新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

全国大会参加者の感想

2015-12-07 09:57:53 | 参加報告
新日本婦人の会第27回全国大会に代議員で参加した会員さんからの感想です。
原文ままでご紹介します。


【新居浜支部 Hさん】
11月14日、15日と東京文京区シビックホールにて開催された。参加者は830名、南は沖縄、北は北海道と会場はほぼ満席。議事運営の進行は見事な運びであった。
大会成立宣言と日程に沿って無駄なく進行。全国大会発言では若い会員の元気な発言が目立った。なかでも印象に残ったのは、静岡県伊豆支部で“戦争いや”と伊豆で初めてパレード、「行動したかった」と語ったKさん。愛媛県本部のMさんによる“伊方原発再稼働は許さない”との力強い宣言、私たち愛媛からの参加者5名も壇上に上がりエールを送った。百聞は一見に等し、4年に一度の参加権利、会員を増やせば2年に一度何人でも参加できるとのこと。愛知は60名という大所帯での参加。“会員を増やす”大きな課題です。



【松山支部 からたち班 Yさん】
全国津々浦々から素敵な女性が集まり、熱気にあふれた大会でした。さすが新婦人。各テーマごとの発表でしたが、内容は多岐にわたり、新婦人はあらゆる問題に取り組んでいることがわかりました。
発表者は、精鋭があつまっているせいかわかりやすく気持ちが伝わる発表でした。(愛媛からの)KさんもMさんも落ち着いていてわかりやすい発表でした。
私は、今、「教科書採択を考える会」に所属し活動を始めましたが、今回育鵬社の教科書を不採択にした東京都大田区と名古屋市の活動の報告を聞き、励みになりました。
最後に事務局長がまとめをされましたが、理路整然としていてさすが新婦人の事務局長と思いました。
大会の最後に、若い会員が舞台に集まり、みんなでコールしエネルギーをいただきました。世代交代が確実に進んでいて、嬉しくなりました。
隣接している展望台に上がり、都内を一望しました。青空も見え、モダンなビルを見ることができ、満喫しました。一緒に参加した人ともいっぱいおしゃべりし、充実した2日間になりました。


【松山支部 宮前班 Kさん】
新婦人の活動のすべてが凝縮された全国大会は、多くのことを学ぶことができます。特に今回の大会は、戦争法をはじめとした多くの運動の中心に新婦人があり、その一翼を若い世代と呼ばれる子育て世代の会員が支えていることを実感しました。小さなつぶやきにも心を寄せ、実現のために力を合わせる新婦人が全国で広がっています。そんな新婦人の一員であることの責任と喜びを感じました。


【東温支部 Mさん】
11月14・15日、県内5人の代議員と、中央委員のMさんとともに大会に出席しました。私は2回目の大会です。
1日目は午後から、2日目は10時から、大会議案の提案から、それを受けての各県からのテーマ別の発言が次々ありました。壇上に上がる代表の人たちはみんな元気いっぱいで、大きな横断幕やタペストリーを持って、また、お揃いのTシャツや、はたまた、みきゃんもびっくりの着ぐるみで登場し、それぞれに発言・報告がありました。
今回の大会は戦争法反対の大きなうねりの中で開かれたこともあり、「保守」と言われる福井県や静岡・伊豆支部の報告が印象に残りました。国会前までは行けなくても「行動したい・意思表示しよう」と伊豆市での初めての「戦争イヤ」のパレードで50人が参加、「参加する人も初めてなら警備(見守る?)お巡りさんも初めて」との発言に会場に笑いと拍手が起こりました。
愛媛からは県のMさんと松山支部のKさんの発言がありました。

「仲間づくりで目標を達成しました!」の発言の班・支部の特徴は、会議を開き仕事の内容を明らかにしながら、分担、そして行動につなげていく、そのことを丁寧に繰り返していること、中央からの提起を肩ひじ張らずにとりくんでいると感じました。支部の運営に悩む私は「フムフム」と思うことばかりでした。
各地でとりくまれたレッドアクション・核兵器なくして・原発再稼働反対・子どもの医療費無料化など、私たち新婦人の地道な活動があり、それを楽しく、多彩にとりくんでいる仲間にも、送り出してくれた支部や県の仲間にも、私にも大きな拍手をしました。
最後は、若い会員約200人の登壇、リレートークがあり、次世代へバトンをつなぐ、若い世代との並走が始まっていると感じた大会でした。
「2020年には新婦人をもっと大きく!!」と文京シビックホールいっぱいの笑顔で確認をして閉会、東温支部の良さをいかしてコツコツとー思いながら帰路につきました。


【宇和島支部 つくし班 Tさん】
全国から集まった赤いTシャツのパワーに圧倒されました。
最後に運営委員より出席者の統計発表がありました。60歳代53%、70歳代10%、40・50歳代合わせて32%で、団塊の世代の私たち60代が全体の半数以上、労働者の中核、子育て中、近い将来の日本をリードする40代、50代が半数以下だったことが残念に思いました。
私の住む南予は、少子高齢化で過疎化が進行しています。近所の人々も日々の生活で精一杯のように思われます。伊方原発が近くにあり、TPPが農業、漁業に与える影響は私たちの生活に直結しています。
人口の半数以上は女性です。私たち女性は現実を、未来をしっかりとみなければならないとつくづく思います。都会の若い人のパワーがうらやましく思いましたが、私たち60代も数の力でがんばらねばと思います。
二日間で得られた感動を何とか次のステップに生かしたいと思います。