shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

ツタバウンラン - 我が家の庭(千葉県白井市)

2020-03-14 06:40:45 | 侵入生物をきれいに撮る
ツタバウンランはオオバコ科ツタバウンラン属の一年草または多年草です。別名をツタガラクサ、ウンランカズラと言います。
日本には園芸植物(ロックガーデン用)として1912年に渡来したものが、後に流出しました。
Wikipediaには「ヨーロッパ原産であるが、北海道から本州に帰化している。 匍匐性で開花期は初夏から夏。茎は赤みがある。花は唇形で、薄い青紫色をしており距(きょ)がある。道端などに見られる」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「無毛で、茎は細くて地上を這い、長さ10~40cm。所々で不定根を出す。葉は掌状に浅く5~9裂、脈は射出。花冠は白~淡青色で暗紫色のすじがあり、長さ7~9mm、上下2唇に分かれ、上唇は2裂して直立、下唇の背面には2個の黄色いふくらみがあって花口をふさぐ。花冠の後端は距となる。雄ずい4、雌ずい1。果実(さく果)は径5~6mmの球形、長絵によって下垂、熟すと裂ける。種子は径1mm弱、黒色~褐色で不規則なしわを持つ」とあり、国内移入分布は「北海道~本州、四国」と書かれています。











※撮影 ここまで 2020/03/06~13


※撮影 2020/04/04
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オランダミミナグサ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2020-03-03 13:59:11 | 侵入生物をきれいに撮る
オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)は、ナデシコ科ミミナグサ属の一年草または二年草です。
ヨーロッパ原産で、外来種(帰化植物)として世界中に分布しています。
Wikipediaには「全体に毛が生えている。茎は直立し、さじ型の葉を対生する。茎は上に向けて二叉分枝し、先端に集散花序をつける。花弁の先は2裂しているが、開いていることが少ない」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「高さ10~30cm。茎は淡緑色で一般に多少赤紫色、上部には腺毛が混じって生える。葉には両面に毛が密生。下方の葉はへら形、上方の葉は楕円形で無柄。花は初め密集するが、果時にはまばらになる。がくは5個で淡緑色、葉弁5個で白色、先端は1/4の深さまで2裂、基部の両側に微毛。雄ずい10個。雌ずい1個、5花柱。果実(さく果)は円筒形で先端は開孔、淡褐色、径0.5mm」とあり、国内移入分布は「北海道、本州、四国」と書かれています。










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ヒメオドリコソウ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2020-02-28 16:23:30 | 侵入生物をきれいに撮る
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)はヨーロッパ原産のシソ科オドリコソウ属の越年草(二年草)です。
日本では明治時代中期に帰化した外来種で、主に本州を中心に分布します。
Wikipediaには「茎は短い毛を持つ。根元で枝分かれし、草丈は10~25cmまれに30cm程度に達する。葉は対生し、長さ1、2cmの葉柄をもつ。葉身は長さ2から4cm程度の卵円形で縁は鈍い鋸歯を持つ。葉脈は網目状で窪み、全体に皺があるように見える。上部では暗紫色を帯びる。葉をもむと悪臭がある。花は日本の関東地方では3月から5月にかけて開花する。明るい赤紫色の唇形花で、上唇片は兜の形で、下唇片先が2裂し赤い斑点があり、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並ぶ。温暖な地域では年間を通じて開花し、他の花が少ない時期にはミツバチにとっては重要な蜜の供給源となる。 しばしばホトケノザとともに生えており、葉と花の色が似ているが、上部の葉の色づくこと、葉の先端が尖るほか上部の葉も葉柄を持つことで容易に見分けはつく」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は基部が寝るがその上から直立。高さ10~30cm。切り口は四角,稜上に短毛。葉は下方のものは丸く長柄があり、上方のものは絵が短く、茎頂では無柄で紫紅色を帯びる三角状卵形の包葉になる。葉面は細脈に沿ってしわがあり、両面とも毛を散生する。花は包葉の腋に数個ずつ、ほぼ無柄、がくは中部まで5裂、裂片はほぼ同型でへりに長毛、花冠は唇形花で淡紅色、長さ1cm、花筒は腹面にふくれ、上唇は直立して先に凹み、下唇は3裂して中片が大きい。雄ずい4個、雌ずい1個、果実(分果)は1.5mm、3稜あり。白花種の報告がある」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。






