「私はできればドーム型にしたいと思っている。野球場建設のための寄付を募り、寄付したいと思うような雰囲気を作ってください。」
これは平成26年12月25日(木)17:39~18:16に行われた知事と難波副知事 や交通基盤部幹部らとの謀議の記録での知事発言記録の一節である。
既にホームページや掲示板に掲載(https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/news/6658/1659243313/114)しているものであるが、彼の考えはぶれがなく一貫している。
平成30年12月の報道で、同11月19日の知事定例会見における「プロが入れるようなものを造るというようなことを考えられる所だと思っておりますので、2万2千は譲れないなと思っておりますね。」との明言を事実上撤回し、「白紙で議論をするということ。(浜松市民が)アマチュアだけの球場がほしいならそれでよろしい」(静岡朝日テレビ報道)とした。
と、引いたかに見えても、県議会やマスコミ、県民世論の一貫性のなさを見抜いているのである。
現に令和6年2月県議会では3案が示され、うち2万2000人規模が2案あり、その一つは堂々と多目的ドーム型として提示されているのである。(ちなみに建設費及び維持費が最も高額なドーム型を熱烈支持しているのは知事与党で旧民主党系労組の支持会派であるふじのくに県民会議の県議。かつて連合という労組組織が静岡空港推進を支持議員に強要していたのと同じ構図か?企業や団体という組織に隷従せざるを得ない与野党議員の哀れさはこの国の哀れさにも通じるものだ。)
次の知事選が来年に迫る中というタイミングも絶妙で、スズキの会長もさぞ注目していることだろう。参考:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/news/6658/1659243313/35-43
ぶれない川勝、無為無策の県議会を尻目に「防災」から「海がめ」というキーワード(大義)切り替えで虎視眈々とこの時を狙っていたことは明らかだ。
これはリニアにも言えることで、平成26年6月5日(木)17:56~18:04に行われた知事と難波副知事らとの謀議では
「私はリニアは、日本のためには、松本を通った方がいいと思っている。松本空港の近くを通って、空港とリニアが一体となった方がいい。松本空港の真下はリニアで、静岡空港の真下は新幹線です。松本を周っても、10分くらいの違いです。(リニアの工事は)何があるか分からない。水とエコパークと2つで攻めるのが一番、説得力がある。」とのたまわったと記録されており、
現在も見え隠れさせているルート変更が最善との考えも、以前から全くぶれていないのである。
もちろん最低でも空港新駅という魂胆も。リニアの水問題にあってもゴールポストを動かしていると今頃になってマスコミが批判に転じ始めたが何を今さらと言いたい。(http://www.omb-shizu.sakura.ne.jp/20180103.html)
そういう意味では、評価・態度がグラグラ揺れるマスコミや県議会よりも川勝の方がまだ信用できそうである。もちろん考えには同調しないが。
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