まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

東京の緑/新雑句雑感(132)~プロローグ5の終わり

2016-10-29 04:10:42 | 新雑句雑感
爽涼や汝れは角川賞作家(松野苑子さん) ジンギスカン煙たなびく秋うらら  吉本隆明「ハイ・イメージ論」寒露なり  散歩犬猫駆逐せるそぞろ寒  朝寒や動物園にある空虚  戦後にも続く幽けさ秋の暮  東京の緑燻る夜寒かな  灼かれても身ぬちの蒼き夜寒かな  酩酊の夜寒の街を褥とす  霜降や空仰ぐとき鳴動す  冷まじや我れは路傍の石となり  黒猫の闇に溶け込む九月尽

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紅葉までにやっておくこと・... | トップ | 【木枯1号】日本シリーズに... »

新雑句雑感」カテゴリの最新記事