まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

秋惜しむ/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その246)

2014-11-26 17:05:16 | 雑句雑感Ⅲ
廃刊も師の死もネットで秋惜しむ  ビートルズのDON‘T LET ME DOWN秋惜しむ  骨壷の母の寝息も秋惜しむ  猫の餌を奪り去る速さ秋惜しむ  けもの道のような横丁秋惜しむ  東京町田まほろ駅前秋惜しむ  日記帳は家計簿と化し秋惜しむ  日米野球は日本の勝利秋惜しむ  秋惜しむここが市ヶ谷防衛省(11月25日)  人麻呂の挽歌一巻秋惜しむ  人斬らぬ三上左京と秋惜しむ

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三島忌の炎/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その243)

2014-11-24 18:58:01 | 雑句雑感Ⅲ
三島忌の俳句は必ず駄句となる  失業す三島由紀夫の忌を修す  エッ三島さんが!の桂小金治の死  三島由紀夫霊界通信のその後  デンスケ賭博の爺ミシマに酷似せり  泥だらけの純情三島忌の炎と信ず  持ってけ泥棒憂国の日の古本屋  年に一度くらいいいだろう三島の忌  健さん逝く国憂ふ日の来世まで  ソング・フォー・ユー三島忌は無音なり

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三島忌の海/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その241)

2014-11-24 14:33:04 | 雑句雑感Ⅲ
平成二十六年十一月二十五日の忌日なり  人類は未熟と三島忌の海を見る  国憂ふ故早逝す三島の忌  ポケベルからスマホへ国憂ふ祭あり  パッパラパーおじさんは三島忌を知っていた  ニッポンはいま大焼野原三島の忌  ネトウヨはどこか変だね三島の忌  ビニール傘一本残る三島の忌  伊勢出雲行き交ふ白さ三島の忌(高円宮家と千家家の婚姻)  炎環あり三島由紀夫の日となれり

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もう帰れない人生/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その249)

2014-11-23 06:52:34 | 雑句雑感Ⅲ
イスラム国を支持するためストーブを買いに走る   まるまると太った秋猫は干しスルメが好物だった   ゆっくりと凍死する 急いで生きて来たから   冬が来てもオマエの猫背は変わらない   自業自得の秋燕 もう帰れない人生   健さん逝く南極物語を直視せよ   三の酉は無かった 消防団は全員焼死した 後の祭り   火を焚いてサユリストになる 時代遅れか   新宿二丁目のオカマバーの名はおとりさま   木枯しが吹いても人類は必ず生き残る

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永遠の春/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その242)

2014-11-19 02:29:42 | 雑句雑感Ⅲ
幸福の黄色いハンカチ春が来た  ぽっぽや逝く永遠の春来るといふ  行く末をつぶさに辿れば春ばかり  まほろばは春のかたまり健さん逝く  悪さばかりしやがって健さん吼ゆ  日本はニッポン人のもの蚯蚓鳴く  「実弾だ!撃ち間違うな」健さん逝く(『動乱』より)  ハンカチで汗拭く健さんビショ濡れに  健さん逝くニッポンの春健在なり  アベノミクスと昭和残侠伝冬を待つ

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