shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

道の駅 「月山」・古の里 (山形県鶴岡市)

2020-09-29 20:36:09 | みんなの花図鑑
今日は移動日でした。
出羽三山の月山からも近い、道の駅 「月山」の駐車場に車を停めて、古の里(いにしえのさと)をほんの15分ほど散策。
といっても、ほとんど歩いていません。
一番目立ったお花はツユクサでしたが、時間が午後に入っていたので見ごろを過ぎていました。

それで、ツユクサを除くお花や実を次々と撮影しました。
名前は自信がないものが多いのですが、こんなにいっぱい咲いてました(一応アイウエオ順です)。

■ アキノノゲシ(キク科アキノノゲシ属)だと思いますが、自信がありません。






■ アメリカセンダングサ(キク科センダングサ属)。




■ オオキンケイギク(キク科ハルシャギク属)のように見えますが、自信がありません。


■ キンエノコロ(イネ科 エノコログサ属)の実のように見えますが、自信がありません。近くにエノコログサもありました。




■ ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)。


■ ススキ(イネ科ススキ属)。


■ ノギクの仲間。キク科だと思いますが名前が分かりません。


■ ヒメジョオン(キク科ムカシヨモギ属)。春から夏の花ですが、まだ咲いていました。


■ ヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属)だと思いますが、自信がありません。




■ マツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属)の仲間。


■ ミゾソバ(タデ科タデ属)に見えますが、なんでしょう?


■ ミソハギ(ミソハギ科ミソハギ属)。


■ メドハギ(マメ科ハギ族)。






急いで撮ったので、ピントが甘いものがあります。ご容赦願います。
20~30mほどの範囲での撮影です。15分でこんなに多くのお花が観られ、驚きました。
明日は山へ行ってきます。コメントのご返事が遅くなりますこと、ご容赦願います。
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ハナコゴメギク、ツルボ、マルバルコウ・・ (千葉県白井市)

2020-09-27 13:30:50 | みんなの花図鑑
どうやら風邪をひいたようです。
「馬鹿は風邪をひかぬ」とも「夏風邪は馬鹿がひく」ともいうので、季節はまだ夏なのでしょう。
熱はないものの、お天気もいまいちなので山行はあきらめて、近所をぶらぶら歩いてきました。

ハナコゴメギク(キク科コゴメギク属)はショカさんがお付けになられた名前です。
咲きだしたばかりの可憐なこの花に、とてもふさわしいと名前だと思います。




ツルボ(キジカクシ科ツルボ属)は、近くの公園で草刈りされたので、今年は観られないかもと思っていました。
しかし、ちょっと足を延ばすと、こちらでもあちらでも。








そして、まだ咲いていたマルバルコウ(ヒルガオ科サツマイモ属)。




サツマイモ属といえば、このお花はお分かりですか?




そうです。サツマイモ(ヒルガオ科サツマイモ属)です。
畑の隅っこに、忘れられたかのように咲いていました。

こちらはイチジク(クワ科イチジク属)の実。
先日クロスワードパズルに登場しましたが、別名をムカカ(無花果)といいます。また、無花果と書いて、いちじくとも読みます。
(次回のクロスワードは10月10日午前5時30分にアップです。)






これを見ると、まだ夏だとは言えませんね。
最後は、ガマズミ(ガマズミ科ガマズミ属)の実だと思います。
里でガマズミを植えるのは珍しいかもしれませんが、この集落ではどの家でもガマズミを植えると聞きました。




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センニチコウとバッタ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2020-09-25 19:17:58 | みんなの花図鑑


サルスベリが百日紅なら、こちらはもっと欲張りな名前のセンニチコウ(千日紅)です。
近所の散歩道にある花壇で長い間咲いています。
恐らく、品種名はストロベリーフィールズだと思います。
夏から霜が降りるまでお花が楽しめるそうです。




一方、こちらは短い生涯を忙しくしているバッタ。種類は知りませんが、最近よく見かけます。
ずいぶん翅が短いですね。これで飛べるのかしら?
※ ツチイナゴの幼虫のようです(みみさんに教えていただきました)。
 ツチイナゴはこれから脱皮して成虫になり、冬を成虫で過ごします。
 成虫になると黄褐色(または茶褐色)に変わり、翅も長くなります。





