shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

坂田ヶ池でカモ観(千葉県成田市)

2024-10-31 19:24:13 | 
10月16に坂田ヶ池に出かけてから2週間が経った。カモの種類や数は増えたのか、エクリプスの♂はどうなったのかと、いろいろ気になったので出かけてきた。
ハシビロガモ、コガモ、マガモ、カルガモが観られた。

■ハシビロガモ
Northern shoveler

カモ目カモ科ハシビロガモ属(日本鳥類目録第8版でマガモ属からハシビロガモ属に変更されました)
Spatula clypeata
嘴広鴨[/L50cm
♂生殖羽。


上と同じ個体。


♂エクリプス→生殖羽。


上と同じ個体。


♂エクリプス→生殖羽?


上と同じ個体。


♂エクリプス→生殖羽?


■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm
♂・♀不詳。


♂エクリプス→生殖羽。


♂・♀不詳。


上と同一個体。


♂エクリプス→生殖羽。



■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
♂生殖羽。


左奥:♂生殖羽。右手前:♂エクリプス→生殖羽。


♂エクリプス→生殖羽。


上と同一個体。


♀生殖羽?


♀生殖羽?


♀生殖羽?


上と同一個体。


撮影:2024/10/29
コメント (4)
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10月に白井市内の調整池に来ていたカモ

2024-10-30 07:51:44 | 
昨日、市内にある調整池のうち4ヶ所を足速に観て回った。
初めに行ったのは、今月14日にヒドリガモの小群が来ていたところ。カルガモが観られたが、ヒドリガモは1羽も観られなかった。

続いて行ったのはそこから1kmほど離れた池。15日には1羽のカモもいなかったが、17羽のヒドリガモと2羽のマガモが観られた。






七次川調整池には7羽のオナガガモが観られた。24日にホシハジロが3羽観られたが、この日は確認できなかった。


最後に観に行った池では、ホシハジロが2羽確認できた。
全体的に今年の渡来は遅れているように思った。
今冬は市内にあるこれらの4つの池を中心に、カモを観ていこうと思う。

撮影:2024/10/29
コメント (6)
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七次川調整池にオナガガモとホシハジロが飛来

2024-10-24 19:30:24 | 
白井市内の七次川調整池に、オナガガモとホシハジロが来ていた。
1週間前にはいなかったので、ここ1週間のうちに飛来したようだ。

オナガガモが4羽と、ホシハジロが3羽休んでいた。




他にカイツブリが3羽確認できた。


撮影:2024/10/24
コメント (8)
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赤城山の荒山で紅葉探し

2024-10-21 16:22:45 | 山行・旅行
紅葉した樹木の写真を撮るために、赤城山の荒山を歩いてきた。
赤城山はツツジが有名だが、カエデの種類も多い(注1)。この時期は紅葉を求めて、大沼や小沼の周辺にハイカーが集う。混雑は嫌いなので、比較的空いている荒山に行き先を決めた。
注1)群馬県による学術調査によると、荒山付近で観られるムクロジ科の樹木には、オオモミジ、ホソエカエデ、カジカエデ、ウラゲエンコウカエデ、エンコウカエデ、イトマキイタヤ、ウリハダカエデ、オオイタヤメイゲツ、ミネカエデ、アサノハカエデ、コミネカエデの11種がある。(10/22 アサノハカエデ、コミネカエデを追加)


出かけたのは10月20日で、道路が混む前にと思い、7時に前橋市内を出発した。
県道4号(通称赤城道路)の標高1000m地点にある姫百合駐車場に車を駐めて、7時40分ハイキングスタート。気温は9℃で、前日とは一転してずいぶん秋らしくなった。


