shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

11月谷津干潟散策

2022-11-27 05:29:56 | 


ほぼ1ヶ月ぶりに谷津干潟へ出かけました。
前回出かけたときは、カモの種類が少なくて残念でした。さて、今回はどうでしょう。

先ず、淡水池へ行ってみました。いつも数種類のカモがいるところです。
ところが、どうしたことでしょう? カモどころか、1羽の鳥の姿も見えません。

気を落として干潟へ向かうと・・
そこにいるのはダイサギとカワウだけ。
中には、婚姻色が出ているものが数羽混じっていました。
■カワウ
Great Cormorant

カツオドリ目ウ科
Phalacrocorax carbo
河鵜/L81cm W129cm


双眼鏡で干潟を隈なく見渡すと、遠くにカモらしき群れが見えました。
行ってみると、先ず見つけたのは数羽のカルガモでした。
これではテンションが上がりません。カルガモもうつむいてしまいました。
■カルガモ
spot-billed duck

カモ目カモ科マガモ属
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm
 

先へ進むと、潜水を繰り返しているカモが見えました。
スズガモの♀のようでした。似ているカモにコスズガモがいます。


コスズガモの翼帯の白色部が次列風切に限定されるのに対し、スズガモは白色部が初列風切にも及んでいます。
間違いなくスズガモでした。
■スズガモ
Greater Scaup

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya marila
鈴鴨/L45cm




スズガモは海水域を好むカモです。谷津干潟ではよく見かけるカモのようです。
下の写真の、左の3羽は♂の成鳥、右の1羽は♂のエクリプスのようです。


こちらは♀です。嘴の基部周辺に大きな白色部があるので、遠くからでもよく目立ちます。


スズガモは潜水を繰り返していました。
  

  

さらに進むとヒドリガモがいました。
■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm




さらには、オカヨシガモも確認できました。
■オカヨシガモ
Gadwall

カモ目カモ科マガモ属
Anas strepera
丘葦鴨/L50cm


潟の西の端の方にはマガモがいました。ヒドリガモなどと混群を作っていました。
■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm


最後に、ダイサギが大勢集まって大騒ぎしている様子です。
この日はボラがたくさん入ってきていました。他の小魚もいたかもしれません。
ダイサギが集団で猟りをするのは聞いたことがありません。潮の流れの関係でこの場所に小魚が集まったため、このような光景が観られたように思います。
ダイサギ以外の鳥も混じっていますが、種の判別は出来ませんでした。


この日潟にいたカモは、全部で数百羽程度だったと思います。写真を上げなかった中に、オナガガモ、ホシハジロもいたように思います。
特に珍しいカモはいませんでしたが、たくさんのカモを観られてよかったです。
年内にまた訪ねたいと思います。


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ヒドリガモのペアが飛来 - 七次川調整池 2022-2023冬 定点観察④(11月下旬)

2022-11-26 05:30:01 | 


今冬、11月3日にオオハクチョウが七次川調整池に初飛来(shuが確認したのは9日)し、17日には9羽がこの池にいるのを確認できた。
また、中旬を通してオナガガモとホシハジロが毎日観られた。
(11月中旬の七次川調整池の様子は⇒こちらをご覧ください。)

11月下旬は、22日(10時40分~50分)、24日(8時20分~8時50分)、25日(10時30分~11時)に七次川調整池へ撮影に出かけた。
このうち11月24日に観られた冬鳥は、
 オオハクチョウ 4羽(うち幼鳥2羽)、22日は15羽(うち幼鳥3羽)
 オナガガモ 約100羽
 ホシハジロ 約60羽(うち♀3羽を確認できた)
 ヒドリガモ 2羽(♂1羽、♀1羽) が観察できた。
この他に、
 カルガモ 6羽
 カイツブリ 2羽
 ダイサギ 1羽
 コサギ 1羽
 オオバン 2羽 が観察できた。
池畔と池の周辺では、
 セグロセキレイ 2羽
 ヒヨドリ 数羽
 スズメ 数羽 が観られた。
また、25日には上記の他に、
 アオサギ 1羽
 カワセミ 1羽 が観られた。

■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm




<オオハクチョウの成鳥と幼鳥の比較>


 

 

■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm

22日には見かけなかったヒドリガモのペアを、24日、25日に観た。
ヒドリガモは個体数の多いカモで、日本全国で観られるが、七次川調整池ではどちらかというと珍しいカモだ。果たしてこの2羽がいつまでいるのか興味深い。

ところで、鳥の写真を撮っていると、時々声を掛けられる。皆さんオオハクチョウにばかり関心があり、カモのことを気にかける人はいない。
「今日はいますか?」「昨日は○○羽いたけど、今日は数が減りましたね」などと言って通って行く。