今日は一日雨ふりで、ガット張りを頼んでいたラケットを受け取りに行き、日曜日に北関東の低山へ出かける準備をしました。
明日も雨のようです。
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シロバナを探して - 市内を2時間散歩(千葉県白井市)

2020-09-23 11:42:31 | みんなの花図鑑
昨年の秋、普段めったに歩かないところを散歩していて、シロバナツユクサを見つけた。
今年もぜひ見てみたいと何度か足を運んだが、残念ながら見られていない。
そこで、ツユクサが生えていそうな市内の場所を、いくつか歩いてみた。出会ったお花をスケッチした。

■ マルバルコウ(ヒルガオ科サツマイモ属)


熱帯アメリカ原産で、主に中部地方以西に帰化しているというが、白井市内でも毎年同じ場所に咲いている。

■ オニノゲシ(キク科ノゲシ属)?


葉に鋭い棘があるのでオニノゲシとしたが自信がない。オニノゲシならヨーロッパ原産の帰化植物で、花期は4~10月。

■ アメリカセンダングサ(キク科センダングサ属)




北アメリカ原産で、日本では北海道を除く全国で見られる。

■ シロノセンダングサ(キク科センダングサ属)?




初めて見る花で自信がない。シロノセンダングサなら花期は9~11月。まだ完全に開花しておらず、花冠のふちに見える舌状花(白花)は蕾だ。

■ ニラ(ネギ科ネギ属)




花期は8~9月で、そろそろ見納めだ。蝶(蛾)が吸蜜していた。

■ オシロイバナ(オシロイバナ科オシロイバナ属)


南アメリカ原産で、園芸用が流出した。夕方に開花し、朝の時間にはすでにしぼんでいるものが多かった。白の他に赤、黄色を観た。

■ カラスウリ(ウリ科カラスウリ属)




8~9月に粗毛がある独特の5弁花を咲かせる。既に実の色は黄色~赤くなっているものもあった。

■ スズメウリ(ウリ科スズメウリ属)






果実がカラスウリより小さいことからとか、スズメの卵に見立てたことからという。果実は直径1~2cm。

■ ユウゲショウ(アカバナかマツヨイグサ属)


南アメリカ原産で、明治時代に渡来した。街中で見るものよりずいぶん矮化しているように見えた。

■ キツネノマゴ(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)






花は唇形で、雄しべは上唇につく。花の長さは8mm。図鑑では道ばたでふつうに見られるとあるが、街中で見たことはない。

■ エノキグサ(トウダイグサ科エノキグサ属)




葉がエノキの草に似ていることによる。別名をアミガサソウという。下の写真は雄花で穂状につく。雌花はその基部に編笠のような総苞に抱かれてつく。

■ クズ(マメ科クズ属)




花期は7~9月で、そろそろ見納め。

■ ツユクサ(ツユクサ科ツユクサ属)


今回は2時間歩いてたくさんの群落を観たが、シロバナは見つけられなかった。
シロバナツユクサは幻の花なのか?
ツユクサの花期は6~9月。もう少し歩いて探してみよう。

■ おまけ・古代米


白井市内でも各地で稲作が行われている。黒米や赤米などの古代米は最近のブームだ。
友人が学生時代に農学科でイネを専攻していた。長年かかり遺伝子を選抜して現在の食用米にあり着いた中で、古代米を復活させるのはけしからんと憤慨していた。
私にはその気持ちも分かるが、イネは自家受粉の性質を持つので、近くで古代米を作っていても交雑の心配はほとんどないだろう。
あえて古代米を食べる気にはならないが、食べたい人は食べればよいし、需要があれば生産者が作るのは自然なことだろう。

※今回の記事は、主に「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」を参照しました。
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シマスズメノヒエ(千葉県白井市)