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オオイヌノフグリ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2020-02-05 13:34:25 | 侵入生物をきれいに撮る
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は、オオバコ科クワガタソウ属の越年草(二年草)です。千葉県ではホシノヒトミの別称があります。
ヨーロッパ原産で、アジア(日本を含む)、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア、アフリカに外来種(帰化植物)として定着しています。
日本に入ったのは明治初年と推定され、1919年には全国的にありふれた草になりました。
Wikipediaには「秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまう。夏の間は種子で過ごす。寒さに耐えるため、細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短い毛で雪と霜を遠ざけて保温する。草丈10–20cm。葉は1–2cmの卵円形で、鋸歯がある。花弁は4枚。ただし、それぞれ大きさが少し異なるので、花は左右対称である。色はコバルトブルーだが、まれに白い花をつけることがある。 花は太陽の光によって開閉し、1日で落花するが、2日めにもう一度開くものもある。花の中心にある蜜でハチ、ハナアブ、チョウなどの虫を誘う虫媒花だが、自家受粉も可能で、自家受粉でよく見られる近交弱勢はないか非常に小さい」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は這って先だけ立ち、長さ15cm~30cm。葉は最下の1~2対のみ対生、他は互生、4~5対の不ぞろいの鋸歯があり、上面に粗い毛。花は葉笨ごとに単生、花より長い柄があり、花冠は1cm程度、コバルト色、深く4裂して平らに開き、雄ずい2個、雌ずい1個、がくは長さ6mm程度で裂片のへりに短毛、花後も残って果実を抱く。果実は幅の広いハート形、へりに長い毛があり両面は無毛~短毛散生、種子8~15。種子は長さ1.8mm、背面は膨れて横しわがあり腹面は平らで溝状のくぼみ。桃色花の報告がある」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。










雌しべが写っている写真を追加しました(2020/02/06)。


写真を追加しました(2020/02/28)。
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セイタカアワダチソウ

2019-10-11 12:03:29 | 侵入生物をきれいに撮る
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草です。
北アメリカ原産で、日本には明治時代末期に切り花用の観賞植物として導入され、昭和の初めには帰化が確認されました。
Wikipediaには「背の高くなる多年生草本地下茎を伸ばして良く増え、大きな群落を作る。背は高く、1~2mに達する。葉は茎に沿って多数が密生して付き、披針形で先端は伸びて尖り、長さ6~13cm、幅1~2cm。葉脈は主脈と1対の側脈、計3本の脈が目立つ。また茎や葉の全体に短くて固い毛が多く、手触りがざらついている。ロゼットで越冬する。花は10~11月に咲く。花序は全体としては円錐花序となり、個々の枝は小さな頭花を総状に多数つけ、そのような横枝が主軸に対して直角に近い大きな角度を成して広がる。つまり主軸が上に伸びるのに対し、多数の花をつけた横枝が水平に近い方向へ伸びる。総苞は長さ3.2~5mm、舌状花の花冠は長さ4mm」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「長い地下茎を持ち、茎は1~2.5m、花部以外は一般に枝を出さない。多くは紫黒色、短毛を密生してざらつく。葉は密接してつき、鋸歯は低くてしばしば不明瞭。葉質は厚くて短毛がありざらつき、両へりが下に曲がる傾向。花序は円錐形、高さ10~50cm、花枝は広く開き、しばしば弓なりに反りかえり、主に上側に多数の黄色い頭花をつける。総苞は高さ3.5~4.5mm、舌状花は雌性、花柱の先は2裂して裂片は糸状、筒状花は両性、花柱の裂片は長楕円形で扁平。果実(痩果)は長さ1mm、細毛があり、冠毛は汚白色。繁殖期:8~11月。頭状花、虫媒花、地下茎により繁殖。粒経の細かいシルトから粘土質の土壌に繁茂する。耐旱性がある。蜂蜜の供給源、鳥類等の生息環境を提供」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。













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コスモス(オオハルシャギク) - 牧の原公園(千葉県印西市)

