おはようございます。
いってらっしゃい。
黄色い旗を持って子供たちに声をかける。
横断歩道に立つ旗当番。
四人目の子供の当番だから、足掛け何年め?
本音を言えば、早く帰りたい。
いや、子供たちの交通安全を守るため!
と、奮い立たせて明るく元気な声をだしてみるけれど、
雨で寒い朝だから、だんだんさみしい気持ちになる。
ふにゃふにゃした気持ちでふと目をあげると、クラッシックカーとミニトマトが並んでいるのが目に入る。
通り端の家の塀の上。
全く人を励ます意図も意志もないんだろうが、
それがなんだかとてもいいと思った。
勝手にそこに並んで置かれていて、でも、安心しきった存在感が、いいと思った。
いいと思ったら、私も感化されたんだ。
雨で濡れた黄色い旗をバサバサと振り回して、
いってらっしゃい!
子供たちの列に大きな声をだしてみた。
いってらっしゃい。
黄色い旗を持って子供たちに声をかける。
横断歩道に立つ旗当番。
四人目の子供の当番だから、足掛け何年め?
本音を言えば、早く帰りたい。
いや、子供たちの交通安全を守るため!
と、奮い立たせて明るく元気な声をだしてみるけれど、
雨で寒い朝だから、だんだんさみしい気持ちになる。
ふにゃふにゃした気持ちでふと目をあげると、クラッシックカーとミニトマトが並んでいるのが目に入る。
通り端の家の塀の上。
全く人を励ます意図も意志もないんだろうが、
それがなんだかとてもいいと思った。
勝手にそこに並んで置かれていて、でも、安心しきった存在感が、いいと思った。
いいと思ったら、私も感化されたんだ。
雨で濡れた黄色い旗をバサバサと振り回して、
いってらっしゃい!
子供たちの列に大きな声をだしてみた。