2020-09-20 11:01:09 | 侵入生物をきれいに撮る
シマスズメノヒエは、イネ科スズメノヒエ属の多年草です。
Wikipediaには「南アメリカ原産であるが、現在の日本ではごく広く普通に見られる雑草。アルゼンチンではパンパの多年草として広く見られる。踏みつけに強く、芝生地にもよく侵入する。牧草としてもよく利用される。この類では大きくなる方で、穂も大きくてよく目立つ。穂に毛が多いのが特徴となっている。和名は、日本では小笠原諸島で最初に発見されたためとの説と、果実に縞があるためとの説が流布している。ダリスグラスともいう。」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースの全種リスト(単子葉類 イネ科)に記載されています。






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ルリマツリ・タマスダレ・オリヅルラン - 我が家の庭(千葉県白井市)

2020-09-19 12:54:04 | みんなの花図鑑
我が家のルリマツリは8月に入ると咲きだし、11月まで咲き続けますが、今頃が一番元気です。
昨日の風にも負けず、たくさんの花をつけています。


タマスダレも今が盛期です。
プランターに植えた30球ほどが一斉に花を咲かせています。






そして、今年とてもきれいなのがオリヅルランです。
庭の何ヶ所かに植えてますが、葉の伸び具合も小さなお花も気に入ってます。




4連休の前半は雨の予報で、テニスの約束がありますが、さてどうなることか。
後半は仕事です。
週末に晴れたら山に出かけたいところですが、さてお天気がどうなることやら。「男心と秋の空」だそうです。

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植物クロスワード(3)の解答

2020-09-17 05:30:00 | クロスワードパズル


■ タテのカギ
1 リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草。花期は7-9月で、漏斗型の濃い紫色から淡紫色の花をやや下向きにつける。


2 その幼虫に刺されるととても痛い。「蜂熊」「オキクサン」「シバムシ」「キントキ」「デンキムシ」「ヤツガシラ」「オコゼ」とも称される。
3 バラ科ワレモコウ属の多年草。花穂は長さ4~10cmの細長い円柱形で垂れ下がる。小花は紅紫色で直径が約1mmで、花弁はない。


4 道路等公共用地や共有地などを照らすために設置された明かり。北海道の小樽運河やサッポロビール園では、今でもガス灯が使われている。
5 錦の〇〇〇は、官軍のシンボル。
6 カヤツリグサ科のホソバカンスゲの別名。
7 日本の伝統芸能である能楽の一分野で、江戸時代までは猿楽と呼ばれた。
10 家督をゆずり、定職をはなれて、閑居すること。
12 弦楽器の弦をはじくために用いる棒状の道具。
15 算数の問題。奇数+1=〇〇数。
17 岩壁に彫ったり転石に造立された仏像。大分県臼杵市のそれは国宝に指定されている。
18 山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2599 mの山。日本百名山の一つ。


20 縁故。親しい関係。
21 演劇で、初日公演の前に行う通し稽古。
24 登山用語で、なだらかなコル。漢字で書くと垰。
25 シソ科ハッカ属の総称。ペパー〇〇〇、スペア〇〇〇。
26 周囲よりも高く盛り上がった地形や場所。
27 父や母の母親。
29 チベット仏教における僧侶の敬称のひとつ。
■ ヨコのカギ
1 イワウメ科に属する高山植物の一種。全体に矮小化しており、葉の鋸歯は両側に8個であまりとがらない。


6 栃木県の南西部の市で、ラーメンとアウトレットモールが有名。
8 サクラもイチゴも〇〇科。
9 神や仏を拝む堂。宗派によって読み方が異なる。キリスト教ではれいはいどう。
11 ストレージ(サーバー、メモリ、ディスクなど)の価格を容量で割った数値。
13 湿原の泥炭層にできる池沼。周辺に独特の風景を醸し出す。


14 日本のプロサッカー界にあっては三浦知良選手。
16 干支の7番目。
18 実数ではない複素数のこと。
19 長野県下高井郡山ノ内町にある上信越高原国立公園の中心部を占める高原。最高峰は裏岩菅山(標高2341メートル)。
22 コムギもトウモロコシも〇〇科。
23 青森はねぶた。弘前は〇〇〇。
26 江戸発祥の蕎麦屋の老舗。「更科」、「砂場」と並び、蕎麦御三家の一つに数えられる。
28 ラン科の植物の一つ。花期は7月で、紅紫色の花を茎の先に1個横向きにつける。唇弁は倒卵状楕円形で先端が浅く3裂する。関西では「DO NOT TOUCH」と英訳される。


