6月11日、松山支部が保育について松山市と懇談しました
参加した会員は6名(うち2名が保育園に子どもを預けている)で、
いま社会問題化している「待機児童」や保育制度など保育課の職員の方と率直な意見交換ができました
お忙しい中、時間を割いてくださった村上さん、尾崎さん、西林さん、ありがとうございました
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待機児童解消策・・・松山市では「まつやまし ゆめプラン」という5年計画で待機児童を解消しようとしているそうです。
ただ、育児休暇明けの方の希望が多いので、1歳児の受け入れが追いつかないのだとか。
現在、保育園の増築と新園が決定しそうで、認定子ども園は今年度から3園増加しているそうです。
園の増築についても、私立については「安心子ども基金」という補助金が使えるのに、公立の保育園にはそういったものがまったくないとか。
病児保育・・・市内の小児科が少ない問題がまずあって、財政的援助がまだできない状態なので、
市としても医師会などにお願いするしかない状況なのだそうです。
働いている子育て中の会員さんから、
「病児保育の定員が(松山市では)4名しかないから、
子どもが熱を出したときには休むしかない。休みづらい職場なのでつらい」
と聞いていて、なんとか増える方向に運動していきたいです。
最後に、懇談をとおして思ったことがひとつ。
保育料の基準にしても、保育園の定員についても、公立保育園に対する予算についても、
「国の基準が元になっているので、自治体としてやろうとすることにも限界がある」とのこと。
近々ある参議院選挙では、こうしたわたしたちの思いを“きちんと”政策に反映してくれる人に投票しないと!と思います