野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

じゅっぱひとからげの幸せ

2016-08-08 21:52:19 | 子育ての事

うちの三番目の次女が、小学校に上がるとき、
赤いランドセルがいい。普通の。みんなと同じのがいい。
と、言った。

2歳上の長女は、
わたしは、絶対、コレ!
と、オレンジ色のランドセルを選んだので、次女は何色を選ぶか、わたしはとても楽しみにしていたのだ。

なのに、みんなと同じのがいいなんて!!


わたし自身が、人と同じがいいなんて感覚がよくわからない。
わからないのに、普通っぽくしてるから、たまに、ニョキリと頭が出てしまって、ああ、やっちゃった?と思う場面がある。

こんな、わたしでも、
ハーモニーの幸せ。
というか、人と一体感を感じれば嬉しい。

人には、そういう本能がある。

子は、1歳半で丸を描く。自己の確立。

この次の段階は、丸が増えていく。

丸を何個も何個も描く。これが3歳の頃。
仲間と衝突も繰り返すけれど、おともだち、も嬉しい頃。
これが自己の拡大。


先日のキャンプで、
ただ、友達と笑う、それだけで、充分嬉しいって顔をしてる子供たちの場面をいくつも見た。

子供たちを22人も、引率大人二人、助っ人中学生で見たもんだから、
本当に行き届かなくてすみません、という気持ちもあるのだが、

実は、じゅっぱひとからげにされるって、大事な経験だと思っている。

自然界でも、単独で構成されてるモノって、あるのかな?
(勉強不足で申し訳ない)

とうもろこしの粒々や、麦の穂が海の様に揺れる様や、繰り返す波のリフレインが、気持ちよくて幸せに感じる。

そういう、リズム、の一員になる幸せが、生物には、備わっている、絶対!

 

まあ、わたしは先生じゃないからね。
うちの子をちゃんとみてください!なんて、保護者の方に言われたりしないけれど、

じゅっぱひとからげ
は、とってもいいもんだよって、ちょっとそんな事を言ってみたくなりました。