現在唯一の海外路線ソウル便ダイヤの悲惨

「現在人気のソウルや上海も「休日のショッピングに、お食事に」と出かけられる近さになります。東アジアの国々は、富士山静岡空港から3時間以内。国内旅行の気軽さで日帰りできる時代が到来します。」
県が空港建設を進めるため県民に公言した文章である。
http://hp1.cyberstation.ne.jp/shizuoka/http___www.pref.shizuoka.jp_kuukou_contents_gaiyo_yotei.pdf
25日、静岡空港に1日1便就航する韓国のアシアナ航空のダイヤの見通しが示された。
ソウルを午前9時半に出て昼前に静岡空港に着き、1時間ほどした正午過ぎにソウルに向けて飛び立つという。

休日のショッピングに？
平日休暇を取らずに行こうとすれば土曜日の午後静岡を出て15時頃ソウルに着いて一泊し翌日朝にはソウルを出て静岡に戻るスケジュール。
無駄だらけだ。これなら、羽田や中部を使った方が現地での時間が十分取れる。
ビジネスとなるともっと悲惨だ。10時の会議や午後1時の会議に静岡空港を使おうとすれば1泊では済まない。
午後に出て翌日の会議に出たらその日はもう便がないからだ。
帰りは別の空港からと言いたいところだが、静岡空港の無料駐車場に止めたらそう簡単ではない。わざわざ、静岡空港まで取りに行かなければならない。
結局は韓国の航空会社であることからもわかるが、韓国国民のためのダイヤだ。
県民の税金で韓国の旅行者の観光補助をするようなものだ。しかも、その観光客も県内を富士山を見ながら素通りして東京に向かうかもしれない。
悲惨。

鈴与設立の航空会社にも石川知事「独自の収支採算で直ちに路線が実現するとは思えないので一定の支援が必要」などと税金投入の意向。

その上、路線や需要見込み誤りの責任をとるどころか就航を促すためという名目で自身が海外に行くとまで議会で答弁。

とどめは同じ日の議会での答弁。
「このままいけば住民サービスを止めることになる」「消費税を拡充して歳入を増やすべきだ」

トップがこれだ。高校教師による県立高校の推薦入学の調査書偽造も必然の道徳環境ということだ。