2019-10-10 15:02:43 | 侵入生物をきれいに撮る
コスモス(オオハルシャギク)は、キク科コスモス属の一年草です。
熱帯アメリカ原産で、メキシコからスペインに渡りコスモスと名づけられました。日本には1879年に美術学校の教師ラグザーにより、イタリア経由で持ち込まれました。
Wikipediaには「茎は高さ2~3mになり、よく枝を出す。葉は対生で二回羽状複葉。細かく裂け、小葉はほぼ糸状になる。頭花は径6~10cm、周囲の舌状花は白から淡紅色、あるいは濃紅色。中央の筒状花は黄色。葯は黄褐色。通常は舌状花は8個。開花期は秋で、短日植物の代表としても知られる。」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「全体に無毛。茎は直立してよく分岐、高さ2mに達する。葉は2~3回羽状に細裂し、裂片は線状、柄があって対生。茎の頂が分岐してその先に直径7cmほどの頭状花序を多数つける。舌状花は先端3裂して大きく10枚前後、白~淡紅紫色、筒状花は黄色。痩果は線形で長さ1cmほど。日当たりと排水の良い場所を好む」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。











































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マルバルコウ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2019-09-12 22:17:38 | 侵入生物をきれいに撮る
マルバルコウ(丸葉縷紅)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年草です。北アメリカ原産で、日本には嘉衛年間(1848~1854頃)に観賞用として導入されました。
Wikipediaには「和名は、ルコウソウの仲間で葉が丸いことから。マルバルコウソウと表記される場合もある。つる性植物で、さまざまなものにからまりながら長さ3mほどまで伸びる。葉は、卵形で先が尖り、基部は心形。よく似たツタノハルコウの葉は深裂する。花は赤色で、虫媒花である。畑地、牧草地、道端、荒地に生育する 」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎はつる性・無毛で左巻きで他物にからまり,長さ3mになる。葉には長柄があり,両側に1~2個の角,無毛。枝の先に3~8個の花をつける。花冠はロート型,上から見ると五角形で径1.5~1.8cm,朱赤色,がくは無毛で基部近くまで不同に5裂,雌ずい1個で柱頭は白色・球状。花後,花柄は下向きとなり,果実(さく果)は8mmほどで無毛,4室」とあり、国内移入分布は「本州中部以南」と書かれています。







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オオハンゴンソウ- 北海道占冠村

2019-08-12 09:09:53 | 侵入生物をきれいに撮る
オオハンゴンソウ(大反魂草)は、キク科オオハンゴンソウ属の多年草です。道端や空き地などで群生しているのをよく見かけます。
Wikipediaには「北米原産。日本や中国に帰化植物として移入分布している。日本へは明治中期に観賞用として導入され、1955年には野生化した。今では北海道から沖縄県まで日本全国に定着している。花期は7月から9月頃で、計10~14枚の花弁は黄色で細長く、やや垂れ下がっている。葉には毛が生え触るとざらつく。高さは50〜300cm。道端、荒地、畑地、河川敷、湿原などさまざまな環境に生育する。一株当たり1600粒の種子を生産する」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は高さ0.5~3m、無毛で白っぽい。葉は互生、下部では長柄があって羽状に5~7裂、上部では無柄で3~5裂ないし単葉。上面無毛、下面には短毛。頭状花序、径5~6cm、舌状花は黄色で10~14個、筒状花は緑黄色、花床は半球形、総苞片は葉状で2列。果実(痩果)は4稜あり、長さ5~6mm、扁平、冠毛は癒着して冠状になり、小数の歯状の突起になる。種間交配などで育成された園芸品種が多い」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国。奈良、大阪を除く本州の全都府県、北海道、愛媛、高知、大分、宮崎、沖縄の各県」と書かれています。










※2019/08/08撮影
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シロバナアカツメクサ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2019-07-17 11:36:51 | 侵入生物をきれいに撮る
シロバナアカツメクサ(白花赤詰草)は、ムラサキツメクサ(ヨーロッパ、西アジアおよび北西アフリカ原産)の変異株で、白花を咲かせるものです。
Wikipediaによると「(ムラサキツメクサには)稀に白花を咲かせる株もあり、この変異が固定された園芸種をセッカツメクサ(雪華詰草)、または、シロバナアカツメクサ(白花赤詰草) とも呼ぶ」とあります。








