4月12日投開票を終えた愛媛県議会議員選挙(総定数47)、投票率が45.35%と過去最低を記録しました。
<合区選挙区>
〇松山市・上浮穴郡(松山市と久万高原町)40.37% (定数16・立候補18)
〇伊予郡 (松前町と砥部町) 51.30% (定数2・立候補3)
〇今治市・越智郡 (今治市と上島町) 44.57% (定数6・立候補8)
〇宇和島市・北宇和郡(宇和島市と松野町と鬼北町)57.88% (定数4・立候補5)
〇八幡浜市・西宇和郡(八幡浜市と伊方町) 53.79% (定数2・立候補3)
〇南宇和郡区(定数1・立候補3)
<単独市長選挙区>
●四国中央市 37.62% (定数3・立候補4)
●新居浜市 44.89% (定数4・立候補5)
●西条市 50.00% (定数4・立候補6)
●伊予市 54.00% (定数1・立候補2)
●愛南町 72.65%
<無投票>
大洲市・喜多郡(定数2)
東温市(定数1)
西予市(定数1)
県政の重大問題である「伊方原発の再稼働問題」について、あるいは安倍政権がすすめている政策・国政について
論戦がはずまなかったことが低投票率につながったのでは…と愛媛新聞に書いてありました。
うーん、たしかに。
愛媛新聞上での事前アンケート。
「伊方原発の再稼働」についても、「エネルギ―政策」に関しても、「現愛媛県知事の県政」についても、
はっきりした態度を取らない候補が多く、盛り上がらなかった。
(「知事提案に全部賛成してるのに△評価って、この人たちどういうつもりよ?!」と新聞読んで怒っていた知人がいました)
そして、私が松山市内で見かけた選挙カーの数も6台ほどでしたが、ほとんどの候補が名前の連呼。
そして、たまに「やる気」「情熱」といった類のことばが出てきたのみ。
具体的な政策を、候補者が本人が言ってるのを聞いたのは、共産党候補だけでした。(タイミングが悪かったのもあるのでしょうが…)
低投票率なのも、有権者の無関心だけの問題じゃないのでは…?と思えてきます。
あとは、女性議員が一人になってしまったというのが残念でなりません
女性の視点からの問題指摘ができないってことですから。
2015年4月14日付の愛媛新聞社説が、とても的確に、今回の県議選挙について分析・指摘していると思います。