いやー、びっくりしました。1/21本日のNHK「ためしてガッテン」をご覧になりましたか?
本日のお題は「
天気が悪いと痛み出す 肩こり頭痛関節痛古傷大解消SP」。
以前ブログに書きました。
頭痛 肩凝り 陽気病み。天気が悪くなると体のあちこちに不調が出る。まさにこれです。
こういった体の不調は気圧の変化が原因だそうです。気圧が変化すると、内耳にある気圧センサーが興奮し始める。内耳の中のリンパ液は体が傾いていないのに流れを生じる。その結果、目からの情報とリンパ液からの情報に食い違いが起きるため脳が混乱する。このストレスが交感神経を興奮させ、体の不調の原因となる。天気痛の人に内耳にある気圧センサーに刺激を与えた場合、普通の人と比べて1/3程度の刺激でセンサーが反応し、不快感は3倍も持続する。
予防法は(おかしいな)と思った時点で酔い止めの薬を飲むこと。あとは、もともと私たちの体に備わっている「脳内麻薬」という、痛みをおさえる物質を使うこと。
『脳には、側坐核(そくざかく)と呼ばれる痛みをおさえる働きをする場所があります。痛みが起きると脳に伝わりますが、このとき側坐核が活性化して脳内麻薬が働き始めます。そうして痛みをおさえる信号が送られて痛みが鎮まるのです。
ところが、側坐核はストレスを感じると働きが悪くなるため、脳内麻薬の量が減ってしまいます。すると、ささいな刺激も大きな痛みとして感じるようになったり、痛みが長引いたりするのです。
そこで、ストレスを軽減し、側坐核の働きを活性化させることで、鎮痛効果が高まると考えられています。この痛みの軽減のメカニズムは、天気痛の治療にも応用されています』
不調のメカニズムを解説してもらって、私は大変にすっきりしました。気圧が関係していることは知っていましたが、内耳が関係していたとは。ジムに通うようになって天気痛がなくなったのはなぜでしょうか。体を鍛えたおかげもあるかもしれませんが、ヨガや太極拳をすることで、緊張と弛緩を自分である程度コントロールできるようになったことも大きく影響しているかもしれません。
私は今では全く天気を言い当てられません(笑)。