まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

磯あそびどこまで行っても空の下

2022-05-07 21:03:29 | 新雑句雑感
うらけしや血を吐くごとく言葉吐く
鷹鳩と化して在家の僧になる
無私のひと苗代寒の遠からず
行く春や天空の城いまは無し
人狼伝説またも踏絵を踏んでをり
鉄条網あっさり越えて猫の恋
ふらここや「帰れない二人」といふドラマ
沖縄へ移住の報せ残る雪
認知症発症草朧水朧
磯あそびどこまで行っても空の下
花筵ことしは不在またの世へ
朝寝なほ「イメージの詩」鳴り響く(吉田拓郎デビュー曲)

吉田拓郎 『イメージの詩』 1971
https://youtu.be/xyjt49lCiVc

長い長い坂を登って 後ろを見てごらん
誰もいないだろう