■ホシハジロ
Common pochard

カモ目カモ科
Aythya ferina
星羽白/L45cm
<ホシハジロの♂>


<ホシハジロの♀>


<ホシハジロの潜水>
  

 

■スズメ
Tree Sparrow

スズメ目スズメ科スズメ属
Passer montanus
雀/L14cm


明日から30日まで所用のため池に行けないので、30日を待たずに下旬のまとめをさせていただいた。


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レモン

2022-11-24 20:26:04 | みんなの花図鑑
今日レモンを収穫しました。レモンはたくさん生る表年と、あまり生らない裏年を繰り返します。今年は表年でした。
まだ樹にたくさん実が残っています。年内にもう一度収穫します。


我が家のレモンは、マイヤーレモンです。
今年はたくさん花が咲きました。
https://blog.goo.ne.jp/shu2702/e/9cb1eaad56de59737735a0c0199a4021

収穫したレモンは、知人に差し上げたりして、残った分は塩レモンにします。
塩レモンは素晴しい調味料です。

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近所の小鳥と野草

2022-11-23 05:30:15 | 
このところ遠くへ出かけることがなく、代わりに近所を散歩しています。
見かける鳥が少しずつ変わってきました。
昨日、この秋初めてジョウビタキを観ました。観たのは♂で、ここ数年♀には出会っていません。

■ジョウビタキ
Daurian redstart

スズメ目・ヒタキ科ジョウビタキ属
Phoenicurus auroreus
尉鶲/14cm


メジロは一年中近くに居ますが、夏の間住宅地で見かけることは稀でした。
熟した柿の実を食べに来ていました。葉や枝が被って撮り難かったです。

■メジロ
Warbling white-eye

スズメ目メジロ科
Zosterops japonicus
目白/L12cm


ハクセキレイはここ数年で、もっとも身近な鳥のひとつになりました。
最近ではスズメよりよく見かけます。写真は屋根に止まっていたハクセキレイが、飛び出したところです。

■ハクセキレイ
White Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla alba lugens
白鶺鴒/L21cm


スズメは以前我が家の庭の木をねぐらにしていたのですが、剪定してから場所を変えました。
ヒヨドリが食べた後の柿の実を食べに来ていました。柿の実を食べる順位は、ヒヨドリ>メジロ>スズメです。

■スズメ
Tree Sparrow
スズメ目スズメ科スズメ属
Passer montanus
雀/L14cm


シジュウカラも身近な鳥です。一年中近くにいます。
今年は庭に架けた巣箱で雛が孵りました。

■シジュウカラ
Japanese tit
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
Parus minor
四十雀/L15cm


この他によく観る鳥はハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、ドバトといったところです。先日カワラヒワも見かけました。
近くの池まで足を伸ばすと、水鳥がいます。昨日はオオハクチョウが15羽に増えていました。
昨日は近くをハトの群れが飛んでいました。白いハトが数羽混じっていました。


この後は、昨日の散歩で観た野草たち(流出した園芸種も)と、最後に公園とご近所、そして我が家の花を少々ご覧いただきます。
クイズではありませんが、花の名前は後に書いています。

 
左はホトケノザ(シソ科オドリコソウ属の一年草)です。最近は秋に咲くことが珍しくなくなりました。右はブタナ(キク科エゾコウゾリナ属の多年草)です。

 
左はヒメジョオン(キク科ムカシヨモギ属の越年草)の残花、右はムラサキツメクサ(マメ科シャジクソウ属の多年草)です。どちらも花期が長い植物です。

 
左はノゲシ(キク科ノゲシ属の一年草または越年草)のように見えました。 手前にエノコログサの果実が見えます。右はコスモスが流出したものです。

 
この花も園芸種のようです。周りはイネ科の雑草ばかりでした。

公園に咲いていたサザンカと、ご近所のバラです。
 

最後は我が家のバラと、サフラン、ホオズキの実です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
 

 
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柏市の観音寺と柏の葉公園(千葉県柏市)

2022-11-20 05:30:31 | みんなの花図鑑
18日に柏市内で用事があり、折角の機会なので紅葉がきれいな観音寺さんと、カモが観られる柏の葉公園に行ってきました。
先ずは、柏市逆井にある安楽山観音寺さんです。真言宗豊山派に属し、日本一大きな木彫りの観音様と牡丹が有名なお寺さんです。
道路に面した入り口は2つありますが、車で入れるのは1ヶ所です。




入るとすぐに駐車場があり、そこに生えているイチョウが鮮やかでした。


同じく駐車場のモミジです。


本堂にお参りし、境内の木々を観て回りました。


  

続いて出かけたのは、千葉県立柏の葉公園です。隣接するさわやか県民プラザに用事があったので、そこの駐車場に車を駐めました。
県民プラザの用事は後回しにして、先に柏の葉第二水辺公園と柏の葉公園を散策しました。