前夜に前線が通過し強い風が吹いたため、たくさんの木の葉や小枝が落ちていた。色付いた葉のうち形が良いものを選んで写真を撮っていく。

↑①カジカエデ(別名オニモミジ、梶楓、Acer diabolicum、ムクロジ科カエデ属の落葉高木)のようだ。

 
↑②、③風で運ばれて落ちていた葉は、残念ながらほとんど名前が分からない。

 
↑④、⑤この辺りはスギの植林なので、どこか別の場所から運ばれてきたのだろう。

 
↑スギ林のあとにカラマツ林が続く。晴れているが日陰なので薄暗く寒い。手袋を着用した。


↑⑥特徴のある葉だが名前は不詳。風で運ばれたものだと思う。
 

↑⑦ヤマブドウかもしれないが自信がない。風で運ばれたものだと思う。

いつからこんな名が付いたのだろう。ふれあいの十字路を通過。ここからは広葉樹の森に入っていく。



↑⑧この大きな葉はホオノキ(朴の木、朴木、朴、 Magnolia obovata、モクレン科モクレン属の落葉高木)のように思う。

 
↑大きなドングリがたくさん落ちていた。ミズナラのドングリのように思う。


↑⑩前夜の風で落ちた小枝だ。鋸歯が粗く葉柄が短いのでミズナラ(水楢、Quercus crispula、ブナ科コナラ属の落葉高木)のようだ。


↑⑪近くに落ちていた大きな葉。名前不詳。


↑⑫こちらも名前不詳。


↑⑬最初の方に観た②、④に似ている。

 
↑⑭、⑮ミズナラのようだ。


↑⑯名前不詳。


↑前夜の風のせいもあるが、たくさんの葉が登山道に落ちていた。

 
↑登山道の一面にはドングリが散らばっていた。ミズナラのドングリのように思えた。




↑⑰オオイタヤメイゲツ(大板屋名月、 Acer shirasawanum、ムクロジ科カエデ属の落葉小高木または落葉高木)のように思う。


↑⑱オオモミジ(別名ヒロハカエデ、大紅葉、Acer amoenum var. amoenum、ムクロジ科カエデ属の落葉小高木または落葉高木)のように思う。

 
↑⑲、⑳ミズナラの落ち葉と葉が付いた小枝。


↑広葉樹の森の中を歩いて行く。ミズナラが多いがブナも混じっていた。サワシバの果穂らしきものも落ちていた。


↑ミズナラの幹。


↑樹木名不詳(サワシバまたはクマシデかもしれない)。


↑㉑オオイタヤメイゲツのようだ。


↑カエデの仲間などが混じった樹木の紅葉(樹木名不詳)。


↑ヤマブドウの紅葉。


↑㉒ヤマブドウの葉。


↑㉓ウリハダカエデ(瓜肌楓・瓜膚楓、Acer rufinerve、ムクロジ科カエデ属の落葉小高木ないし落葉高木)だと思う。


↑8時44分、展望台を通過。止まっている時間が長いので、実にゆっくりしたペースになった。


↑㉔樹木名不詳。


↑㉕オオモミジのように思う。


↑㉖こちらもオオモミジのように思う。


↑荒山の中腹から色付いた鍋割山と前橋市街、遠くに榛名山、妙義山が望めた。この日は鍋割山もハイカーで賑わっていたようだ。


↑㉗オオイタヤメイゲツのように思う。


↑㉘ウリハダカエデのようだ。


↑㉙オオモミジのように思う。


↑紅葉する樹木(その1)。


↑紅葉する樹木(その2)。


↑ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇上らず、Berberis amurensis 、メギ科メギ属の落葉低木)の果実のようだ。


↑紅葉する樹木(その3)。


↑9時26分、荒山山頂(標高1572m)に到着。


↑㉚残念ながら名前が分からない。


↑紅葉する樹木(その4)。


↑荒山の中腹から地蔵岳(別名アンテナ山、標高1674m)、その右奥に黒檜山(同1828m)、さらに右に駒ヶ岳(同1685m)が望めた。


↑㉛ムシカリ(別名オオカメノキ、虫刈、Viburnum furcatum、ガマズミ科ガマズミ属の落葉低木もしくは落葉小高木)のように思う。まだ紅葉しきっていない。


↑ダケカンバの樹木。黒檜山に多いが、荒山では数が少ない。


↑㉜ヤマブドウのように思う。

 
↑㉝、㉞ミズナラ。

 
↑㉟何度も観た(④、⑬、⑯)葉だが、ようやく樹木を特定できた。ツタウルシ(蔦漆・野葛、Toxicodendron orientale、ウルシ科ウルシ属の落葉蔓性木本)のようだ。


↑根元を観るとマツの樹に絡みついていた。


↑こちらはドウダンツツジの仲間を逆光で撮ったもの。


↑こちらはまだ完全には紅葉していないツタウルシ。


↑㊱ホオノキ。

 
↑10時33分に荒山高原に到着した。


↑最後は少し急ぎ足で歩いて、11時ちょうどに下山した。

YAMAPの記録は以下の通り。
タイム:3時間20分(休憩12分)、距離:5.6km、累積標高差:570m。

次の植物クロスワードでは『紅葉する樹木の葉』をテーマにしようと思う。

撮影:2024/10/20

コメント (16)
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北印旛沼散策

2024-10-20 05:30:05 | 
10月16日に坂田ヶ池にカモを観に行った際、北印旛沼にも立ち寄ったので、その時の様子をさくっと紹介したい。
ここ数年トモエガモの大群が来ているが、まだ飛来しておらず、沼は閑散としていた。


