(12月24日に撮影)
11月以来、七次川調整池に、2羽の幼鳥を連れたオオハクチョウの家族が滞在している。オオハクチョウの数は日によって異なり、最も多い日には15羽が観られた。
カモ類は、オナガガモ、ホシハジロが主体で、12月15日には、全体で300羽ほどが見られた。
(12月中旬の七次川調整池の様子は⇒こちらをご覧ください。)
12月下旬は、23日(10時~10時10分)、24日(8時30分~8時40分)に撮影に出かけた。
23日、24日とも北西の風が強く吹き、特に23日は脚立が倒れるほどの風が吹いた。そのため脚立に乗って写真を撮るのが危なく感じた。
23日に観た鳥は、冬鳥では、
オオハクチョウ 7羽(24日は10羽、いずれも幼鳥は2羽)
オナガガモ 約200羽
ホシハジロ 約200羽
ヒドリガモ 2羽(♂2羽、♀2羽) を観察できた。
この他に、
カルガモ、カイツブリ、オオバンが観られたが、風が強くて数は確認できなかった。
池畔と池の周辺、上空では、
セグロセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラスが観られた。
24日には、池の上空に一時ノスリが現れたが、オオハクチョウやカモたちに変化はなかった。
ハシボソガラスがノスリと共に飛んで、ノスリはすぐに見えなくなった。
■オオハクチョウ
Whooper swan
カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
幼鳥2羽を連れたこの家族は、11月からこの池に滞在している。
<オオハクチョウの幼鳥>
<オオハクチョウの幼鳥、昔の図鑑風に撮影>
<オオハクチョウの親子>
■オナガガモ
Northern Pintail
カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
<陸に上がって休むオナガガモの群れ>
■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon
カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm
<陸に上がって体を寄せ合うヒドリガモのペア>
■ホシハジロ
Common pochard
カモ目カモ科
Aythya ferina
星羽白/L45cm
<池の西側で風を除けて休むオオハクチョウとホシハジロ>
<ホシハジロとオナガガモの混群、12月24日に撮影>
■ノスリ
Eastern Buzzard
タカ目タカ科ノスリ属
Buteo japonicus
鵟/L55cm
<池の上空を飛ぶノスリ、12月24日に撮影>
■セグロセキレイ
Japanese Wagtail
スズメ目セキレイ科
Motacilla grandis
背黒鶺鴒/L21cm
<池に水が流れ込んでいるところで餌を探すセグロセキレイ、12月24日に撮影>
※撮影日の記載がないものは、12月23日に撮影
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