ここでも紅葉がきれいでした。
左に見える建物がさわやか県民プラザです。背の高い樹はラクウショウです。


池の周りにラクウショウの並木が続いています。


ラクウショウの紅葉は樹によって進み具合がまちまちでした。黄金色に輝く葉がきれいです。


ラクウショウの気根です。
 

ここの池に昨冬はヨシガモが来ていました。
今年はというと、マガモとカルガモが多くて、ヒドリガモが若干混じっているだけでした。
と思って、下記の写真をマガモと書いたところ、なつみかんさんからヨシガモだと教えていただきました。確かにヨシガモでした!
急いで訂正しました(汗)

■ヨシガモ
Falcated duck

カモ目カモ科マガモ属
Anas falcata
葦鴨/L48cm


■カルガモ
spot-billed duck

カモ目カモ科マガモ属
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm


何かに驚いたのか、カモが一斉に飛び立ちました。猛禽が来たのかと思いましたが、そうではなかったようです。






上段の2羽はカルガモ。中段の先頭はマガモの♂です。


先頭はマガモの♀。次はカルガモのようです。


コンクリートの壁に取り付いたツタの紅葉もきれいでした。


続いて、柏の葉公園内を散策しました。
公園内でたくさん観られたのがこのツバキです。ヤブツバキよりも花が大きいように見受けられました。


こちらは日本庭園に咲いていたツワブキです。観音寺さんでも見かけました。


池にはオナガガモとカルガモが居ました。写真はありません。
それとカラスの行水でしょうか。お隣にはハクチョウがたくさん(ボートです)。
 

久しぶりにドバトの写真を撮りました。


最後にさわやか県民プラザに戻って用事を済ませ、駐車場でイチョウ並木の写真を撮って帰りました。


※オレンジ色で記載した個所は追記・訂正したところです。
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オオハクチョウ・カモの数が増加 - 七次川調整池 2022-2023冬 定点観察③(11月中旬)

2022-11-18 05:30:05 | 


11月上旬、七次川調整池ではこの冬に入って初めてオオハクチョウが飛来し、見かけるカモの数も増加してきた。
(11月上旬の七次川調整池の様子は⇒こちらをご覧ください。)
中旬に入ってから、オオハクチョウは観られたり観られなかったりで、カモの数は増加してきた。

11月16日(8時20分~8時40分)と、17日(8時5分~9時5分)に撮影に出かけた。
このうち11月17日の朝に観られた冬鳥は、
 オオハクチョウ 9羽(うち幼鳥3羽)
 オナガガモ 67羽(♂・♀が混在)
 ホシハジロ 19羽(♂16羽、♀3羽)
 さらに池の西側に約30羽のカモの混群が観られた。
この他に、
 カイツブリ 2羽
 ダイサギ 1羽
 アオサギ 1羽
 オオバン 2羽 
 カワウ 3羽 が観察できた。
池畔と池の周辺では、
 セグロセキレイ 2羽
 ハクセキレイ 2羽(フェンスの外)
 ハシボソガラス 4羽
 ヒヨドリ 6羽が観られた。

■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
16日の朝には居なかったが、17日の朝には9羽が観察できた。このうち3羽は幼鳥だった。


オオハクチョウの幼鳥、後に居るのはオナガガモ♂


■ホシハジロ
Common pochard

カモ目カモ科
Aythya ferina
星羽白/L45cm
左が♂、右が♀。この池で観察されるホシハジロは、いつも圧倒的に♂が多い。


■カイツブリ
Little grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm


■アオサギ
Grey heron

ペリカン目サギ科
Ardea cinerea
青鷺/L93cm


■カワウ
Great Cormorant

カツオドリ目ウ科
Phalacrocorax carbo
河鵜/L81cm W129cm
眼の近くに腫瘍のようなものが見えた。


■セグロセキレイ
Japanese Wagtail

スズメ目セキレイ科
Motacilla grandis
背黒鶺鴒/L21cm


■カワセミ
Common Kingfisher

ブッポウソウ目カワセミ科
Alcedo atthis
翡翠/L17cm
16日に近くで餌を採る姿が観られた。17日は姿を観ていない。


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トモエガモを観に北印旛沼へ行ってきました(結果オーライでした)

2022-11-15 05:29:56 | 


11月14日、トモエガモを観たくて北印旛沼へ行ってきました。冒頭の写真は南側のサイクリングロードから観た沼の景色です。対岸に見える山は筑波山です。
Googleの衛星写真をご覧いただきます。沼を時計に見立てると、6時の方向から9時の方向に向かってサイクリングロードが設けられています。


さて、トモエガモです。トモエガモは日本海側で見られることが多い渡り鳥で、個体数が少ないカモです。しかし近年日本での越冬数が増えてきており、千葉県の北印旛沼には多くの数のトモエガモが飛来してきて越冬しています。
性格はとても臆病で、通常大きな群れで行動し、めったに岸に近寄ることはありません。