遠くにいたのはダイサギ(上の写真の中央より右側)で、他にはカワウ、カイツブリ、カルガモが観られた。






1羽だけマガモのエクリプスらしきがいた。


沼にあまりにも鳥の気配がなかったので、笹藪や田んぼに目を凝らしながら歩く時間が多くなった。
遠くの樹にモズが止まって鳴いていた。


笹藪からはホオジロの地鳴きが聞こえていた。


田んぼにトラクターが入っていて、その後をダイサギとアオサギが付いて歩いていた。


オニグルミの果実だろうか。


いくつか咲いていたサクラ(ソメイヨシノ)。


この日はカモを観に半袖で歩くという、サクラもヒトも錯乱しそうな、10月中旬の夏日だった。

撮影:2024/10/16
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キンモクセイ

2024-10-19 05:30:04 | みんなの花図鑑
今年もキンモクセイが開花した。
玄関のドアを開けると、芳しい香りにはっとさせられる。
キンモクセイは香りで開花が分かる、数少ない花の一つだ。
毎年同じような写真を撮っているので、今年は止めようかとも思ったが、やっぱり撮ってしまった。

・キンモクセイ(金木犀・巌桂、Osmanthus fragrans var. aurantiacus、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹。
中国原産で、日本には江戸時代(17世紀ごろ)に雄株だけが渡来した。日本における栽培地は、北限は東北南部(太平洋側は岩手県紫波郡矢巾町、日本海側は秋田)、南は九州までの範囲とされる。すべて挿し木で増やされたクローンなので、同じ地域では一斉に花を咲かせる。








ここ6年間の開花時期は下記の通り。
2018年:9月29日
2019年:10月15日
2020年:10月2日
2021年:9月14日(この年は二度咲きして2度目は10月3日)
2022年:9月29日
2023年:10月13日
2024年:10月16日

撮影:2024年10月17日
コメント (3)
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カモの季節到来(続々)

2024-10-17 05:30:03 | 
2日前に『カモの季節到来』を書いたとき、まさか(続々)まで書くとは思わなかった。
お読みいただいている皆さまも、さぞかしあきれておられることと思う。

白井市内の池を6つ観て回ったので、ついでならと隣の市にある坂田ヶ池まで足を運んだ。
そこでハシビロガモ、コガモ、マガモを観ることができた。
この池によく来られている方にお訊ねしたら、渡ってきたばかりだとのこと。

この時期、♂はエクリプスのため、♂・♀の識別が難しい。♂・♀の識別は自信がないので”?”とした。

■ハシビロガモ
Northern shoveler

カモ目カモ科ハシビロガモ属(日本鳥類目録第8版でマガモ属からハシビロガモ属に変更されました)
Spatula clypeata
嘴広鴨[/L50cm

♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm

♂エクリプス? 嘴基部は黄色味がある。


♂エクリプス? 上の写真と同じ個体。


♀非生殖羽?


♀非生殖羽?


♀非生殖羽?


♀非生殖羽?


■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm

♂エクリプス→生殖羽。


♂生殖羽。


■種不明




撮影:2024/10/16
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カモの季節到来(続)

2024-10-16 05:30:01 | 
昨日のブログで、市内にある他の調整池についてもこれから観て回ろうと思うと書いたので、早速観てきた。
結果からいうと、5つの池を回ったが、どの池にも渡りのカモはいなかった。
最後に前日ヒドリガモがいた池に出向いたところ、12羽のヒドリガモがいた。






♂の生殖羽。


幼羽(♂・♀不明)。
♂の幼羽は、翼羽最後部の羽は灰色味を帯びた淡色。♀の幼羽は、翼羽最後部の羽は黒褐色で白い羽縁が目立つ。
判断が難しい場合もあるが、高い確率で見分けることができるという。しかし実際に観ると難しい。




新たに観て回った池で唯一カモがいたところでは、4羽のカルガモが観られた。
うち2羽は陸に上がって休んでいた。10月半ばの夏日であった。ちょっと暑くないかと心配になるほどの陽射しの強さだった。


目当てのカモはいなかったが、自転車で走って回ったので良い運動になった(疲れた)。

撮影:2024/10/15
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カモの季節到来

2024-10-15 05:30:15 | 
白井市内の調整池のひとつにヒドリガモが飛来した。
夏の間閑散としていた池だが、10羽ほどのカルガモと同じほどの数のヒドリガモが来ていて、カイツブリも2羽混じっていた。
市内にある他の調整池についても、これから観て回ろうと思う。







4~5羽の幼鳥が混じっていた。


カルガモも10羽ほど来て休んでいた。


街路樹のハナミズキに来ていたスズメ。


遠くの樹に止まっていたモズ。


この日は群れで移動していたヒヨドリを見かけた。夏の間あまり見なかったヒヨドリだが、このところよく見かける。
他にはシジュウカラの群れとメジロの群れを見た。メジロの群れには他の鳥が混じっていたが、種名は特定できなかった。

