われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

うただま ~年少組音楽会によせて~

2005-12-09 15:00:14 | Weblog
 皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
 長い二学期もいよいよ最終コーナーを曲がり、明日はいよいよ年少組の音楽会となりました。年少の子ども達も、やっと自分たちの出番がきたんだと意気込みも十分で、連日のように集中して楽しそうに練習しておりました。素晴らしい仕上がりとなっておりますので、どうぞ保護者の皆様、お楽しみにおいで下さい。

 さて、そんな彼らの歌を聞くたびにいつも思うのですが、どうして子どもたちの歌声というのは、あんなにも優しくて、あったかくて、澄みきっているのでしょう?その声は時にわたしの心の一番やわらかい部分にまで触れてくるのです。小さなあたたかい手で、わたしの乾ききってガサガサになった心をぎゅっと握りしめてくれる。不覚にも涙がこぼれそうになってしまうことさえある。たぶんそれは、わたしの中にもかつてはあった何かが呼び覚まされるからかもしれません。自分がとうの昔に失ってしまったものを、子どもたちの歌はふっと思い出させてくれるのかもしれません。それが何であるのか思いあたることができたら、もう一度わたしにも取り戻すことができるかも知れない。

 たとえば言葉には「ことだま」があるように、歌には「うただま」があるとわたしはつねづね思っていますが、しんじんの子どもたちの歌には間違いなく「うただま」が宿っています。もしもこの世に天使が本当にいるとするならば、それはきっと彼らのことに違いないとさえ、わたしは思います。それはこの世のどんな歌い手よりも美しい声で歌をうたい、荒れ果てた地上のかなしみを癒してくれているかのようです。

 この一年をしめくくるにふさわしい、素敵な年少組の音楽会が間もなくはじまります。



(画像は、本日行われた子どもたちの音楽会の様子)
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運動場に集まった年中組と年長組

2005-12-09 14:24:51 | Weblog
年少組の音楽会(リハーサル)を全園児と全教職員で聴きました。
子どもたちの手には、昨日いただいた招待状が。
年少さんの元気いっぱいの音楽会に、誰もが惜しみない拍手をおくっていました。
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