ということで、下調べはほとんどせず、遠くでも見られれば儲けものという気持ちで出かけました。
出かけた日は北風が強く、トモエガモは北側に寄っていたらしく、まったく姿は見られませんでした。サイクリングロード側から観られたのはマガモとホシハジロの混群で、それも岸から100mほど離れたところでした。


トモエガモが居ないので、早々に引き上げるベテランさんもいらっしゃいましたが、折角来たので散歩を兼ねてサイクリングロードを歩くことにしました。
というわけで北西に向かって歩き出しました。
すると、目の前に猛禽が来たではありませんか。風を受けて悠々と飛んでいました。帰宅後図鑑で調べたら、チュウヒでした。
■チュウヒ
Eastern marsh harrier

タカ目タカ科チュウヒ属
Circus spilonotus
沢鵟/L52CM
チュウヒはアジア大陸の東北部に分布・繁殖しています。 日本では北海道と本州の一部で繁殖しています。 それ以外の本州や、四国、九州、南西諸島などの地方では冬鳥です。 河川、湿原、池沼、水田など水辺に生息し、アシ原や背の高い草地などに、アシや草を積上げて巣をつくります。 食べ物は鳥、小哺乳類、カエル類、ヘビ類など水辺、草原にすむ動物類です。(サントリーの愛鳥活動 「日本の鳥百科」より抜粋しました。)








チュウヒは獲物を捕らずに去って行きましたが、観られてラッキーでした。
気を良くしてサイクリングロードを進みます。
カモの群れが再び現れました。かなり大きな群れです。マガモが多く、ホシハジロも混じっていました。他に名前は分かりませんが、小さめのカモも居ました。








さらに進むと、カンムリカイツブリが居ました。カンムリカイツブリは、少なくとも5~6羽は居ました。
■カンムリカイツブリ
Great Crested Grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Podiceps cristatus
冠鳰/L56cm






沼の9時の方角にある松虫川に架かる橋まで行き、引返してきました。
持参した食事を摂って、コーヒーを飲んでいたら、対岸を大きな群れが飛ぶのが見えました。

ここから鳥の大群の画像が2枚続きます。苦手な方はジャンプしてください。





群れはいくつかに分散して着水したように見えました。
近くにいた方が、トモエガモだと仰ったので、再びサイクリングロードを北へ向かいました。
そこで観たカモの群れです。群れの中にトモエガモが居ました。




5分ほど群れを観ていたら、カモが飛び立ちました。








撮った写真を確認したら、飛んでいるカモの大半がトモエガモでした。
■トモエガモ
Baikal teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas formosa
巴鴨/L40CM
最後は、上の写真からトリミングしたものです。
左が♂、右が♀で、♀と一緒に居るのはマガモの♀のようです。終わり良ければすべて良しで、結果オーライの探鳥となりました。
 

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オオハクチョウが飛来、オナガガモは越冬か - 七次川調整池 2022-2023冬 定点観察②(11月上旬)

2022-11-14 05:30:27 | 


10月下旬の七次川調整池は、渡りの途中の冬鳥がいろいろ観られた。
(10月下旬の七次川調整池の様子は⇒こちらをご覧ください。)
しかし、それらの冬鳥は七次川調整池で越冬することなく去って行った。
11月に入ってからは、まったく冬鳥が居ない日(時間帯)もあったが、上旬の後半に入ってオナガガモが定住したように思われた。
そして11月9日、4羽のオオハクチョウが観察された。

11月8日朝(7時45分~8時30分)に観られた冬鳥は、
 オナガガモ 約40羽
 ホシハジロ 8羽(すべて♂) であった。
その他に、
 カルガモ 6羽
 カイツブリ 2羽
 ダイサギ 4羽
 アオサギ 1羽
 オオバン 2羽 
 カワウ 1羽 が観察でき、
池畔と池の周辺では、
 カワセミ 1羽
 キセキレイ 1羽
 セグロセキレイ 1羽 
 ハシボソガラス 約20羽
 ヒヨドリ 数羽が観られた。
また、
 ムクドリ 4羽 が池の上空を通過していったのが観られた。

■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
オナガガモは、8日に約40羽、9日朝(8時20分~50分)と10日の朝(8時50分~9時5分)にもほぼ同数が観られたので、定住したのではないかと思われた。
(♂生殖羽)


(♂エクリプス→生殖羽、幼鳥)


(♀生殖羽)


■ホシハジロ
Common pochard

カモ目カモ科
Aythya ferina
星羽白/L45cm
ホシハジロは、8日に8羽観られたが、9日は姿を見なかった。10日は13羽が確認でき、そのうち9羽が♂であった。
(♂)


