新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

小学生の読書

2016-09-20 17:33:55 | 子育て世代
こんにちは、ほりかわです。

今日は台風のため、学校が臨時休業でした。

子どもたちは連休が延びてうれしそうでしたが、仕事がお休みにならない親は大変ですよね(>_<)

こういうときに頼りになる人がいるか、いないか、職場の協力がどこまで得られるかで、
子育ての負担がずいぶん変わるものだと思います。


さて、ちょっとしたことで、我が家の小学生の読書がマンガ中心から児童書(小説)にかわったので、今回はそのことを書こうと思います。


きっかけになったのはこの小説。
「ワンダー」。


松山の本屋さんにもたくさん並んでいた話題作ですし、
今年の全国の読書コンクールの課題図書(小学5.6年生対象)にもなっていましたね。

そして、ちょっと前の愛媛新聞のコラム、「地軸」の題材にもなっていました。



あらすじは読んでいただくとして(笑)、
私は、主人公の両親の、寝る前の子どもとの時間の過ごし方にすごく衝撃を受けたのでした。


子どもそれぞれに部屋があるのですが、寝る前にきちんとそれぞれの子どもに、本を選んでもらって一緒に読み、必要があれば学校のことなど話もする…。

何気ないようにみえて、ふと自分がしていた寝かしつけを思い返すと、
早く寝てほしいという気持ちが強すぎて(笑)、「寝なさい」しか言ってなかったなぁ…。

子どもたちひっくるめて、一番下の子に合わせた幼稚園児向けの短い絵本1冊した読んでなかったなぁ…。

……。


そう思うと、この小説の主人公は10歳で、お姉ちゃんはたしか中学生。
それなのに、寝る前にそれぞれ時間とって、
”ちょっと難しいと思う位の本”を親が読んであげるのって「すっごい丁寧❗️」な関わり方だと思ったのです。


夏休み中の対応で反省することも多かったので、
これを機にすっかり読まなくなってしまった児童書を
「一緒に読もう❗️」と寝る前に読み始めると、
続きが気になって寝る前以外にも取り出して読み始めるようになりました。

それからは、図書館で「これおもしろそう」とか「映画で観たことあるよ、これ」とか言いながら自分で手に取る作品が増えています。

音読が全くの苦手で、マンガもほとんど読まなかった子も、気が向けば自分から読むことがわかり、
きっかけが大事なんだなぁということを改めて思ったのでしたm(__)m



ちなみに、どんな作品を読んだかというと…。

音読苦手な子がぐんぐん読んだのは、
斎藤洋 作 杉浦範茂 絵のルドルフシリーズ
「ルドルフとイッパイアッテナ」
「ルドルフとともだちひとりだち」
「ルドルフといくねこ くるねこ」
「ルドルフとスノーホワイト」


杉山亮 作 中川大輔 絵の名探偵シリーズ
(17冊くらい出ています。短いお話が1冊に3つほど入っています。)


宮川ひろ 作 小泉るみ子 絵のかんぱいシリーズ
(壁にぶち当たったときに読みたくなるテーマの本。県立図書館に6冊ほどありました。)


吉本直志郎 作 原ゆたか 絵のとんでる悟空シリーズ
(今は増刷されていないようです。5.6冊のシリーズ。下ネタ満載なので男の子にウケるようです。)



他にはかわいいお話が好きなので、こういう本も読んでます。
3年生くらいまでの女の子にもおすすめです。
(上の3冊は、福音館のランドセルシリーズ(1.2年生向け)で紹介されていました)



(私が小学生のときに読んでいた本ですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ)




もともと本好きな子が夏休みに読んでいた本はこちら。
今は西遊記を一緒に読んでいます。







蛇足ですが、本好きさんが小学生になってから読んでいた本はこんな感じでした。

ほぼ、何かきっかけがあってシリーズを読みはじめることが多かったように思います。
(4歳の時、出先で見つけて「読みたいから買って」とはじめて言われた本。)


(1年生のときにハマって読んでいたフラニーシリーズ。同じ時期に読んでいたマジックツリーハウスのシリーズは友だちが「おもしろい」と薦めてくれたから読みはじめていました。)


(「名前が長いのでマスを埋められる!」と知人から小学生の読書感想文図書として薦めてもらった作品(笑)ですが、気に入って3まで(「ふたたび…」「みたび…」)一気に読んでいました。)


(人形劇で出会って、原作を読みはじめました。たしかシリーズが6冊まであり、一気に読んでいました。風景描写がとても美しいのがイギリスらしいです。)


(映画「チャーリーとチョコレート工場」が大好きで読み始めたロアルド・ダールコレクション。)


(中でも彼が好きだったのがこの作品。このシリーズは訳者さんがかなりのダールさんファンらしく原作の雰囲気をそのまま伝えてくれているようです。)


国語で「いなばの白ウサギ」をならったときにはこんな本も読んでます。



(去年の読書感想文の課題図書からハマって、レシピ再現のお菓子づくりにまで発展している作品。女の子じゃなくても楽しめるようです。)


(同じく去年、読書感想文がきっかけで読んだ作品。主人公の気持ちが分かりにくかったようでした。)


(大人の本棚から取り出して読んでいた本です。わかったのかは分かりませんが、おもしろかったそうです(ーー;))


(生活科から社会科にかわる3年生のときに読んでいました。たぶんわかっていないから中学になったらまた改めて読んでほしい、人と社会のつながりの本。)


(テレビで本が紹介されていて、いつの間にか読んでいました。読んだ後「この学校にぼくも行きたい❗️」と叫んでいました。)


(「窓際のトットちゃん」に続いて読んでいた本。「トットちゃん」ほどのインパクトはなかったようです。)


(去年音読の課題のときに読んでくれた本。社会科や理科の勉強にもつながる、大人も学べる本です。)


覚えている範囲ですが、こんな読書歴だったと思います。

発明とか実験が好きだったので、しばらくは「実験シリーズ」「サバイバルシリーズ」のマンガにハマり、
「ブラックジャック」も読んでいましたが、
彼自身は「ブラックジャックってどこに住んでいるのかなぁ、お母さん知ってる?」と聞いてくる夢現な少年です。

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