キクイモ。


エノコログサとセイタカアワダチソウ。


ヨウシュヤマゴボウ。


クヌギのドングリ。


撮影:2024/10/14

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秋の薬師岳ハイキング(後編)

2024-10-13 05:30:00 | 山行・旅行
この記事は秋の薬師岳ハイキング(前編)からの続きです。

(薬師岳山頂から見た北薬師岳と手前の金作谷カール。遠くに立山、剱岳、後立山連峰)


山行初日の夜は19時半に就寝した。宵の時間にいっとき雨が降りテントが濡れたが、夜半に小用に出たときには、空に満天の星が輝いていて、天の川もくっきり観えた。冬の星座のオリオン座が東の空に顔を出していた。小用から帰るときテン場を横切るベージュ色をした小動物を観た。ネコほどの大きさで、ネコより太めの長い尻尾があった。テンだと思った。小動物はテントを避けるようにして、ぴょこぴょこと跳ねるように去って行った。

翌朝は1時半に目覚めた。空に星はなかった。
薬師岳の山頂に向けて出発したのが2時ちょうどだった。しかし忘れ物に気づき戻ったので、2度目の出発が2時8分となった。
寒くなかったがレインウエアの上下を着用し、手袋もはめて歩いた。

(地図はクリックすると大きくなります)


S氏が先に歩いてその後を筆者が続いた。薬師峠から薬師平までは沢登りで、沢を詰めると岩が重なる急登となった。15分ほど歩いたところで暑くなり、レインウエアの上を脱いだ。テン場から40分余り歩いて薬師平に着いた。途中から筆者が先に歩いた。道は緩やかな登りが続き、周囲にハイマツの葉先が白く光って見えていた。
 

3時37分に薬師岳山荘に到着した。山荘の軒下でしばらく休ませてもらった。寒暖計が7℃を示していた。風も出てきていたのでフリースを中に着て、さらにレインウエアを着た。ここから山頂までのコースタイムが50分だ。出るには早すぎるので、4時20分まで行動食を食べながら待つことにした。
ガスがかかっていたが、時折晴れ間から富山市の街明かりが見えていた。


4時20分に薬師岳山荘を出て山頂に向かった。風が強くなってきていた。時折ガスが晴れて星空が見えた。オリオン座が天頂に来ていた。
握りこぶしほどの石で埋まった道をジグザグに登っていった。ヘッドランプの明かりを頼りに踏み跡を忠実に辿った。
4時51分に避難小屋跡(石室)があるピーク(標高2895m)に着いた。西からの強い風を避けるため、5時ちょうどまで石室の東側の壁にもたれて休んだ。

5時14分に薬師岳の山頂に到着した。この日の一番乗りだった。
お社に参拝し、強い風を避けるためお社の東側に回ると、ちょうど良い岩があり腰掛けて日の出を待った。秒速10メートルほどの風が吹いていた。
 

10月6日の富山市の日の出時刻は5時50分で、それまでに30分余りあった。ガスが強い風で流されて、時折晴れて北薬師岳や立山連峰、後立山連峰の山々が見えていた。
(S氏撮影)


5時47分に東の空が明るく輝いたが、すぐに雲に隠された。


その後数分して雲の上から陽が昇った。
(S氏撮影)


その後太陽は雲に隠れ、周辺もガスに包まれてしまった。何人かがそれを見て下山していった。私たちはガスが晴れると信じて待った。20分ほどしてガスが晴れた。
山頂にいた20人ほどの登山者の中から、「来た~!」と声が上がった。冒頭の写真はその時に撮ったものだ。
(S氏撮影)


左の山が剱岳(標高2999m)、右の高い山が立山(同3015m)のようだ。右奥に見えているのは後立山連峰の山々のようだった。




結局、山頂に1時間7分滞在して、6時21分に来た道を戻った。


下山途中に、雲の隙間から槍ヶ岳が見え隠れしていた。


6時51分に薬師岳山荘に到着し、そこでレインウエアを脱いだ。
薬師岳山荘から薬師平まではS氏と離れて、筆者が写真を撮りながら先に歩いた。紅葉したクロマメノキやチングルマがきれいだった。






7時26分に薬師平に着き、ザックを下ろして10分余り休んだ。薬師平からは逆にS氏に先に行ってもらった。


(すれ違いのハイカーと槍ヶ岳)


(イワイチョウ)
 

7時29分にテン場に戻るとS氏がテントの撤収をほぼ終えていたので、筆者は水汲みと朝食の支度をした。
9時2分までテン場で休憩し、その後太郎山(標高2373m)へ向かった。太郎山からは薬師岳だけでなく、水晶岳や三俣蓮華岳などの山々が見渡せた。