■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
9日にオオハクチョウを今冬この池で初めて観た。4羽のうち2羽は幼鳥の面影があるように見えた。
10日の朝にオオハクチョウの姿はなかったので、この4羽がここで越冬するかは分からない。
(餌やりを行っている方にお訊きしたところ、3日にこの冬初めて飛来したとのことであった。)




■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
9日朝にはマガモの幼鳥2羽が観られた。10日には確認できなかった。
(幼鳥)




■ハシボソガラス
Carrion crow

スズメ目カラス科カラス属
Corvus corone
嘴細烏/L50cm
8日には、20羽ほどのハシボソガラスが池の周りの樹に止まったり、飛んだりしていて、そのうちの1羽は池に居たカイツブリやオナガガモにちょっかいを出していた。
カラスがカイツブリやカモを捕まえられるとは思えないので、カラスは遊んでいたのだろうと思った。カイツブリやカモにとってはいい迷惑であった。
9日、10日は数羽を見かけるに留まった。




■カイツブリ
Little grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm
カイツブリは、8日、9日、10日いずれも確認できた。




■セグロセキレイ
Japanese Wagtail

スズメ目セキレイ科
Motacilla grandis
背黒鶺鴒/L21cm
8日、9日、10日いずれも確認できた。




■キセキレイ
Grey Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla cinerea
黄鶺鴒/L20cm
8日に見かけたが、9日、10日は確認できなかった。




■モズ
Bull-headed shrike

スズメ目モズ科モズ属
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm
10日に池畔に生えている高い樹の上で鳴いていた。七次川調整池でモズを観るのは初めてだった。


■カワセミ
Common Kingfisher

ブッポウソウ目カワセミ科
Alcedo atthis
翡翠/L17cm
8日、9日、10日にカワセミを観た。写真は撮れなかった。

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皆既月食と天王星食

2022-11-13 05:30:11 | 日記(雑記帳)
11月8日に、442年ぶりに観られたという、皆既月食中の惑星食の様子を、自宅の前で撮影しました。
18時から5分間隔で撮影した画像をサムネイルサイズにリサイズして並べてみました。
月の左下側から徐々に地球の陰に入り、1時間20分ほどかけて全体が隠れた様子がご覧いただけます。全体が隠れた後の月は暗く赤く輝き、きれいでした。



次は天王星が月に潜入する2分前から、1分間隔で撮影した画像を並べてみました。月の左下、7時の方向に見える青白く輝いて見える星が天王星です。
■20時38分


■20時39分


■20時40分(潜入開始)
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植物クロスワード(29)の解答

2022-11-12 05:30:00 | クロスワードパズル


皆さま 自己採点の結果はいかがだったでしょうか。今回は難読漢字が多く、難しかったかもしれませんね。
さて、次回の植物クロスワードは12月10日、第30回を記念してマスを増やして問題を作ります。
また、前回10月10日掲載の植物クロスワード『植物の名前を漢字で書くと』は、こちらからご覧いただけます。

■ タテのカギ
1 『禊萩』。
2 コロナ渦で「――会議」が増えたなあ。
3 学名は Homo sapiens
5 『酸実、桷』。
6 離婚に向けて行う準備活動。
7 『榛の木、榛、赤楊』。
9 ことわざ『坊主憎けりゃ――まで憎い』
12 ♪ 酒は呑め呑め 呑むならば 日本一(ひのもといち)の この槍を 呑み取るほどに 呑むならば これぞ真の――。
13 『薮椿』。
15 ニュージーランドの人々の国際的なニックネーム。
17 『桂』。
19 『紫陽花』。
22 『落葉松、唐松』。
24 ことわざ『敵の敵は――』。
26 『芹』。
27 各人に課せられる仕事などの量。――を果たす。
29 喜びと怒り。
30 『独活』。

■ヨコのカギ
1 『水引』。
4 『楪、交譲木、譲葉、杠』。
8 コンピューターなどで、データをある基準によって並べかえること。
10 『蜜柑』。
11 アマチュア無線家。
12 伊豆諸島の特産品のひとつ。焼くと独特の臭気がある。
14 『牛の――を蜂が刺す』とは、なんとも感じないことの例え。
15 千倍を表す補助単位。――リットル、――グラムなど。
16 組織などで、ある人の下に属し、その指示・命令で行動する人。
18 『灯台躑躅、満天星』。
20 旧約聖書に出てくるアダムの妻。
21 『薔薇』。
23 形や模様などにはなやかさがなく、目立たないこと。
25 貝塚、集落跡、城跡、古墳などの遺跡のうち歴史・学術上価値の高いものを指し、国や自治体によって指定されるもの。
27 仕事もしないで遊び暮らすこと。
28 『榊、楊桐、賢木、栄木』。
30 沖縄島中央部、金武 (きん) 湾南岸を占める市。勝連城 (かつれんぐすく) 跡・安慶名 (あげな) 城跡・伊波 (いは) 貝塚などの遺跡や、平安座 (へんざ) 島に至る海中道路がある。
31 『虎杖』。
32 『椴松』。

