「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

静岡県、今日も知事会見ライブ映像を公開せず

2010-10-19 21:47:00 | ノンジャンル
明らかに異常、今日も知事会見のライブ録画が公開されていない。
しかし、一部報道から昨日確認したかった川勝平太知事の風評被害発言はやはりあったことが確認できた。

静岡新聞では、静岡¥繩C間のキャンセルについて、中国行船衝突事件や反日デモによる「風評被害」と知事が述べたことに加え、「今回600人弱が行って、何の不安もなしにさまざまな分野で交流を深めた」「何もないのに不安に駆られてキャンセルすれば、向うも同じことをする」など、相変わらずの認識を示したことも伝えられており、
産経ニュースでは、県の担当者までもが、「静岡¥繩C線はビジネス需要が少なく観光客が大半を占めるので、治安情報やマスコミ報道による風評被害”を受けやすいのでは」と言ったことが伝えられている。
風評被害という言葉の定義は明確ではないが、少なくとも知事や担当職員はマスコミが騒ぎすぎるからキャンセル被害が出たと思っているようで、情報統制ができればしたいのが本音なのだろうということがよくわかる。

嘘の情報なら風評被害というのも理解できるが、事実を伝え、その上で自由な論評・見識が加えられることがどうして加害行為だというのだろう。
さんざん100万人以上の需要がある空港だ、赤字にはならない、などと宣伝して空港を作ったことの方が、県民にとって風評被害だ。

産経ニュースにはオチも付いていた。
「実感としては静岡発は人気薄で、多少料金が高くても羽田や名古屋に行く人が多い。県にもっと補助してほしい」との中国東方航空のコメントだ。

中国東方航空にはターミナルビルの使用料の補助金約2千万円(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/611.html)に加え、ツアー代金の補助やチャーター機の補助、間接的には旅行会社の商品企画補助など、現在でも税金漬けだ。
しかも、これら税金投入額は直接の維持管理費ではないとして空港の赤字にはカウントされていない。

中国側に完全に足元を見られ県民の税金を湯水のごとく路線維持に投じるのはいい加減にしてもらいたいと思っている県民は少なくはないだろう。
今回の(冷えるまで公開しない)情報操作はその証左ともいえる反応だ。

前回のような言い訳(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/654.html)はもう聞きたくもない。
寡黙でいいから誠実な行動をもって行政の透明性を図ってもらいたいものだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