30 スベリヒユ科の植物の一種。葉は多肉で、高温と乾燥に対して非常に強い。6~9月頃に美しい花を咲かせる。


31 矢を命中させる標的。全日本弓道連盟の競技規則によると、近的競技では直径36cmのものを用いる。


おまけのクイズです。
海なし県といえば、栃木、群馬、埼玉、長野、山梨、岐阜、滋賀、奈良の8県です。
では、次の8つの府県の関連は何でしょうか?
福井、茨城、京都、栃木、岐阜、福岡、香川、和歌山
正解は、後ほどコメント欄に記載しておきます。

次回の植物クロスワードは、10月10日に出題の予定です。
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マテバシイの果実(ドングリ) - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2020-09-15 07:15:16 | みんなの花図鑑


マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)は、ブナ科の常緑高木です。
マテバシイの名前の由来は、「葉がマテ貝の形に似ることから(Wikipedia)」ですが、ネット上では他にも諸説が掲載されています。
・果実(ドングリ)がマテ貝の形に似ることから
・待てばスダジイのように美味しくなることから (アスナロの名前の由来に似てますね)
また、学名の種小名の edulis はラテン語の形容詞で「食べられる」という意味で、加熱すると美味しく食べられるようです。

樹高は15mほどになり、幹は暗褐青灰色で滑らかです。

葉は互生し、楕円形の全縁(鋸歯状の切れ込みがない)で、厚く平滑で光沢があります。

花は5~6月頃に、黄褐色の10cm程度の雌雄花穂をつけます。雄花は皿状の花被から長い12本の雄しべが突き出し、雌花には3つに裂けた雌しべがあります。雌花は受粉すると実を付け翌年の秋に成熟します。

果実は写真のような堅果(ドングリ)で、長楕円形です。

さて、千葉県松戸市には、「まてばしい通り」という通りがあり、1.5kmに渡ってマテバシイが植えられています。
我が家の近所にもマテバシイの通りがあり、アスファルトに落ちた実を踏むと、パチパチとはじけた音が聞こえます。
いつも通る散歩道です。ちょうど今がドングリの季節です。できるだけ実をよけて歩くようにしています。

===== ここからは、9月15日11時40分に追記しました。 =====

マテバシイを試食しました。
近所の散歩道で、きれいなマテバシイの果実を30個ほど拾ってきました。
外皮をきれいに洗って、ハンマーでつぶし(噛み潰すと歯が折れそうなくらい固い)て観ると、中には真っ白なでんぷん質がぎっしり。
少し食べてみましたが、ほぼ無味で、思いのほか渋くもなかったです。それでも後から渋味がじわじわと口腔に広がりました。
これなら加熱すればいけると判断し、フライパンで10分加熱しました。


何粒かの外皮が割れる程度に加熱ができたので、火を止め、粗熱を取って試食しました。
写真は撮りませんでしたが、中のでんぷん質が三温糖のような色合いになっていました。


一言でいうと、栗とほぼ同じ味でした。渋皮もそれほど渋くなく、個人的には渋皮ごといけると思います。
但し、栗よりずっと小さいので、加熱して水分が飛ぶとカスカスした感じが残ります。
個人的には、チョコレートでコーティングしたり、味噌と和えたりすると面白いのではないかと思いました。

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クヌギの果実(ドングリ) - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2020-09-14 08:47:59 | みんなの花図鑑


クヌギはブナ科コナラ属の落葉高木で、古くははつるばみと呼ばれました。
漢字では苗字などを含め、櫟、椚、橡、栩、椡、㓛刀、功刀などと表されます。

樹高は15~20mになり、樹皮は暗い灰褐色で厚いコルク状で縦に割れ目が出来ます。
葉にはつやがあり、互生、長楕円形で周囲には鋭い鋸歯があります。

花は雌雄別の風媒花で、4~5月頃に咲きます。雄花は黄色い10cmほどの房状に小さな花をつけ、雌花は葉の付根に非常に小さい赤っぽい花をつけます。雌花は受粉すると実を付け翌年の秋に成熟します。

