まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【桜色舞うころ】やがて時は二人をどこへ運んでゆくの・・/J-POP論・POP詩の宇宙

2020-06-05 01:07:44 | 日本国憲法を学ぶ
今年の桜はあったのか無かったのか今だにハッキリしない。上野の桜は固いロープで遮られていた。それでも私たち日本人の心は隅々まで桜で溢れていた。J-POPの世界では桜は時を超えて絶対に欠かせない存在である。万葉の時代からそうだとすれば、21世紀の現在そのことを継承するのはJ-POP以外にあり得ない。黴の生えた短歌や俳句はもはや人々の想いを桜へ仮託し解き放ってゆく器ではない。まず肉声によって歌われる空間に身を置くことによって、花鳥風月の再生の可能性を探ることしかない。・・・《続く》

川江美奈子 オリジナル 『桜色舞うころ』

熊田このは カバー   〃
林部智史 カバー   〃
              *
その他
(不詳)
(佐野仁美) 上手いが・・
(清木場俊介) 上手過ぎ?
(SOLIDEMO)
(ANON) 可愛いが・・原曲は中島みゆきではない。美嘉(みか)!
高橋りな【りなチャンネル】 カラバトに出ていた時も何かが足りなかった。・・・
右藤綾子 独特の容貌と声質がマッチしていて素敵だ。もっと素直に歌えば・・何倍にも。うたとはつくづく自我の《境界》を越えることだと思う。

   













              





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【あゝ零戦】ゼロファイター・・戦争という人間ドラマ/ふるさとニッポン*特別編

2020-05-24 09:40:50 | 日本国憲法を学ぶ
昨日、往年の戦争映画大作『あゝ同期の桜』(東映)を観ました。今度は大映の『あゝ零戦』です。戦後を生きた父母たちが、かの戦争をどう受け止め評価したかを考えさせられる。・・・《続く》


『あゝ零戦』 大映 1965
https://youtu.be/VC0AmT0T3o4?list=PLQim8m606m2v4B9Z_RBVby4i0ZgZIXZw7&t=162

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【あゝ同期の桜】鶴田浩二×高倉健『死ぬ方が楽な場合もある』・・神風(じんぷう)敷島特別攻撃隊は永遠の人道に反する罪!/ふるさとニッポン*特別編

2020-05-23 09:50:51 | 日本国憲法を学ぶ
今日は朝から何とも重々しい映画を偶然YOU TUBEで観ました。東映の『あゝ同期の桜』(1965)です。先ほど観終えましたが、ラストで鶴田浩二演じる大尉に率いられた特攻隊の最後の1機が敵艦に突入するシーンで、この瞬間に彼らは【まだ生きていた】とのテロップが流れました。同時に【わずか4ヶ月後に終戦】とも。またこの出撃シーンで夏八木勲扮する少尉の機が飛び立つことが出来ずに滑走路の先で積んでいた爆弾が爆発して非業の死を遂げるという印象的なシーンがありました。その出発の寸前に後部操縦席の飛曹長をいったん降ろして司令に伝達に行かせました。命を救ったのです。実はこの前日にこの少尉は別の出撃から飛行不能のため帰還しましたが、後部操縦席の下士官を敵機の銃撃により死なせていました。そのことを叱責していたのが、この日の生かした飛曹長だったのです。もしそのまま同乗して出撃していれば、共に爆死していました。東映の大作映画らしく実に感動的なクライマックス・シーンでした。大仰なタイトルから戦争賛美の娯楽作かと思いましたが、とんでもない話で見事な人間ドラマに仕上がっていました。新型コロナ一色の国内外の情勢の中で、先の大戦の数々の【人道に反する罪】の告発と全人類の絶対平和への遠い道のりについて深く考えさせられる名作でした。・・・《続く》


あゝ同期の桜 東映(オールスター出演) 1965 





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【あゝ同期の桜】絶対に忘れてはならない戦争犠牲者群像・・大きくなった坊やとは私たちのことだ/ふるさとニッポン*特別編

2020-05-23 08:20:11 | 日本国憲法を学ぶ
1960年代の日本映画界に戦争ブームが巻き起こった。それはかの戦争を美化するだけの懐古趣味によるものでは決してなかった。東映と言えばやくざ映画・時代劇と並んでこれらの戦争映画娯楽大作が挙げられる。しかし、ここでの反戦意識は否定しようもない。さらにいずれも大物俳優・女優だけにその真に迫った演技も凄まじい。それだけに【あゝ同期の桜】というタイトルが胸に突き刺さったまま離れない。世紀が明けてからも、2010年代の反戦意識の高揚は一抹の希望を与えてくれる。・・・《続く》

あゝ同期の桜 東映 1965
https://youtu.be/BnIu7Vks7BM?t=1379


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【麒麟が来る】道三憤死!で第一章に幕・・新世紀の時代劇ファンが熱狂*白熱の17話付/ふるさとニッポン

2020-05-15 10:16:18 | 日本国憲法を学ぶ
NHk大河ドラマ『麒麟が来る』が10日の17話で第一章を終えました。主人公の明智光秀のキャラクターを既成秩序の破壊者(天下布武)である織田信長から秀吉・家康の【麒麟】による世界平和の到来へのつなぎ役と位置付けるなど、これまでに無かった新解釈で私たち時代劇ファンを熱狂させています。まずは、その17話の白熱のドラマを観直してみたいと思います。・・・《続く》


麒麟が来る 17話 「長良川の対決」 斎藤道三役の元木雅弘さんの演技が凄い! 
https://youtu.be/lie5nn4NpgE?t=102 クリックして再生出来ない場合、コピーしてYOU  TUBEに貼り付けて下さい。





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