今後のブログの予定です。
13日:皆既月食と惑星食
14日:七次川調整池定点観察(11月上旬)
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植物クロスワード(29)『植物の名前を漢字で書くと(第二弾)』

2022-11-10 05:30:00 | クロスワードパズル
前回ご好評をいただいた、『植物の名前を漢字で書くと』の第二弾です。
植物に限らず、生物の名前は一般にカタカナで表します。
カタカナで書く理由は、他の文章と生物名を明確に区別できるという利点があるからです。同じ理由で、学名の表記はイタリック体で表します。
生物の名前には、漢字で表記できるものもあります。例えばアセビは『馬酔木』、ボケは『木瓜』です。どちらも難読漢字ですね。

それでは、カギに書かれた17個の『漢字の名前』をもとに、クロスを埋めましょう。いくつかは難読漢字ですので、前回より難しいかもしれません。
解答は11月12日にアップします。それではどうぞお楽しみくださいませ。


■ タテのカギ
1 『禊萩』。
2 コロナ渦で「――会議」が増えたなあ。
3 学名は Homo sapiens
5 『酸実、桷』。
6 離婚に向けて行う準備活動。
7 『榛の木、榛、赤楊』。
9 ことわざ『坊主憎けりゃ――まで憎い』
12 ♪ 酒は呑め呑め 呑むならば 日本一(ひのもといち)の この槍を 呑み取るほどに 呑むならば これぞ真の――。
13 『薮椿』。
15 ニュージーランドの人々の国際的なニックネーム。
17 『桂』。
19 『紫陽花』。
22 『落葉松、唐松』。
24 ことわざ『敵の敵は――』。
26 『芹』。
27 各人に課せられる仕事などの量。――を果たす。
29 喜びと怒り。
30 『独活』。

■ヨコのカギ
1 『水引』。
4 『楪、交譲木、譲葉、杠』。
8 コンピューターなどで、データをある基準によって並べかえること。
10 『蜜柑』。
11 アマチュア無線家。
12 伊豆諸島の特産品のひとつ。焼くと独特の臭気がある。
14 『牛の――を蜂が刺す』とは、なんとも感じないことの例え。
15 千倍を表す補助単位。――リットル、――グラムなど。
16 組織などで、ある人の下に属し、その指示・命令で行動する人。
18 『灯台躑躅、満天星』。
20 旧約聖書に出てくるアダムの妻。
21 『薔薇』。
23 形や模様などにはなやかさがなく、目立たないこと。
25 貝塚、集落跡、城跡、古墳などの遺跡のうち歴史・学術上価値の高いものを指し、国や自治体によって指定されるもの。
27 仕事もしないで遊び暮らすこと。
28 『榊、楊桐、賢木、栄木』。
30 沖縄島中央部、金武 (きん) 湾南岸を占める市。勝連城 (かつれんぐすく) 跡・安慶名 (あげな) 城跡・伊波 (いは) 貝塚などの遺跡や、平安座 (へんざ) 島に至る海中道路がある。
31 『虎杖』。
32 『椴松』。

■おまけの写真は、一昨夜の皆既月食中の惑星食です。皆さま、ご覧になられましたか? 当地では晴天に恵まれ、きれいな月が観られました。
7時の方向に見える青い星が天王星です。月と重なった後、十数秒後に月に隠れて見えなくなりました。




皆既月食と惑星食の様子は、13日のブログで詳しくお知らせします。
今後のブログの予定です。
11日:お休み
12日:クロスワードの解答
13日:皆既月食と惑星食
14日:七次川調整池定点観察(11月上旬)
コメント (8)
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宮城県で鳥を観てきました - その③最終回 (三陸海岸編)

2022-11-09 05:30:12 | 
11月4~5日、宮城県北の伊豆沼・内沼(登米市、栗原市)と三陸海岸(気仙沼市、南三陸町)へ、鳥を観に行ってきました。






11月5日は内陸の登米市内(迫町佐沼)から三陸海岸へ移動し、気仙沼市のお伊勢浜と南三陸町の志津川湾で探鳥しました。
観たかった鳥はコクガンでした。

まず最初に行ったのが、気仙沼市のお伊勢浜です。下の写真は長大な防波堤の上から撮りました。


ちなみに、防波堤の内側(陸側)は、こんなふうです。


目的地へ向かう手前に、植樹したばかりの松林に囲まれて小さな池があり、カモが休んでいました。
ほとんどがカルガモでしたが、その中に珍しい鳥がいました。シジュウカラガンでした。
シジュウカラガンは、一時大きく数を減らしました。近年の国際的な保護の実施により個体数が増加し、2019年時点では宮城県北部などに約5000羽が越冬するまでに回復しているそうです。
■シジュウカラガン
Cackling goose