果実はほぼ球形で、半分は椀型の殻斗につつまれています。実は渋味が強いため、そのままでは食用になりません。

さて、通勤の際、鎌ヶ谷市のくぬぎ山を通ります。道路から観た範囲で周囲にクヌギ林は見えません。
辺りには自衛隊の駐屯地と、住宅地が広がります。名前からすると、かつては武蔵野の照葉樹林があったのではないかと思います。
”くぬぎ”はひらがなで書くのが正式な住所表示名ですが、駅前のタクシー会社の看板には”櫟山交通”と書いてあります。

富山県入善町にもくぬぎ山があります。こちらの正式表示名は”椚山”ですが、コンビニの店名などは”くぬぎ山店”になっています。
付近には水田が広がり、”山”のイメージはありません。国道8号線が地区の中央を貫いています。

埼玉県にもくぬぎ山があります。こちらは狭山市を中心とした(一部、川越市、所沢市、三芳町)大規模な平地林です。
ここでのくぬぎ山は、正式な住所表示名ではありませんが、武蔵野の面影を今でもしっかり残しています。
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植物クロスワード(3)

2020-09-10 05:30:00 | クロスワードパズル
植物クロスワードの第3回です。
今回は植物の名前を8つ入れることができました。また、山の名前も入れてみました。お楽しみくださいませ。
解答は、9月17日にブログアップします。
※問題のクロスを印刷するには、ここから下(↓)をドラッグして(青色に変わる)コピーし、Word、ペイントなどに貼り付けると簡単です。


■ タテのカギ
1 リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草。花期は7-9月で、漏斗型の濃い紫色から淡紫色の花をやや下向きにつける。
2 その幼虫に刺されるととても痛い。「蜂熊」「オキクサン」「シバムシ」「キントキ」「デンキムシ」「ヤツガシラ」「オコゼ」とも称される。
3 バラ科ワレモコウ属の多年草。花穂は長さ4~10cmの細長い円柱形で垂れ下がる。小花は紅紫色で直径が約1mmで、花弁はない。
4 道路等公共用地や共有地などを照らすために設置された明かり。北海道の小樽運河やサッポロビール園では、今でもガス灯が使われている。
5 錦の〇〇〇は、官軍のシンボル。
6 カヤツリグサ科のホソバカンスゲの別名。
7 日本の伝統芸能である能楽の一分野で、江戸時代までは猿楽と呼ばれた。
10 家督をゆずり、定職をはなれて、閑居すること。
12 弦楽器の弦をはじくために用いる棒状の道具。
15 算数の問題。奇数+1=〇〇数。
17 岩壁に彫ったり転石に造立された仏像。大分県臼杵市のそれは国宝に指定されている。
18 山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2599 mの山。日本百名山の一つ。
20 縁故。親しい関係。
21 演劇で、初日公演の前に行う通し稽古。
24 登山用語で、なだらかなコル。漢字で書くと垰。
25 シソ科ハッカ属の総称。ペパー〇〇〇、スペア〇〇〇。
26 周囲よりも高く盛り上がった地形や場所。
27 父や母の母親。
29 チベット仏教における僧侶の敬称のひとつ。
■ ヨコのカギ
1 イワウメ科に属する高山植物の一種。全体に矮小化しており、葉の鋸歯は両側に8個であまりとがらない。
6 栃木県の南西部の市で、ラーメンとアウトレットモールが有名。
8 サクラもイチゴも〇〇科。
9 神や仏を拝む堂。宗派によって読み方が異なる。キリスト教ではれいはいどう。
11 ストレージ(サーバー、メモリ、ディスクなど)の価格を容量で割った数値。
13 湿原の泥炭層にできる池沼。周辺に独特の風景を醸し出す。
14 日本のプロサッカー界にあっては三浦知良選手。
16 干支の7番目。
18 実数ではない複素数のこと。
19 長野県下高井郡山ノ内町にある上信越高原国立公園の中心部を占める高原。最高峰は裏岩菅山(標高2341メートル)。
22 コムギもトウモロコシも〇〇科。
23 青森はねぶた。弘前は〇〇〇。
26 江戸発祥の蕎麦屋の老舗。「更科」、「砂場」と並び、蕎麦御三家の一つに数えられる。
28 ラン科の植物の一つ。花期は7月で、紅紫色の花を茎の先に1個横向きにつける。唇弁は倒卵状楕円形で先端が浅く3裂する。関西では「DO NOT TOUCH」と英訳される。
30 スベリヒユ科の植物の一種。葉は多肉で、高温と乾燥に対して非常に強い。6~9月頃に美しい花を咲かせる。
31 矢を命中させる標的。全日本弓道連盟の競技規則によると、近的競技では直径36cmのものを用いる。
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赤岳(八ヶ岳)に行ってきました

