今日、6月1日は「国際子どもデー」。
“子どもの健やかな成長を願って”国連で定められた日なのですが、いまの日本はどうでしょう?
いま社会問題にもなっている「保育園の待機児童」―
その解消を求めるための宣伝行動を全国一斉にしよう!と新婦人の中央本部で決まり、松山でも行動してきました
会員11名に子ども1名の参加で、交代にハンドマイクを握り、新婦人のチラシ入りのポケットティッシュを配りました
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松山でも、待機児童が役所の数字だけで約500人いるんです
若い子育て世代は、「やりくりをどうがんばっても夫の給料だけでは生活できない」と、
子どもが生まれても働きたいと思ったり、働かざるをえない世帯が多いんです
夫の仕事や収入が不安定という最近顕著になっている雇用問題もありますが、
女性は非正規雇用が多く、出産のために仕事を一度やめざるを得ない状況になることがほとんど。
元々仕事をしていないとなかなか保育園は決まらず、保育園が決まらないと仕事が決まらない・・・
そんな悪循環でつらい想いをしているお母さんが(調査の数にも入らない人も相当数いると考えられます)全国に何十万人、何百万人いるかと思うと胸が痛みます
また、ティッシュを配っていると、意外と多かったのが子育て世代の親世代の方の声。
「息子夫婦が本当に困っている。関東方面だが、ひとりの子に月6万円の保育料はおかしい」
「うちも孫が保育園に入れなかったの。行政はなかなか動いてくれないけど、こういう運動しているのは心強い。がんばってね」
と立ち止まって声を聞かせてくださる方が多かったです。
待機児童解消のために国や自治体の責任で安心して預けられる保育園をもっと増やして欲しい!心からそう思います。