「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

国の借金838兆50億円

2008-02-26 00:26:41 | 日記
4半期ごとに発表されるいわゆる「国の借金」の額が総額838兆50億円となり、わずか3か月で国民1人当たりにして約3万3千円増え計約655万9000円となったという。
http://www.mof.go.jp/gbb/1912.htm
増え続ける一方の国の借金にもかかわらず、道路は他の政策よりも優先するとばかりいわゆる「ガソリン税」の一般財源化が利権維持を狙う政治家・官僚・業界によって阻まれている。
国土交通省。厚生労働省が人の命を貪り食う国賊なら、国土交通省は国民の財産を貪り食う国賊だ。
この国賊役人とまともな政治家との2008年第1ラウンドともいえる「空港外資規制」問題が延長戦にもつれ込んだ。
2月8日、国土交通省は天下り会社である空港のターミナルビルの管理会社に外資が入って天下り策がなくなるのを恐れ、安全保障を名目に外資規制を閣議決定しようとしたのだが、3閣僚の反対で見送られたからだ。
外資規制しなくとも立法措置などで緊急時の行為規制は可能であり、安全保障上問題はないばかりか、空港の効率性を高め利用者の満足度を高めることで事業の安定性と成長を成功させている現実がある。
なんだかんだと言い訳をしても本心が天下り先などの利権にあることは、道路特定財源同様みえみえである。

反対した閣僚の一人が渡辺喜美。公務員制度改革にも熱心で、税金の浪費・天下りの温床となっている外郭団体の削減に挑んだが冬柴国土交通相らの官僚擁護派によって一敗地にまみれたばかりの政治家である。
今や改革の揺り戻しのように改革派の菅、塩崎、世耕らは閣外に去り、孤立無援の様相であるが、いつまでも官僚擁護の福田政権が続くわけではない。
国民の生命財産を守るという政治の本獅轤闡アけて戦ってほしいと思う。
小泉改革には劇薬もあった。しかし、変革に必要なエッセンスとして官僚及び既得権益との戦いがあった。
元総理の先週の一般財源化への賛意と福田総理への一般財源化への譲歩要請は国民をとるか官僚利権をとるかの踏み絵である。
ガソリン税の一般財源化は日本の未来の試金石だ。

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