いつの間にこんなにたくさんの事を忘れてしまったのかと呆然とする。
最初から知らなかったのかもしれない。
私が高校生の頃は、世界に想いを馳せても、細かい出来事なんて手に負えないって、世界に対してふてくされた態度をとっていたかも。
いま、我が家の高校生達は、拗ねた態度を取らないで、きちんと世界に驚嘆の声をあげている。
私がこの子達に学ぶことはたくさんあって、
まずはこんなふうに、世界に嬉々として分け入って行く態度。
それは、やはり、世界を旅する探検家の土台の精神だ。
私も、もう少し若かったらなんて思わずに、拗ねた態度を改めれば、見える世界が変わってくるかも。なんて思っている。