太郎山から太郎平に下り、その後数カ所で休憩を取りながら、2人がそれぞれ自分のペースで下山した。最後は一緒になって12時40分に折立登山口に着いた。
下山後クルマで立山インターに向かう途中、立山吉峰温泉で汗を流した。高速道路に乗ったときには、北アルプスの山々は皆雲に隠れてしまっていた。短い晴天であった。

S氏とともに、楽しく歩けたことに感謝したい。

(ミヤマキンポウゲの残花)


(有峰湖に向かって下りていく)


(ゴゼンタチバナ)


(ツタウルシ)


(ブナの大木)


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
秋の薬師岳ハイキング(完)
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植物クロスワード(52)『植物用語』の答え

2024-10-12 05:30:00 | クロスワードパズル


タテのカギ
1 シダ植物と種子植物にあって、篩部 (しぶ) と木部からなり、道管・仮道管・篩管などを含む組織の集まり。束状となって根・茎・葉を貫き、水や養分の通路となるほか、体を支持する。
2 植物の根はふつう――にあるが、ウキクサのように水中に生えているものもある。
3 樹木の横断面にみられるほぼ同心円状の輪。温帯林では形成層の肥大生長が気温で異なり、春から夏にかけて活発に生長し、冬に休止するので、1年の間に粗と密の輪ができる。
4 2024を――分解すると、2×2×2×11×23となる。
5 松などの根もとがふくれて、瘤(こぶ)のようになったものを根瘤(ねこぶ)という。では旧約聖書に登場するイサクとリベカの子は?
6 「色即是―― ――即是色」は、般若心経の中の言葉。――は実体として存在しないもの。色は目に見えるもの、形づくられたもの。両者は一体である。
11 マメ亜科――属の落葉高木。中国原産。日本には古くに渡来し、花蕾や莢は生薬にして役立てられた。漢字では「槐」と書く。
12 植物の花びらや萼 (がく) の付け根にある突起部分。内部に蜜腺 (みつせん) をもつ。スミレの花びら、ヒエンソウの萼などにみられる。
13 多細胞生物において、いくつかの組織が集まって一定の形・大きさおよび生理機能をもつ部分。
15 次の問いに答えよ「おもちゃを英語で言うと?」。
16 雌性生殖細胞の卵に雄性生殖細胞の精子が融合し、両者のもつ核が合体すること。
17 律令制で太政官の長官(かみ)職のひとつ。大河ドラマ「光る君へ」では、藤原顕光の役を宮川一朗太が演じている。
19 日本の切り花は海外でも人気があり、スイートピー、トルコギキョ ウ、ラナンキュラス等が、アメリカ、カナダ、中国、香港等へ――されている。
21 被子植物の雌しべの基部にあり、膨らんで袋のようになっている部分。上は花柱に、下は花托につながる。中に胚珠 (はいしゅ) があり、そこでタテ16が行われ、ヨコ21ができると熟して果実になる。
23 フォーク――、ジャズ――、――ミュージック。
25 神を祭る建物。神社。神宮。
27 ミカン科の常緑低木。また、その果実。枝にとげがあり、葉は長卵形で柄に翼がある。初夏、白い5弁花が咲き、黄色い扁球形の実を結ぶ。「桃栗三年柿八年、――の大馬鹿十八年」と言われる。

ヨコのカギ
1 種子から発芽して、開花・結実ののち1年以内に枯死する草本植物。
5 雄しべの一部で、ふつう花糸の上端にあり、花粉をつくる袋状の器官。
7 一つの花の花びら全体。
8 タテ1植物の表皮の、孔辺細胞およびその間にある小孔。狭義には、すきまだけをいう。光合成・呼吸・蒸散などの際に空気や水蒸気の通路となる。
9 すべての花びらが分離している花。桜・アブラナ・エンドウなど。⇔合弁花。
10 遠ざかって関係が薄いこと。音信や訪問が久しく途絶えていること。
14 同輩や目下の人の姓名に付けて、親しみや軽い敬意を表す。
15 キク科の植物は一般的に頭状花序(略して頭花)を形成し、中心部分に――がかたまっていて、そのまわりを舌状花が取り巻いている。
18 樹木の診断や治療を行う技術者。樹木医。
20 学芸の専門家の社会。歌――、画――、文――。
21 ――植物で、タテ16した胚珠 (はいしゅ) が成熟して休眠状態になったもの。発芽して次の植物体になる胚と、胚の養分を貯蔵している胚乳、およびそれらを包む種皮からなる。
22 平成17年(2005年)に施行された――育成支援対策推進法は、国・自治体・事業主に、――育成支援のための行動計画の策定を義務づけている。
24 バイオリン・チェロ・胡弓 (こきゅう) など、擦弦楽器の弦をこすって音を出す道具。
26 幼樹のころに日陰でも生育できる樹木。ブナ・シイ・カシなど。
28 金沢市街を一望する、標高141mの山。金沢城から見て東(卯辰の方角)に位置することから名づけられたとの説がある。一帯は公園として整備されている。
29 駿河と伊豆を合わせた呼び名。