※2019/07/17撮影

リンク⇒ ムラサキツメクサ(2019/06/23)
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オシロイバナ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2019-07-12 06:15:05 | 侵入生物をきれいに撮る
オシロイバナ(白粉花、白粧花)は、オシロイバナ科の多年草または一年草です。
Wikipediaには「南アメリカ原産で江戸時代始めごろに渡来。花が美しいため観賞用に栽培されるが、広く野生化もしている。 茎はよく枝分かれして灌木状となるが節がはっきりしていて、木質化はしない。全体にみずみずしい緑。花は赤、黄色、白や絞り模様(同じ株で複数の色のものもある)などで、内、白と黄の絞りは少ない。花は夕方開き、芳香がある。夜間に開き花筒が長いので口吻の長い大型の夜行性鱗翅目でなければ吸蜜は困難である。花弁はなく、花弁に見えるのはがくで基部は緑色でふくらんでいる。また花の根元にある緑色のがくのようなものは総苞である。花が咲き終わった後、がくは基部を残して脱落し果実(種子を1つ含む)ががくの基部に包まれたまま熟して全体が黒い種子のようになる。種子には粉状の胚乳があり、これからオシロイバナの名がついた。根はいも状になり、暖地では冬に地上部が枯れてもこの地下部が生き残り次の年に根から芽を出す。根や種子に窒素化合物のトリゴネリンを含み、誤食すると嘔吐、腹痛、激しい下痢を起こす」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は高さ1mになる。葉は有柄、対生、縁にのみ微毛を持ち、他部位は無毛。花色は赤・白・黄とそれらのしぼりなど。八重咲き品種のフタエオシロイバナがある」とあり、国内移入分布は「日本全国に広く分布」と書かれています。






※2019/07/11撮影
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ムラサキツユクサ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2019-07-10 07:52:33 | 侵入生物をきれいに撮る
ムラサキツユクサ(紫露草)は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草です。
Wikipediaには、ムラサキツユクサ属として「ツユクサ科の属の1つで、75種が認められる。別名はトラデスカンティア属。多年生の草本で、原産はカナダ南部からアルゼンチン北部にかけての新大陸で、西インド諸島にも分布する。17世紀にヨーロッパに園芸植物として伝わり、現在では世界各地で見ることができ、野生化していることもある。 この属は這うものもあるが、立ち上がって30~60cmになることもある。多くは花を朝に咲かせ昼にしおれるが、天候の影響も受ける。細胞遺伝学的には、染色体の数と構造の進化の点で関心が持たれている。経済的には、園芸植物の他、雑草として農業の邪魔になる。また、環境中の変異原に対する指標生物として用いられることもある。多年生草本で、這うものや立ち上がるものがあり、立ち上がるものは30~60cmに達する。葉は長く、肉質で、剣状から披針形、長さ3~45cmと種によって幅がある。花は青が多いが、白、ピンク、紫もあり、花弁は3枚、葯は黄色く6本あるが、稀に奇形をつくる。汁は粘性があり、透明」とある。
また、ムラサキツユクサについては「鑑賞用によく栽培されている。花期は6〜9月頃。原産地は北アメリカ。また、オシベの毛を細胞の原形質流動の観察でよく使う」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには、日本の外来種全種リスト(他の単子葉類 (暫定リスト))に記載されていますが、個別情報は記載されていません。




※2019/07/09撮影
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コマツヨイグサ - 近所の散歩道(千葉県白井)

2019-07-09 07:51:16 | 侵入生物をきれいに撮る
コマツヨイグサ(小待宵草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の越年草または多年草です。
Wikipediaには「北アメリカ原産。アジアやアフリカに帰化植物として移入分布する。日本では本州・四国・九州に広く定着しているほか、北海道でも稀に確認される。草丈20~60cm。川原、裸地、農耕地などに生育する。日本では1910年代に初めて確認された。鳥取砂丘を緑化し、また、在来種と競合し、在来種の数を大きく減らし、生態系を崩す事から外来生物法により要注意外来生物に指定され、現在各地で駆除が実施されている。また、効率的な駆除方法が検討されている」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「高さ20~60cm、全体に粗毛がある。葉は多形で、羽状に裂けたものから浅い波状の歯をもつものまである。花は径2~3cm、子房下位、がくの下部は2cmほどの筒となる。がくは4個、淡緑色。花弁は4個、横径1cm程度、淡黄色。子房は円柱形。長さは果時で2mm程度、先の方が太く、浅い4溝があり、斜めに立った毛が多い。種子は1.2mm、平滑。染色体数2n=14。変異が起きやすい」とあり、国内移入分布は「本州以南」と書かれています。






