皆さま 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
さて、千葉で初日の出といえば、外房に向かうのが一般的かもしれません。
ところが、向かったのは真逆の群馬県。赤城山に向かいました。
前橋から赤城山に通じる県道は、大鳥居をくぐると一気に標高を上げていきます、そして、当然、気温は下がっていきます。
標高500mでマイナス1℃だった気温が、1000mではマイナス4℃となり、標高1400mを越えた新坂平登山口付近ではマイナス9℃となりました。
午前5時40分新坂平駐車場に到着。
真っ暗な中、ヘッドランプを点けて、冬装備を仕度しました。登山口付近を観ると前日までのトレースがあるのでワカンは車に残し、アイゼンをザックに入れました。
午前5時58分登山開始。
途中で見晴山からの登山道と合流し、今日ついたばかりのトレースを追います。見上げるとずっと先にヘッドランプが歩いています。登るにつれ傾斜はきつくなり、その間に空は白み始めていきます。早く着こうと急ぐ気持ちと、それを制する心が戦い始めます。そうこうしていると山頂のアンテナ群が見えてきました。
午前6時38分山頂到着。
山頂はさすがに寒いですが、この季節にしては風が弱く助かりました。
20人ほどが初日の出を待っています。ほとんどの人は八丁峠か大洞から登ってきています。
待つこと20分あまり、ようやく東の空から陽が登り始め、人々の眼が一点に集中します。待っている間に山頂の人は30人ほどに増えました。
朝陽が主峰黒檜山の東斜面を照らし始めます。
反対側は浅間山です。
今年の平穏無事と登山の安全を祈り、山を下りました。
1時間半ほどのハイキング。暖かいお茶が嬉しかった初登山でした。