野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

クリスマス終了!

2013-12-25 19:50:16 | 日記
クリスマスの夜。

早く早く
ツリーを片付けろ!
お嫁にいけなくなると困る!

なんか違う?

でも、一刻も早く部屋をすっきりさせたいの。

はいっ
クリスマス終わり!
ツリーは来年まで、バイバイ!

やっと終わった。イエイっ!

小さな奇跡

2013-12-25 15:44:24 | 日記
盛り上がっている。
私が帰宅するまでは。

テレビつけっぱなし、パソコンつけっぱなし、服脱ぎっぱなし、お菓子食べっぱなし、教科書ノートだしっぱなし、おもちゃだしっぱなし、
ぱなし
ぱなし
が、×4


私はたいてい、帰宅第一声、般若のような形相で、
「片付けろー!!!」

子供たちは膨らんだ風船が急にしぼんだようになって
「ママが帰ってくるとシラケるよね。」

と、言う。


気持ちはわかる。でも、お母さんは毎日パーティーってわけにはいかないのだ。
こんなにてんやわんやの毎日で、やらなきゃいけない事ばっかりで、おしつぶされそうになっていても、

サンタさんは来る。

一つの希望、みたいに来る。



クリスマスの朝、早起きして
「サンタさんがきたーっ!」
と興奮している末っ子と横で微笑む長女。

末っ子が自分の包みに夢中になりながら、私に小さな包みを差し出した。

「ママにも来てたよ。」
当然みたいな顔して言うけど、
私はビックリビックリビックリ!!

サンタさんが私に、来たのは生まれて初めて!

夜中に用意した覚えのないピンクの小さな袋に
「to Shoko」
本当だ。間違いない。

長女がにっこり照れたような顔して微笑んでいる。

チロルチョコとスナフキン。

一つの希望みたいに、スナフキンがちょこんと座っていてくれて、私はちょっと大丈夫な気分になった。

なんでも願いが叶います

2013-12-25 13:49:11 | 日記
骨董市にて。

いろんなものがありすぎてよく解らなくなってきている最中、
木でできている卵型のなにかが並んでいる…のを、何の気なしに手で撫でた。

それに目を止めた店主が即座に
「なに年?」
と、聞いてくるから、
「丑」

と、答えると、
「じゃあこれだ」


その中の一つを手にとって、パカッと開けると、
中に観音様。

ギョロ目の店主は怪しげな小声になって、
「毎日撫でるんだ。願い事がなんでも叶うよ。」

と、言った。


私はすぐに、
自分の中の一番の願い、でも荒唐無稽すぎて、世界人類が幸せにならない事、が頭に浮かんで、

「ひゃー!ダメ!ダメ!ダメ!叶ったらダメ!」
と、言ってしまった。

店主は怪訝な顔をした。

私は、釈明の必要をひしと感じた。叶ったらダメな願い事を胸に秘めてる人間なんて、たぶんそうそういないのだ。


「うーん。大地震か火事がおきて、家がなくなるとローンが終わる…とか、そんな願い事だから。」

店主は急におじさんの顔になり、
「俺はローンはないけど、貯金もないなぁ。金も幸せもみんな人にあげちゃったよ。」

と、しんみり言う。

私が、
「なに年?
観音様撫でればいいのに。」

と、言うと
ワハワハ笑って、

「そうだなぁ。
じゃあ、これいらない?
未来永劫長持ちする檜の台」
と、隣の艶々光った木の台を指差した。

「うーん。私が死んでも残っている檜の台かぁ。」

いらないなぁ。

顔にはっきりでちゃったかも。

店主はまたワハワハ笑って、
「そうだよなぁ」
と、いうおじさんの表情になった。

結局この店では、なんにも買わずに、店主といい加減なやりとりだけをかわした。

にもかかわらず、
不思議なもので、このおじさんとのやりとりで骨董屋さんをやるのって面白そう!そんな思いがポッカリ浮かんだ。