まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

盛夏なり/新俳句日記

2015-07-30 22:57:29 | 雑句雑感Ⅳ
かつて新宿駅前紅とんぼ盛夏なり  まほろば   ※今日は蒸し暑い一日でした。上は34度ほどでしたが下が27度と高めでどんよりとした曇り空だったせいでしょう。暗くなって風が出て、先ほどまで駅前公園で夕涼みをしていました。明日もこのままの状態が続くようで、それほどの強い日差しはないようです。明日は新宿への通院日で病院までの距離を歩くので、日差しが弱いのが何よりです。いつもなら帰りに紀伊国屋で俳句総合誌を何冊か購入するのですが、今月は近隣の支店で買ってあるのでノンビリとアチコチ見て回れそうです。俳句もいくらか作れるかもしれません。新宿は年代を問わず句題の宝庫です。・・・《続く》 

奇跡/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その60)

2015-07-30 10:01:42 | 雑句雑感Ⅳ
草笛が聞きたくて獄中句集編む(角川春樹氏に捧ぐ)  草笛の生まれ変わったらまた逢おう  公園で草笛聴いてゐる奇跡  草笛が吹かれトランスの境に入る  草笛を沖縄で聞くのは酷過ぎる  草笛光子のくさぶえ誰かが聞いている  人間が壊れても草笛吹き吹かれ  草笛の坩堝で孤独死のわたし  草笛出ねば力づくでも出してみよ  能村研三師とせる誰か草笛す  草笛をガラガラポンの音色とす  草笛は音出さぬもの修司の忌  大阪ちんどサックスは草笛なのだらう  稲畑汀子は草笛の名手といふ他なし