カモ目カモ科コクガン属
Branta hutchinsii
四十雀雁/L55~67cm


港内にはウミネコしかいなくて残念でした。
■ウミネコ
Black-tailed gull

チドリ目カモメ科カモメ属
Larus crassirostris
海猫/L44-48cm


続いて海岸沿いに国道45号を南下して志津川湾に向かいました。途中田んぼに鳥が群れていました。車を止めてUターンし向かってみると、居たのはハシボソガラスとスズメでした。
■ハシボソガラス
Carrion crow

スズメ目カラス科カラス属
Corvus corone
嘴細烏/L50cm


■スズメ
Tree Sparrow

スズメ目スズメ科スズメ属
Passer montanus
雀/L14cm


気を取り直して、志津川湾へ向かいます。志津川湾で最初に行ったのは志津川港です。車を駐めて防波堤の先まで歩きました。




ここでも見かけるのもウミネコばかり。目をこらしてみると60mほど先に波間に浮かんでいる鳥が見えました。上に2つ並べた写真のうち、下の写真で中央やや右にとても小さく見えるボートの付近です。
撮影した画像をトリミングして見ると、アカエリカイツブリのようでした。
アカエリカイツブリは、日本では主に冬鳥として、内海、湾、河口、大きな湖沼などに飛来します。北海道の湖沼で繁殖するものもいます。
アカエリは、夏、首の部分が赤褐色になるところからのネーミングで、冬場は全身が暗い褐色です。
■アカエリカイツブリ
Red-necked grebe

カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属
Podiceps grisegena
赤襟鳰/L45cm


志津川港で声を掛けてくださった方から、波伝谷(はでんや)港で十数匹のコクガンを観たとの情報をいただきました。早速向かいます。


波伝谷港に行き、歩ける範囲でコクガンを探しましたが、見かけるのはウミネコばかりでした。それとオオバンが1羽居ました。
近くに流れ込んでいる川(水戸辺川)があったので行ってみました。すると20羽ほどのカモが居ました。
居たのはヒドリガモとオオバンでした。
■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm




近くで作業をされていた方から、川の対岸にある港でコクガンをよく見かけるとの情報をいただきました。水戸辺漁港の方へ行ってみました。


水戸辺漁港では水鳥の姿はまったく見られませんでした。上空をトビが鳴きながら舞っていたので、それを撮りました。
腹側からだけでなく背側からの写真も撮れました。
■トビ
Black Kite

タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm




時刻は11時を回ったところで、今晩泊まる宿を決めてなく、今からなら夕食の時間までに自宅へ帰れるので帰ることにしました。
2日間だけの短い取材でしたが、そこそこの成果もあり、楽しく過ごせました。

最後に2日間に観た野草の花を上げておきます。
先ずは内陸部で観た花です。
・ノコンギク(野紺菊シオン属シオン属の多年草)


・キクイモ(菊芋、キク科ヒマワリ属の多年草)


次は浜辺近くで咲いていた花です。
・ハマギク(浜菊、キク科キク属の多年草)




・名前が分かりません。図鑑で見たハチジョウナ(八丈菜、キク科ノゲシ科)に似ているように思いました。




・ムラサキツメクサ(紫詰草、マメ科シャジクソウ属の多年草)


・シロツメクサア(白詰草、マメ科シャジクソウ属の多年草)


最後は花ではありません。ワタのようなものを付けていました。
・名前が分かりません。⇒ヨモギワタタマバエが作る虫こぶ(ヨモギクキワタフシ)だと、なつみかんさんから教えていただきました。
参考に平塚市博物館の資料をリンクします。https://hirahaku.jp/web_yomimono/tantei/golmushi.html



最後までごらんいただき、ありがとうございました。
明日10日は、植物クロスワードです。
宮城県で鳥を観てきました(完)
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宮城県で鳥を観てきました - その② (伊豆沼・内沼 日中編)

2022-11-07 13:21:46 | 
11月4~5日、宮城県北の伊豆沼・内沼(登米市、栗原市)と三陸海岸(気仙沼市、南三陸町)へ、鳥を観に行ってきました。
 

日中、伊豆沼では、たくさんのカモやハクチョウが羽を休めていました。また、マガンが餌場から帰ってくる姿も見られました。
カモが夜行性なのに対して、マガンは日中に餌を採りに出かけます。しかし餌場で何か嫌なことがあると帰ってくるそうです。
ハクチョウも日中に餌を採りに出かけますが、けっこう頻繁に沼と餌場を行き来するようです。

