野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

冬の孫悟空

2016-01-06 21:01:59 | 子育ての事
末っ子が、古巣の保育園の学童さんでスキーに連れていってもらってきた。

今は二十歳の上の子たちがまだ学童と保育園にお世話になっていた時には、わたしもこの冬のスキーに一緒に行った。

なんと、この末っ子がまだ存在していなかった頃の事だ。遠い昔の事のように思える。



年長さんで側転を覚えた子供は、重力に逆らうのが楽しいとばかりに、どこでも側転をする。

と、言うような事が斎藤公子の保育全集に書いてある。

次は、すごいスピードを体験させるのよ。

当時の園長先生は言っていた。

確かに、ものすごい速さを自分の身体でコントロールして進むのに、スキーほどいいものはない。

あの感覚は、孫悟空のキン斗雲みたい。


うんと興奮して、冷めて
を小さな頃にたくさん経験させるの。
そうすると、思春期になったときの性衝動やそういうものを、理性で制御できるように育つから。

そうも当時の園長先生に聞いた。

スキーは、キン斗雲を操縦しているみたいなのに、そういう事にも働きかけているかもしれない。

夕方、迎えに行くと、
仲間たちと山を滑り降りた孫悟空坊主は、やっぱりいい顔をして帰ってきた。

おや。今年はサル年。

孫悟空君よ、君の年だね!