新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

アーサー・ビナードさん講演会

2012-11-23 11:35:45 | 参加報告
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 今治支部のやすもちさんより、11月9日のアーサー・ビナードさんの講演会の報告がありました
写真は原爆パネルロビー展の様子です。
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 11月9日、グリーンピア玉川にてアーサー・ビナードさんの講演会が開催されました。
松山からも何人もの方が参加されていたと思います。
私たちはロビーで原爆パネル展を開きました。
初めてなのでしょうか、食い入るように見つめる方もたくさんおられました。
 
講演会は素晴らしいものでした。原子力、原子炉、使用済み燃料棒、除染…本当に意味が分かって使っているのか?言葉に騙されるな、言葉の本質をとらえよう、と日本人よりも日本を分かってらっしゃいます。「這っても黒豆」、「鼻唄三丁、矢筈切り」など、落語に出てくるような言葉も引用し、私たちにとても分かりやすく伝えてくださいました。はっきりわかったことは、原子力発電は核兵器そのものであるということでした。無くすしか道はありません。
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先日、福島・浪江町長 馬場有(ばば たもつ)さんの発言を記事で読みました。
「これだけ悲惨な被害を受け、『もう原発はいらない』。これが浪江町民すべての感情だと思います。(中略)本当に全国各地に避難して、町民2万1000人がばらばらに生活しています。許しがたい事故ですよ。こういうことを考えれば『原発即時ゼロ』というのは当たり前です。」
「政治的決断というよりは、一人の人間としてこういうことがあってはならないという、人道上の問題と思っています。加害者である東京電力、国策として推進してきた国に対して、町民は『謝っただけではすまない』『われわれの生活を戻してくれ』と悲痛な叫びですよ。私も同感です。」
「(関西電力)大飯原発(福井県おおい町)の再稼働とか(電源開発)大間原発(青森県大間町)では建設工事が再開しましたが、福島の原発事故の検証をせずに許可するというのは考えられません。事故をきちんと検証、究明し、そして原発はいらないということに持っていかないと、日本はとんでもない社会になってしまいますよ。(略)」
フクシマから遠く離れて生活している私たちにできることは何なのか?
これからも考え、行動しつづけていくことが大事だと思います。

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