過去のクロスワードパズルは、このページ左にあるカテゴリー◆クロスワードパズルからご覧いただけます。
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植物クロスワード(52)『植物用語』

2024-10-10 05:30:00 | クロスワードパズル
植物の名前を調べたりしていると、用語の壁に突き当たることがしばしばあります。
そんな時、皆さまはどうされていますか? 私は植物用語辞典を持っていますが、たいがいはウィキペディアなどで調べています。
さて、今回は『植物用語』をテーマに選んでみました。黄色に塗られたマスには、タテ・ヨコのいずれかで『植物用語』が入ります。用語の説明は、主にgoo辞書に依りました。
今回は聞き慣れないワードが多いかもしれません。どうぞご自身のペースでお楽しみ下さいませ。
答えは10月12日にアップします。


タテのカギ
1 シダ植物と種子植物にあって、篩部 (しぶ) と木部からなり、道管・仮道管・篩管などを含む組織の集まり。束状となって根・茎・葉を貫き、水や養分の通路となるほか、体を支持する。
2 植物の根はふつう――にあるが、ウキクサのように水中に生えているものもある。
3 樹木の横断面にみられるほぼ同心円状の輪。温帯林では形成層の肥大生長が気温で異なり、春から夏にかけて活発に生長し、冬に休止するので、1年の間に粗と密の輪ができる。
4 2024を――分解すると、2×2×2×11×23となる。
5 松などの根もとがふくれて、瘤(こぶ)のようになったものを根瘤(ねこぶ)という。では旧約聖書に登場するイサクとリベカの子は?
6 「色即是―― ――即是色」は、般若心経の中の言葉。――は実体として存在しないもの。色は目に見えるもの、形づくられたもの。両者は一体である。
11 マメ亜科――属の落葉高木。中国原産。日本には古くに渡来し、花蕾や莢は生薬にして役立てられた。漢字では「槐」と書く。
12 植物の花びらや萼 (がく) の付け根にある突起部分。内部に蜜腺 (みつせん) をもつ。スミレの花びら、ヒエンソウの萼などにみられる。
13 多細胞生物において、いくつかの組織が集まって一定の形・大きさおよび生理機能をもつ部分。
15 次の問いに答えよ「おもちゃを英語で言うと?」。
16 雌性生殖細胞の卵に雄性生殖細胞の精子が融合し、両者のもつ核が合体すること。
17 律令制で太政官の長官(かみ)職のひとつ。大河ドラマ「光る君へ」では、藤原顕光の役を宮川一朗太が演じている。
19 日本の切り花は海外でも人気があり、スイートピー、トルコギキョ ウ、ラナンキュラス等が、アメリカ、カナダ、中国、香港等へ――されている。
21 被子植物の雌しべの基部にあり、膨らんで袋のようになっている部分。上は花柱に、下は花托につながる。中に胚珠 (はいしゅ) があり、そこでタテ16が行われ、ヨコ21ができると熟して果実になる。
23 フォーク――、ジャズ――、――ミュージック。
25 神を祭る建物。神社。神宮。
27 ミカン科の常緑低木。また、その果実。枝にとげがあり、葉は長卵形で柄に翼がある。初夏、白い5弁花が咲き、黄色い扁球形の実を結ぶ。「桃栗三年柿八年、――の大馬鹿十八年」と言われる。

ヨコのカギ
1 種子から発芽して、開花・結実ののち1年以内に枯死する草本植物。
5 雄しべの一部で、ふつう花糸の上端にあり、花粉をつくる袋状の器官。
7 一つの花の花びら全体。
8 タテ1植物の表皮の、孔辺細胞およびその間にある小孔。狭義には、すきまだけをいう。光合成・呼吸・蒸散などの際に空気や水蒸気の通路となる。
9 すべての花びらが分離している花。桜・アブラナ・エンドウなど。⇔合弁花。
10 遠ざかって関係が薄いこと。音信や訪問が久しく途絶えていること。
14 同輩や目下の人の姓名に付けて、親しみや軽い敬意を表す。
15 キク科の植物は一般的に頭状花序(略して頭花)を形成し、中心部分に――がかたまっていて、そのまわりを舌状花が取り巻いている。
18 樹木の診断や治療を行う技術者。樹木医。
20 学芸の専門家の社会。歌――、画――、文――。
21 ――植物で、タテ16した胚珠 (はいしゅ) が成熟して休眠状態になったもの。発芽して次の植物体になる胚と、胚の養分を貯蔵している胚乳、およびそれらを包む種皮からなる。
22 平成17年(2005年)に施行された――育成支援対策推進法は、国・自治体・事業主に、――育成支援のための行動計画の策定を義務づけている。
24 バイオリン・チェロ・胡弓 (こきゅう) など、擦弦楽器の弦をこすって音を出す道具。
26 幼樹のころに日陰でも生育できる樹木。ブナ・シイ・カシなど。
28 金沢市街を一望する、標高141mの山。金沢城から見て東(卯辰の方角)に位置することから名づけられたとの説がある。一帯は公園として整備されている。
29 駿河と伊豆を合わせた呼び名。
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秋の薬師岳ハイキング(前編)