2020-09-06 13:53:40 | 山行・旅行


9月4、5日に八ヶ岳の赤岳(標高2899m、日本百名山)に行ってきました。
一昨年は雪のため、昨年は雨で撤退したので、3年越しのチャレンジとなりました。とても楽しく、和やかな山登りでした。
(お花の写真は最後にまとめて載せていますので、よろしくお願いします。)

自宅を3日の夜に出発し、山梨県の道の駅はくしゅうで朝を迎えました。目覚めると甲斐駒ヶ岳が目の前にドーン。一方、八ヶ岳方面は霧に覆われていました。
地元のスーパーが開くのを待って、パンなどの食料を買い、登山口の美濃戸口に向かいます。

八ヶ岳を隠していた霧は陽が差すと消え、晴れてきました。しかし、山の天気は気まぐれです。
11時に美濃戸口にある八ヶ岳山荘で仲間と待ち合わせですが、1時間前に到着し、早めの昼食を摂りました。


今回の仲間は、私の山の師匠のS氏と彼の奥さま。師匠は大学山岳部出身、ヒマラヤ未踏峰も経験したクライマーで、かつての私の仕事仲間。奥さまも学生時代からの山ガール。私とは旧知の仲です。
2人が30分遅れで到着し、私の荷物を少し分担してもらい、12時に出発。S氏は昼食を摂っていなかったので、私と奥さまが先に歩き出し、S氏には後から追いかけてもらうことにしました。
歩き出して30分ほどで雨が降り出しました。サッとレインウエアを着用し、静かな森の道を歩きます。幸い雨はずっと小雨のままで、小鳥の鳴き声も聞こえます。
12時55分に美濃戸山荘(コロナ禍のため休業中)に到着。ここでS氏を待ちます。ありがたいことに雨が上がりました。


20分ほど待ってS氏が到着。私を先頭に、この日宿泊する行者小屋(テント泊)を目指して、南沢を歩きます。

(雨でカメラのレンズが汚れたまま、写真を撮ってしまいました。)

この道は昨年も歩いたので、覚えていたつもりですが、かなりきつかったです。美濃戸口からの標高差は850m、主に沢沿いの道ですが、途中何度が沢を離れて斜面を登ったり、沢では大きな岩が散在する河原を歩きます。後半、傾斜が緩くなった辺りの、苔むしたシラビソの森は絶景です。


分担してもらい1kg減量したものの、それでも18kgのザックが応えて、休憩を予定より多く取り、行者小屋には当初予定より1時間余り遅れて到着しました。
早速テントを張り、食事を準備。この日の夕食は、つぶ貝のアヒージョをメインに、タイ式チキンカレー2種、フランスパン、マクワウリのピクルス、赤ワイン、デザートは白桃とネクタリン、コーヒー/紅茶。
赤岳に夕日が当たり赤く染まる光景は観られませんでしたが、静かなテント場でまったりした時間を過ごせました。


翌日は5時前に起床。5時12分、食事の準備が完了。メニューは五目ごはん、豆腐とわかめの味噌汁、ウズラの卵と豚の角煮、お漬物にお茶。
早朝のテント場は山陰になり陽が当たりませんが、阿弥陀岳の西に沈もうとする満月を眺めながらの朝食でした。