カメラを2台使って、1時間ほど動画を撮影しました。それを6分間あまりに編集しました。
所々風の音が入っています。
動画はこちら

この日見かけた野鳥を順に上げます。
■マガン
Greater white-fronted goose

カモ目カモ科マガン属
Anser albifrons
真雁/L72cm
翼を広げると150cmほどにもなります。


日中に近くの田んぼで餌を採ります。田んぼが近くにある蕪栗沼や伊豆沼は、マガンにとって最適な越冬地です。


首を伸ばしているマガンは警戒の様子です。それ以外は一生懸命餌を食べています。








いくつかの群れが一緒になると、数千~数万羽にもなります。


■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
翼を広げると225cmにもなります。
伊豆沼・内沼には、毎年2000~3000羽のオオハクチョウが飛来します。






飛んでいる姿を観て、オオハクチョウとコハクチョウとを見分けるのは難しいです。オオハクチョウはコハクチョウより、嘴の黄色い部分が大きく、黒い部分に食い込んでいるのが特徴です。


こちらは幼鳥です。


■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
伊豆沼・内沼で多く観られました。また登米市内を流れる迫川(はさまがわ)でも観られました。


■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm
この写真は、登米市内を流れる迫川で撮ったものです。


■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
この写真は内沼で撮りました。内沼には湖畔まで車で行くことができます。
車から人が降りると、オナガガモが一斉に寄ってきます。観光客が餌を与えるので、カモはそれを期待しているようです。
私は車の中から撮影しました。




■オカヨシガモ
Gadwall

カモ目カモ科マガモ属
Anas strepera
丘葦鴨/L50cm
自信がないのですが、上の写真はオカヨシガモの♀、下はオカヨシガモの♀(左)と幼鳥(右)のように見えました。




■ダイサギ
Great Egret

ペリカン目サギ科
Andea alba
大鷺/L88~98cm


■アオサギ
Grey heron

ペリカン目サギ科
Ardea cinerea
青鷺/L93cm


■カワウ
Great Cormorant

カツオドリ目ウ科
Phalacrocorax carbo
河鵜/L81cm W129cm


■オオバン
Eurasian coot

ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm


次回は、宮城県で鳥を観てきました - その③ (三陸海岸編)を予定しています。併せて、まだ咲いていた野草をご覧いただきたいと思います。
コメント (14)
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宮城県で鳥を観てきました - その① (伊豆沼 早朝編)

2022-11-06 12:45:58 | 
11月4~5日、宮城県北の伊豆沼・内沼(登米市、栗原市)と三陸海岸(気仙沼市、南三陸町)へ、鳥を観に行ってきました。






先ずは日の出ごろに湖から飛び立っていくマガンの様子をご覧いただきたいと思います。
40分あまり続いたマガンの飛び立ちの様子を、4分あまりの動画にまとめました。
マガンの声は大きいので、ボリュームを絞ってお聴きいただくのがよいかもしれません。
動画はこちら

■マガン
Greater white-fronted goose

カモ目カモ科マガン属
Anser albifrons
真雁/L72cm

 

 

次回は日中にマガンが湖に帰ってくる様子などをご覧いただこうと思います。
宮城県で鳥を観てきました - その② (伊豆沼・内沼日中編)に続く。
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トビとハシブトガラス

2022-11-01 09:42:55 | 
10月の最終日、友人とテニスを楽しむため湘南の茅ヶ崎市を訪れました。
テニスのことはさておいて、近くの公園で見かけたトビとハシブトガラスのツーショットを、ご覧いただきたいと思います。
写真は撮影順に並べて、若干解説を加えました。トビの気持ちとカラスの気持ちを想像しながらご覧くださいませ。

■トビ
Black Kite

タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm

■ハシブトガラス
Jungle Crow

スズメ目カラス科カラス属
Corvus macrorhynchos
嘴太烏/L57cm

小春日和のお昼過ぎ、上空を舞っていた1羽のトビがゆっくりと建物の屋根に降りてきました。
しばらくトビは単独で屋根にいましたが、そこへハシブトガラスがやってきました。トビとハシブトガラスの物語の始まりです。






けっこう長い間、トビとハシブトガラスが一緒にいました。トビはまったく動かず、時々首だけを動かして周囲を見ていました。
一方、ハシブトガラスは屋根の隙間にある何かが気になるようで、始終体を動かしていました。




ハシブトガラスが屋根の隙間に嘴を伸ばした瞬間でした。トビが激しくハシブトガラスを威嚇しました。




トビ!格好いいです。




しばらくして、再びハシブトガラスがやってきました。トビは平然と構えています。


ハシブトガラスが少し近づいたものの・・


・・諦めたようです。


トビは何事もなかったかのように、無視した顔つきです。


すると、ハシブトガラスが三たびやってきました。


あとは、ご覧の通りです。














おまけの写真です。
湘南の海岸と江ノ島です。


湘南の海岸から見えた山です。






トビとハシブトガラスにとってはどうか分かりませんが、
私にとってはのんびりとした一日でした。
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