして糸巻きに巻きつけて生糸が完成する
               




紡ぎ上がった糸を染色して、デザインを考えて織る作業に入るのだそうだ
気の遠くなるような作業だわ。 ご自分の作品の前で知人の木下さん
根気が必要な上にセンスも技術も求められる あ~大変だ!尊敬しちゃうわ






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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お蚕様 (としちゃん)
2009-10-26 20:34:32
私もこの前、上海に行ったときにシルク工場でお蚕様から絹を取りだすところを見ました。
一枚一枚広げていくところはほんとすごいですよね。ものすごい手間ですよね。
日本でも同じようにしてやっているのが驚きです。
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おかいこさん (anikobe)
2009-10-27 13:46:49
小さいころ近くの蚕を糸にする工場がありました。
工場の中は見たことがないのですが、蚕を飼って繭を作っている家が沢山ありました。

川原の河川敷には桑畑があり、桑の実を食べて、口の周りを赤くした思い出が、真蘭さんのこの記事で鮮やかに甦ってきました。

繭の白い輝きが、画像に溢れていますね。
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 (マサ)
2009-10-27 14:24:19
繭最中は食べたことがありますが、実際の繭は見たことがない気がするわ。
こんなふうに中に蚕が入っているのね(当然だ!)
そして、蚕は動物の餌になっちゃうのね。ご苦労様、ありがとう。
ホントに繊細で根気のいる作業ですね。絹の織物が高価なのは、納得です。
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真綿 (さと)
2009-10-27 22:43:42
こうして広げて素晴らしい布団を作っているところが滋賀県にあるのを以前テレビで見ました~温かいんでしょうね。
繭でエステというのも京都にありますよ(笑)
繭玉も販売されてますものね~お肌を磨くとつるつるになります。

下の作品もご本人も素敵ですねぇ!
色がとっても好きな色です~
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としちゃん (真蘭)
2009-10-28 09:29:58
上海でもご覧になったのね。
生糸を紡ぐ所からほんとうに大変な作業ですね。
だkらなこそ自然素材だけが持つ素晴らしい糸が出来るのでしょうね。
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桑のみ (真蘭)
2009-10-28 09:35:51
anikobeさんも桑の実で口の周りを
赤く染めたんですね。食べると母に舌を点検されて「疫痢になるからだめ」と止められたものです。
桑の実、大好きなんですが、今では探すのが
難しいですね。
私は直ぐに食べるほうに話を持っていってしまいます。笑
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マサさん (真蘭)
2009-10-28 09:40:52
繭最中って食べたことがないわ。
どんな味かしら?

生糸を作るって本当に手間隙かかるんですね。
だから意識的にこの生糸を守ろうとしている
方々が「東京シルク」という組織を作って
研究しているようです。

一枚欲しいと思いますけど、お高いのよ。
手間隙考えると当たり前ですね。
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サトさん (真蘭)
2009-10-28 09:45:39
繭のエステ聞いた事があります。
繭でお肌を磨いたり、赤ちゃんのお布団にすると風をひかないとか、パワーがあるのでしょうか。

ご本人も素敵な方ですが、作品がユニークで
友人はみなファンなんですよ。
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