赤岳から北に続く稜線上に雲はありません。絶好の登山日和です。この天候が一日持ってくれることを祈りますが、天気予報では午後3時からは雨になっており、早めの出発を目指します。


ちなみに上の写真の赤と緑のテントはよそ様のものです。私たちのテントは下の青い2張り。今回は2張りを私が担いできました(帰りはS氏が半分持ってくれました)。
そのテントはそのままにして、最少限の荷物だけをサブザックに詰めて赤岳へ向かいました。


さて、いよいよ赤岳登山の開始です。6時18分、テント場を出発します。
地蔵尾根の取りつきはシラビソの森をしばらく歩きます。森を抜けると石段や階段が続きます。
S氏は淡々と坂を登っていきます。前方に階段が見えます。


標高を上げていくと森を抜け、下の風景が見えてきます。茅野市の街並みや御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰、槍ヶ岳などの山々が一望できます。




眼を右に向けると、剱岳、立山の立山連峰、白馬岳を始めとする後立山連峰もよく見えます。


御嶽山のアップです。山頂の左に見えるのは噴煙のようです。


こちらは乗鞍岳のアップです。


こちらは穂高連峰、槍ヶ岳のアップです。


崩れやすい岩なので、慎重に登っていきます。ここを下りに使うのはちょっと嫌ですね。


岩場を登っていくと、お地蔵さんが現れました。とてもにこやかなお顔をされています。


岩場を登っていくS氏の奥さま。


やがて赤岳が見えてきました。山頂に続く道がはっきり見えます。


そして稜線まであと僅かです。稜線の向こうから太陽の光が差し込みます(カメラの性能の問題で、ゴーストが出ています)。


着きました。地蔵の頭(標高2720m)です。行者小屋からのんびり登ってきて、1時間10分かかりました。
左に写っているピークは、横岳に続くピークの一つで、二十三夜峰だと思います。この不思議な名前の由来は月齢に由来していて、月待信仰の信者が、二十三夜塔・石碑(月待塔)をここに建立したようです。


さて、地蔵の頭からは富士山の全景がきれいに見えました。しかし、5分ほど先の赤岳展望荘まで行ったら、すっかり雲に隠れて見えなくなっていました。山の天気は変わり易いものです。
赤岳山頂にも雲がかかり出しました。何とか登頂するまで、お天気が持ってくれるといいのですが。


赤岳展望荘に着きました。直前にコマクサとウメバチソウが咲いていました。チングルマは綿毛でした。
ここからの眺めは絶景です。左の阿弥陀岳から右の横岳まで、八ヶ岳の核心部が一望できます。


展望荘から観た赤岳です。これから主稜線を登っていきます。ガレ場には鎖が付いていますが。下りの登山者に譲り、極力使わずに登りました。


振り返って見る展望荘と主稜線の岩稜です。東側はすっかりガスに覆われました。


山頂直下から下界を眺めます。先ほどまで霧がかかっていた諏訪湖もはっきり見えるようになりました。


8時30分、赤岳登頂です。


ここから先、あまりの感動に写真を撮り忘れました(お花の写真だけは、しっかり撮っています。)
赤岳から西に向かって急な岩場を下ります。核心部を過ぎてから撮った写真がこちらです。正面に阿弥陀岳が写っています。


ガレた道が続きますが、文三郎尾根に入ると歩きやすくなりました。


登山道脇にトウヤクリンドウがたくさん咲いていました。お花の写真を撮りながら、ゆっくり下山します。


10時30分、無事に行者小屋に着くと、先に下りたS氏がテント2張りを撤収してくれていました。
ここからしばらく、写真がありません。
お昼ご飯をしっかり食べて、11時30分に行者小屋を後にしました。
帰路は赤岳鉱泉を通って、北沢から美濃戸小屋へ向かいます。途中で12時50分ごろに激しい雷雨に遭いました。雨が降り出す前に休憩地で撮ったのがこの1枚。これが最後の写真です。
雨が降り出した際、二人がレインウエアを着る素早さには驚きました。流石ベテランです。


雨中の長い道を歩き、美濃戸山荘に13時20分に到着、雨が上がったのでレインウエアを脱ぎ20分休憩し、再び歩いて14時30分に美濃戸口(八ヶ岳山荘)に到着しました。
かなり歩き応えがある2日間でしたが、とても楽しい山行になりました。

