新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

愛媛県知事選挙について

2014-11-17 21:02:23 | 参加報告
新日本婦人の会愛媛県本部も参加する「明るい愛媛をつくるみんなの会」が、11月16日投開票の愛媛県知事選挙の結果について談話を発表しました。
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「明るい愛媛をつくるみんなの会」は、11月16日投開票の愛媛県知事選挙で、県民とともに練りあげた「政策大綱」(3つの共同目標と10の提案)と一致し、その現実のために頑張ることを表明した無所属の小路きゆき候補を共同の立場で推薦(伊方等の原発をなくす県民連絡会、日本共産党も推薦)し、要求実現と県政刷新をめざして全力でたたかい、私たちの訴えが届いたところでは新しい共同を広げることができたことを確信しています。
 ご指示・ご協力をいただいた県民のみなさまをはじめ、小路きゆき候補を先頭に県民主人公の県政を実現のために最後までご奮闘いただいたみなさんに、心からお礼を申し上げます。

 選挙結果は、日本共産党以外のオール与党に支えられた現職の中村時広氏が43万9619票(得票率89.90%)、小路きゆき氏が4万9412票(得票率10.10%)を獲得しました。推薦決定が大幅に遅れ、立候補表明から投票日まで50日という短期決戦で、候補者のすばらしい人柄や政策などを県民のみなさんに届け切ることが出来ませんでした。同時に、選挙戦を通じて現職・中村時広氏に「学校耐震化の実施」「子どもの医療費対策」「地域振興策」を公約にかかげさせたことは、私たちの運動の成果でもあると思います。

 私たち「みんなの会」は、今回の愛媛県知事選挙で、「伊方原発の再稼働問題」「全国一遅れている地震・災害対策」「西条からの松山分水問題」「消費税再増税と県民のくらしを守る課題」「戦争する国づくり」など愛媛県民に関わる重大な争点を提起し訴えました。一方、現職・中村時広氏は、マスコミも指摘しているように、「伊方原発再稼働は白紙」「西条では分水問題は語らない」「集団的自衛権容認は国の問題」など争点を逸らし、論戦を避けたことが県民の関心を高めず、投票率が過去最低の42.93%になったことは大きな問題であり、県民の信任を得たとはいえません。

 「みんなの会」は、引き続き、「政策大綱」でかかげた①伊方原発の再稼働反対、県民と子どもたちのいのちと安全を守り、原発ゼロの愛媛と日本をつくる、②消費税増税・TPP参加反対、県民のくらし・雇用・福祉・地域を守る元気な愛媛をつくる、③戦争する国づくり反対、平和憲法と地方自治を守り活かし若者が未来に希望のもてる愛媛をつくる「3つの共同目標」と「10の提案」の実現をめざして奮闘していきます。また、同日行われた沖縄県知事選挙での勝利など、国民と連帯して安倍内閣暴走政治をストップさせるたたかいを全力ですすめる決意です。

2014年11月17日 明るい愛媛をつくるみんなの会

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