2024-10-08 10:23:37 | 山行・旅行
山の師匠のS氏とは、毎年どこかの山に出かけている。今年はお互いの都合から、10月初旬に北アルプスのどこかの山へ行こうと決めていた。ところが10月になると秋雨前線が掛かり、雨の日が多くなった。唯一2日続けて晴れそうなのが10月5日、6日だった。土曜・日曜だったが、ここを逃すとまた雨になるので、決行した。行き先は紅葉が期待できそうな薬師岳(標高2926m、日本百名山)とした。

下の写真は10月6日に太郎兵衛平付近の登山道から観た薬師岳である。手前に紅葉したチングルマ、中段は草紅葉と灌木(沢筋は混交樹林)、上段は緑のハイマツ帯、そして薬師岳の山頂部は白くて、背景に秋の青空が広がるという理想的な構図が得られた。CPLフィルターを用いて撮影した。


さて、それでは山行の様子を順に追っていきたい。
山行前日の10月4日は移動日で、正午にS氏が住む群馬県を出発し、登山口のある富山市の折立に17時に到着した。そしてすぐに登山口に隣接するキャンプ場にテントを張った。キャンプサイトは広々としている。一方張られたテントは我々のものだけで、炊事場もテーブルも独占できた。駐車場にはクルマがたくさん並んでいて、車中泊のハイカーが多くいた。面倒なテント泊よりも手軽な車中泊ということらしい。


その夜は日本海の海の幸をふんだんに食し、19時に就寝した。そして翌朝5時まで広いテントでぐっすり眠った。
10月5日、ヘッドランプがなくても周囲が見えるのを待って起床した。洗顔を済ませテントを撤収し、朝食を摂った。クルマに積んで置いた登山靴に履き替え、ザックを担ぐと準備完了。計画より多少早く、6時47分に出発できた。
 

今回は折立(標高1350m)を出発して薬師峠(同2294m)にあるキャンプ場で1泊し、翌日に薬師岳(同2926m)に登り、来た道を戻り折立へ下山するという計画だ。初日は1000mほどを登るが距離が7.3kmと短いので、7時出発でも12時半にはキャンプ場に着ける。
(地図をクリックすると大きくなります。)


登山道に落葉した樹木の葉が落ち重なっており、また粘土質の急登が続き、前日の雨で滑りやすく慎重に歩いた。
赤く色づいていたのはウルシ科の樹木だ。橙色に熟した果実がたわわにぶら下がっていた。恐らくヤマウルシだろうとS氏と話した。
 

針広混交林の中を歩く登山道の脇には、スギ、モミ、ゴヨウマツ、ブナ、ミズナラなどの大木が多く見られた。8時ちょうどにアラレちゃんの絵がある展望所に着いた。
 

(スギの巨木とS氏)


8時33分に三角点(標高1871m)があるベンチに着き、15分休憩した。北側に雲海が広がって見えた。


(ナナカマドの果実)


三角点ベンチを過ぎると傾斜が緩やかになり、遠望が楽しめるようになってきた。雲海は北側だけでなく、南西側にも広がっていた。


(ネバリノギランの秋姿)


(ヤマハハコの残花)


登っていくに従い空が近くなっていく感じがする。
 

雲海、青空、草紅葉。どれもに秋を感じる。
 

(歩いている筆者。S氏撮影)


(クロマメノキ)
クロマメノキはツツジ科スノキ属の落葉低木。熟した果実は甘くて美味しく、生食するほか、ジャムや果実酒に利用されている。


10時16分、五光岩ベンチ(標高2189m)を通過。太郎兵衛平(同2330m)まで2.0km。左手に薬師岳を見ながら、遊歩道のような道を歩いて行く。
 

11時9分、太郎平小屋に到着。キャンプ場の料金を支払い、ベンチで休憩した。正面に薬師岳がきれいに見えた。
(S氏撮影)


また南東側には、黒い塊の水晶岳(標高2986m、日本百名山)、尖形のワリモ岳(同2888m)、その右手前にお椀を伏したような形の祖父岳(同2825m)、その後に鷲羽山(同2924m、日本百名山)、さらに右に三俣蓮華岳(同2841m)が見えていた。槍ヶ岳はここからだと三俣蓮華岳の後に隠れていて見えないようだ。






