「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(これ以上処分の必要がないのは)「当然」とのたまう石川君の浅ましさ

2009-02-12 23:33:46 | 日記
年末のボーナスカットと3か月30%給与カットで既に責任は取ったという知事。
これに対し、記者が「これ以上、自ら処分を課す必要がないということか」と問うたのに対し、何と石川君は「当然です」と答えたそうだ。(毎日新聞朝刊)

判断の遅れから1億1千万円もの県民負担を強いながら、自身は(自ら決めた)総額450万円程度の減額ですまそうという浅ましさ。
財政が厳しい折、何の失態もないのに給与を自主減額する知事がいることは先日紹介(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/330.html)したところだが、給与どころか退職金も辞退する知事もいる(http://www.kyudan.com/data/chiji_kyuyo.htm)というのに。
これも、かつて逮捕者を続出させた裏金事件でさえ金で済ませた経験から、「どんな失態も金で片がつくんだ」と学習してしまったからだろう。
県のトップがこの認識では、その取り巻きはもちろん、教育者であっても責任感とかモラルを説くことはできないだろう。説得力がない。
これは県民にとってというより国家にとって金銭の損失以上に不幸なことだ。

信頼関係どころか金のつながりも薄い麻生はついに見限られた。
一方、石川君は・・・
背に腹はかえられないご時勢だけにしがみつく御仁も多いようだ。