※写真 上は2019/07/09 22時に撮影、中、下は2019/07/08 18時に撮影
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ワルナスビ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2019-07-08 14:11:15 | 侵入生物をきれいに撮る
ワルナスビ(悪茄子)は、ナス科ナス属の多年草です。
Wikipediaには「アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)の原産。ヨーロッパ、アジア、オセアニアに移入分布する。茎や葉に鋭いとげが多い。種子が家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がる地下茎を張ってよく繁茂する。耕耘機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかえって増殖してしまう。また除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。花は白または淡青色で同科のナスやジャガイモに似ており、春から秋まで咲き続ける。果実は球形で黄色く熟しプチトマトに似るが、全草がソラニンを含み有毒であるため食用にはできず、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。和名は、これらのたちが悪い生態により付けられた」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「長い根茎をもつ。茎は高さ40~70cm、節ごとに屈折し、黄褐色の刺を持つ。葉は両面に星状毛をビロード状に密生、中央脈上にまばらに刺を持つ。花枝は節間につき、数個~10個の花をつける。がくは尖って背面に毛があり、花冠は5裂、径2.5cm、白色~淡紫色、やくは黄色で花糸より長い。果実は球形、1.5cm、熟すと橙黄色。染色体数2n=24。花が白色のものはシロバナワルナスビと呼ばれる」とあり、国内移入分布は「沖縄を含むほぼ全国」と書かれています。




※2019/07/08撮影
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ブタナ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2019-06-23 10:31:09 | 侵入生物をきれいに撮る
ブタナ(豚菜)は、キク科エゾコウゾリナ属の多年草です。
Wikipediaには「ヨーロッパ原産で、日本では外来種(帰化植物)として各地に分布する。原産地ではハーブとして食用にもされる。現在ではアメリカ大陸やオーストラリア、ニュージーランドなど、世界中に帰化している。日本には昭和初期に入ってきたとされ、北海道及び本州の広い範囲に分布。道路脇、空き地、牧場、草原、農耕地の周辺で生育している」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「全体の外見はタンポポに似る。葉はすべて根生し、両面に黄褐色の硬い毛を密生。分裂するものも羽状に深く裂けるものもある。茎は高さ50cm以上になり、枝は0~3本。所々黒色の鱗片状に退化した葉をつける。頭花は径3~4cm、総苞片はほぼ3列で直立、背面に白色の毛が1列に生える。舌状花のみからなり、花冠に5歯があり冠毛は花筒部の半分以下。花床には1.7cmになる細い鱗片がある。果実(痩果)は微細な突起を密生し、先は長くのびて冠毛は羽状に分岐。ヒメブタナと雑種をつくる。繁殖期:5~9月」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。




  

※2019/06/23に撮影
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ムラサキツメクサ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2019-06-23 10:30:40 | 侵入生物をきれいに撮る
ムラサキツメクサ(紫詰草)はマメ科シャジクソウ属の多年草です。
Wikipediaには「ヨーロッパ、西アジアおよび北西アフリカ原産であるが、世界中に移入されている。日本にはシロツメクサと共に牧草として明治以降移入されたようである。多年生の草本で、大きさは株により 20~80cm とまちまちであり個体変異が大きい。互生する葉は3枚の葉片から構成されるいわゆる三つ葉で、葉片3枚をあわせた径は 15~30 mm であり、葉片1枚の幅は 8~15mm である。各葉片には葉の中ほどに特徴的な三日月型の白い模様が入る。葉柄は長さ 1~4cm で2本の托葉を備える。花は鞠状の集合花序をなし、その径は 2~3cm である。花色は黒みがかったピンクで、基部ほど色が薄くなる。稀に白花を咲かせる株もあり、この変異が固定された園芸種をセッカツメクサ(雪華詰草)またはシロバナアカツメクサ(白花赤詰草) とも呼ぶ」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースでは、日本の外来種全種リスト(マメ科)に記載されていますが、個別情報は記載されていません。






※2019/06/23に撮影
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