白井市内には、田畑がまだたくさん残っている。
昨日、散歩していると、トラクターで田起こしをしている所に出くわした。
作業が終わったばかりのところで、写真を撮らせていただいた。
正確に言うと田起こしではないかもしれない、昨年まで休耕していた水田を、今年はレンコン栽培に当てるのだそうだ。
粘土質の田圃は、レンコンの栽培にも向いていることだろう。
さて、作業中集まっていた大勢のカラス(ハシボソガラス?)が飛び去り、やって来たのはハクセキレイだ。
5羽が田圃の真ん中に来て、歩き回って、何やらついばんでいる。
ハクセキレイはそれほど人を恐れない。最も近づいたところで、8mほどの距離だったように思う。
■ハクセキレイ
White Wagtail
スズメ目セキレイ科
白鶺鴒/L21cm
Motacilla alba lugens
よく観ると、頭まで白い鳥と、頭は黒く背は白い鳥が混じっていた。上下の写真を比べてみるとよく分かる。
通常、ハクセキレイは頭頂からの上面は黒く、雨覆は白い。顔と頸側は白く、黒い過眼線がある。その特徴からすると、下のハクセキレイが通常で、上は部分白変種のようだ。
何やら捕まえたようだ。よかったね。
ハクセキレイに続いて下りてきたのは、セグロセキレイだった。2羽が下りてきて、ハクセキレイに混じって餌を探していた。
■セグロセキレイ
Japanese Wagtail
スズメ目セキレイ科
背黒鶺鴒/L21cm
Motacilla grandis
田圃の奥の方に何やら下りてきた。ツグミかと思ったが、ツグミより小さく見えた。
図鑑で調べると、タヒバリのようだった。
タヒバリは冬鳥で、川原、農耕地、海岸、草地などで生活する。水辺や水田の草丈の低い場所を歩き、昆虫類、クモ類、草の種子などを採食する。
30mほどある田圃の、一番奥の方に下り立ち、その辺りで餌を探していた。近くに来ることはなかった。
■タヒバリ
Water Pipit
スズメ目セキレイ科
Anthus spinoletta
田雲雀・田鷚/L16cm
最後に下りてきたのは、モズのようだった。田圃の一番端に来てしばらく餌を探していたが、すぐに飛び去った。
■モズ
Bull-headed shrike
スズメ目モズ科
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm
今日はモノクロのような写真ばかりになってしまった。最後のモズが少し色を添えてくれた。
この日、上空にはトビが舞っていたので、写真を追加する(2022/01/31 10:27pm)。
この鳥の英名は "Black Kite”。やはりモノクロのような写真になってしまった。
■トビ
Black Kite
タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm
(完)
昨日、散歩していると、トラクターで田起こしをしている所に出くわした。
作業が終わったばかりのところで、写真を撮らせていただいた。
正確に言うと田起こしではないかもしれない、昨年まで休耕していた水田を、今年はレンコン栽培に当てるのだそうだ。
粘土質の田圃は、レンコンの栽培にも向いていることだろう。
さて、作業中集まっていた大勢のカラス(ハシボソガラス?)が飛び去り、やって来たのはハクセキレイだ。
5羽が田圃の真ん中に来て、歩き回って、何やらついばんでいる。
ハクセキレイはそれほど人を恐れない。最も近づいたところで、8mほどの距離だったように思う。
■ハクセキレイ
White Wagtail
スズメ目セキレイ科
白鶺鴒/L21cm
Motacilla alba lugens
よく観ると、頭まで白い鳥と、頭は黒く背は白い鳥が混じっていた。上下の写真を比べてみるとよく分かる。
通常、ハクセキレイは頭頂からの上面は黒く、雨覆は白い。顔と頸側は白く、黒い過眼線がある。その特徴からすると、下のハクセキレイが通常で、上は部分白変種のようだ。
何やら捕まえたようだ。よかったね。
ハクセキレイに続いて下りてきたのは、セグロセキレイだった。2羽が下りてきて、ハクセキレイに混じって餌を探していた。
■セグロセキレイ
Japanese Wagtail
スズメ目セキレイ科
背黒鶺鴒/L21cm
Motacilla grandis
田圃の奥の方に何やら下りてきた。ツグミかと思ったが、ツグミより小さく見えた。
図鑑で調べると、タヒバリのようだった。
タヒバリは冬鳥で、川原、農耕地、海岸、草地などで生活する。水辺や水田の草丈の低い場所を歩き、昆虫類、クモ類、草の種子などを採食する。
30mほどある田圃の、一番奥の方に下り立ち、その辺りで餌を探していた。近くに来ることはなかった。
■タヒバリ
Water Pipit
スズメ目セキレイ科
Anthus spinoletta
田雲雀・田鷚/L16cm
最後に下りてきたのは、モズのようだった。田圃の一番端に来てしばらく餌を探していたが、すぐに飛び去った。
■モズ
Bull-headed shrike
スズメ目モズ科
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm
今日はモノクロのような写真ばかりになってしまった。最後のモズが少し色を添えてくれた。
この日、上空にはトビが舞っていたので、写真を追加する(2022/01/31 10:27pm)。
この鳥の英名は "Black Kite”。やはりモノクロのような写真になってしまった。
■トビ
Black Kite
タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm
(完)