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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

浜島(父の墓)・磯部(空家の実家)・松阪(母の入居しているベタニヤシニアホーム)へ

2024年12月14日 | 日記
 今までにない寒波が到来。近畿でも北部の広い地域で積雪の予報。いよいよ平年並みになって来たかとホッとする部分もある。そうなると三重の実家に行く際、伊賀から関までの峠越えの区間の積雪、道路の凍結の心配をしなければいけない。そうならないうちにと今日、浜島(父の墓)・磯部(空家の実家)・松阪(母の入居しているベタニヤシニアホーム)を駆け足で回った。

 天気予報の地図を見ると、三重県はコウモリだなといつも思う。浜島はそのクチバシにあたる部分でその先は海。突端に位置する。道路が整備されたといってもやはり遠い。日の落ちるのが早いので17時過ぎには家に帰ることができるように早朝5時20分に家を出た。さすがにこの時間だと車の数も少なくスムーズに走ることができた。

 ところが関ICで、西名阪道路から伊勢自動車に入った途端大渋滞。「これは何だ!」と思わず叫んでしまった。CDの音楽を聴きながらの順調な走りに交通情報へのチェックがおろそかだった。ナビを見ると芸濃IC手前で事故のマークがありその地点から渋滞を示す赤色のラインが点滅していた。

 西名阪道路の関トンネルを出た頃に道路情報を把握していたら関の出口から地道に入り芸濃ICから入るという回避策が撮れたが、関ICのゲートを通過した後では1kmほどノロノロ運転に耐えるしかなかった。事故現場の様子からだと軽自動車が前を走る車に追突したみたいだ。軽自動車のボンネット部分がひどく破損していた。そこを過ぎると快適な走りが戻った。事故から時間が経過していたこともあり10分余りのロスで済んだ。早起きして出発したことが無駄にならなくて不幸中の幸いであった。事故車を目の当たりにして気が引き締まった。

 浜島にある父の墓には8時40分過ぎに着くことができた。いつものように草抜きである。盆前の暑い時に比べれば作業ははかどった。
 9時半頃に定期的に墓の管理をしてもらっている従兄妹の家に立ち寄り30分程近況を借り合った。夏と大きな変化はなかった。「それが一番!」ということでいとまを告げた。浜島から磯部の実家までは約20分。

 雑草が茂っていることを覚悟したが、弟が知り合いの人の手を借りてきちんと刈ってくれていた。サザンカと鈴なりのはっさくの木が出迎えてくれた。主がいなくてもたくましく育つものだといつも感心する。
   雑草取りをしなくてよかったのではっさくの実の収穫に集中。松阪までは約1時間30分かかるので約束の13時に着くためのタイムリミットの11時30分までにおよそ200個余りゲット。うっすら汗ばんだ。運転疲れ解消にいい運動となった。

 柑橘系の匂いでいっぱいの車を走らせ松阪へ。12時50分にベタニアシニアホームへ到着。合流した弟と母の部屋で小1時間よもやま話をしながらお互い元気なことを喜ぶ。

 山間部では雪の可能性は消えていないので14時過ぎに松阪を後にした。伊賀上野周辺ではみぞれのような雨に見舞われた。道路の温度計は4℃を示していた。もう少し下がると雪に変わる恐れがある。早めに動いて正解だった。17時ジャストに帰宅できた。

 雑念が入る余地のない1日だった。

 
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