さて、お待ちかねのお花の写真です。
■ トリカブト(キンポウゲ科の多年草)の仲間。
トリカブトの仲間は、標高1500~2300mの広い範囲で観られました。この写真は北沢上部の標高2200m付近で撮りました。
八ヶ岳ではホソバトリカブトが多いようですが、キタザワブシとの雑種も観られるようです。


■ コマクサ(ケシ科コマクサ属)。
標高2700mの赤岳展望荘近くのガレ場で観ました。


■ ウメバチソウ(ニシキギ科ウメバチソウ属)。
標高2700mの赤岳展望荘近くのガレ場で、コマクサと並んで咲いていました。




■ イワベンケイ(ベンケイソウ科イワベンケイ属)。
赤岳山頂で観ました。花序が色づいてとてもきれいでした。




■ ミネウスユキソウ(キク科ウスユキソウ属)。
赤岳から西へ少し下りた岩場で観ました。


■ ミヤマツメクサ(ナデシコ科タカネツメクサ属)。
赤岳から西へ少し下りた岩場で観ました。花期は7~8月で、既にお花は終わりかけでした。


■ チシマギキョウ(キキョウ科ホタルブクロ属)。
赤岳から西へ少し下りた岩場で観ました。


■ イワウメ(イワウメ科イワウメ属)の蒴果。
既に花が終わり子房が膨らんできています。密集した小さな葉に特徴があります。モウズイカさんに教えていただきました。


■ トウヤクリンドウ(リンドウ科リンドウ属)。
文三郎尾根でたくさん観ました。開いていた花は僅かでした。






■ シラネニンジン(セリ科シラネニンジン属)。
赤岳鉱泉付近(標高2350m)で観ました。


■ オンタデ(タデ科オンタデ属)。
赤岳鉱泉付近(標高2300m)に群生していました。


■ アザミ(キク科アザミ属)の仲間。
下を向いて花をつけるアザミです。赤岳鉱泉付近(標高2300m)に群生していました。
八ヶ岳にはヤツタカネアザミという固有種があります。写真では葉(別の写真)や花がよく似て見えます。


■ アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)。
標高1500m付近、八ヶ岳山荘の近くで観ました。


■ キオン(キク科キオン属)。
標高1500m付近、八ヶ岳山荘の近くで観ました。


写真はこれでお仕舞いです。
八ヶ岳山荘でコーヒーを飲んで、近くのもみの湯に浸かり帰宅しました。
中央高速で激しい雷雨に遭い、ノロノロ運転を余儀なくされましたが、その後は渋滞もなく無事に帰宅しました。
今回も、無事に楽しく遊ばせていただき、感謝しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント (18)
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メドハギ ほか - 白井運動公園(千葉県白井市)

2020-09-03 10:39:54 | みんなの花図鑑
昨日、テニスの空き時間にコートの周りの草むらで、お花をスケッチしました。
思いのほか、お花が少なかったです。

メドハギ(筮萩、目処萩)はマメ科ハギ族の多年草です。
名前は、茎を占いの筮(めどぎ)に用いたことに由来します。

日本では北海道から琉球列島まで広く分布します。
高さは1m程度になり、茎は硬く木質化します。
葉は三出複葉で、小葉は幅が狭く、狭倒卵形~線形で、先端が丸く、側小葉より頂小葉がやや大きいです。
花は8~10月に、葉腋に2~4個ずつ集まってつきます。黄白色で長さが6~7mm、旗弁の基部に紫色の斑点が一対あります。


こちらのキク科のお花。名前が分かりません。


こちらは、ヘクソカズラ(サオトメバナ、アカネ科ヘクソカズラ属の多年草)。自宅でも生えてきますが、早めに取るので花を咲かすことはありません。
初めて写真を撮りました。


家に帰ると、ヤマボウシの実が落ちていました。


今晩から山へ出かけます。帰宅は日曜になりますので、コメントをいただいても、ご返事が遅くなりますことをお許しくださいませ。
コメント (2)
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