太郎平のベンチで35分休憩し、キャンプ場へ向かった。


12時2分に薬師峠にあるキャンプ場に到着した。テントを設営し、水汲みと休憩をした後、13時にS氏は薬師岳へ向かい、筆者は周辺で写真を撮った。

(シラタマノキ)


(アカモノ)


(ゴゼンタチバナ)
 

(コミヤマカタバミ)


(紅葉したカエデの仲間)


(クレソンに似た植物)
沢の水が当たる場所に生えていた。この時期に標高が2300mを越える場所で花が咲いている植物は稀なので驚いた。オオバタネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属。花期は4~7月)かもしれないが自信はない。
 

(ワサビに似た植物)
やはり沢の水が当たる場所に生えていた。ワサビと異なり葉に鋭い鋸歯があった。葉を囓ってみたがワサビ独特の辛さや香りがなかった。


(?)


(ネバリノギラン)
 

(15時過ぎのテント場の様子)
その後若干テントの数が増えて、この日は20張りほどが利用していた。水場が近くトイレもきれいで、とてもよいテント場だと思った。


S氏は薬師岳まで3時間で往復して、筆者が夕食の準備を始める前の15時59分に戻ってきた。高齢者になっても健脚に陰りはない。
夕食はカロリー重視で、レトルトカレーにカレーヌードル。その後翌日の準備をして、18時半には眠りについた。

秋の薬師岳ハイキング(後編)に続く。
※秋の薬師岳ハイキング(後編)は10月13日に投稿予定です。
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トレーニングを兼ねて筑波山散策

2024-10-01 05:32:12 | 山行・旅行
1ヶ月ほど山から離れていたので、トレーニングを兼ねて筑波山を歩いて来た。
距離:7.3km 累積標高差:733m 時間:3時間36分(うち休憩17分)


11時3分、薬王院コースの登山者用駐車場にクルマを駐めて出発。


11時34分、鬼ヶ作林道に出て林道歩き。
 

11時58分、林道を離れて坊主山へ向かう。下の写真は3分後に撮影。雨がパラパラと降ってきたがすぐに止んだ。


幹回りが3m以上ありそうなモミの木。
 

針広混交林が続いた。


そしてミヤマシキミがたくさん実をつけていて、標高が高い方が赤く色づいていた。
 

12時57分、薬王院分岐に到着、数十メートル先にある四阿で休憩し、自然研究路(南ルート)へ向かった。


13時23分、男体山山頂に到着。男体山御本殿に参拝。その後御幸ヶ原に向けて下山した。


御幸ヶ原。この日は午前中から雨模様だったので人が少なかった。女体山へ向かわず、売店でコーヒーを飲んで下山。


下山時は薬王院コースをそのまま下りた。14時39分に駐車場に到着した。


■自然研究路で観た花。
・ゲンノショウコ(現の証拠、Geranium thunbergii、フウロソウ科フウロソウ属の多年草)。


・レイジンソウ(伶人草、Aconitum loczyanum、キンポウゲ科トリカブト属の多年草)。


・オクモミジハグマ(奥紅葉白熊、Ainsliaea acerifolia var. subapoda、キク科モミジハグマ属の多年草)。




・ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒、Pertya glabrescens、キク科コウヤボウキ属の落葉性小低木)かもしれない。


その他、ツクバトリカブト、ミズヒキを観た。ツクバトリカブトは花が傷んでいた。

■鬼ヶ作林道~坊主山で観た花。
・ヤマハギ(山萩、Lespedeza bicolor、マメ科ハギ属の落葉低木)。


その他、ブタナ、ツユクサを観た。

■鬼ヶ作林道で観た花。
・ユウガギク(柚香菊、Aster iinumae、キク科シオン属の多年草)かもしれない。


・シラヤマギク(白山菊、Aster scaber、キク科シオン属の多年草)だと教えてただいた。


・シロヨメナ(白嫁菜、Aster ageratoides var. ageratoides、キク科シオン属の多年草)かもしれない。


・イヌトウバナ(犬塔花、Clinopodium micranthum、シソ科トウバナ属の多年草)かもしれない。




・ヤブタバコ(藪煙草、Carpesium abrotanoides 、キク科ガンクビソウ属の一年草~越年草)。




■見かけた動物
鬼ヶ作林道から坊主山へ向かう途中で、胴体の長さが6cmほどあるカエルを見かけた。


鳥は坊主山山頂付近、自然研究路などでソウシチョウの群れを見かけた。筑波山にはソウシチョウが多いらしく、よく見かける。
昆虫は甲虫類の仲間を何度か見かけた。

撮影:2024/09/30

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