shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

ツバメ

2021-06-28 08:23:41 | 
6月25日、平標山からの帰りに、娘の家に寄って来ました。
そこでは毎年、2組のツバメの夫婦が子育てをしています。



人に慣れているので、数メートルの距離によっても逃げることはありません。
この日は室内から、ベランダの物干し竿に留まったツバメを撮りました。


外からも撮りました。




今年はツバメの夫婦に悲劇が起きました。
カラスが生まれたばかりのヒナを襲ったのです。ヒナは全滅、巣も壊されました。

もう一組のツバメ夫婦は卵を奪われました。やはり巣も壊されました。
そんな話を聞かされると、物干し竿に留まったツバメが憔悴しているように見えてきました。

カラスも子育ての季節です。
たくさんの餌が必要でしょう。
カラスを責めることはできません。
なんとか人がツバメを守ってあげることを考えたいものです。

一組の夫婦はふたたび巣を作り始めました。
今度は無事に子育てが終わることを祈っています。
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花の平標山に行ってきました(その4、最終回)

2021-06-27 13:32:41 | 山行・旅行
花の平標山に行ってきました(その3)からの続きです。

今回は山頂がゴールではありません。
平標山頂は通過地点で、すぐに仙ノ倉山に向かって下ります。目指すはお花畑です。
ものの2~3分も歩くと、一面のお花畑に到着しました。


主に咲いているのはハクサンイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)です。
4年前に、アクセントとしてかなり目立っていたミヤマキンバイ エチゴキジムシロ(バラ科キジムシロ属)は、ほとんど咲いていません。


ハクサンイチゲです。ここでも雹の被害が出たようで、花弁がちぎれた花が多く観られました。


ハクサンコザクラ(サクラソウ科サクラソウ属)も所々で観られます。




木道脇にミヤマキンバイ エチゴキジムシロを見つけました。まだつぼみが多いので、これから咲いてくれることでしょう。


ハクサンコザクラです。


ハクサンイチゲです。


霧は相変わらず晴れません。
今日は午後から雷雨の可能性があり、3時からの降水確率は60%です。早めに引き返すことにしました。


山頂付近に座れる場所があったので、手早く食事を済ませました。
帰路は平標山の家を経由して下ります。この道は登山口まで下り一辺倒です。
時刻は10時15分になりました。


ここで地図を用意しました。
帰路は平標山からまっすく南に下り、コースタイム40分で平標山の家に着きます。
山の家からは向きを南西に変え、再び一直線に下ります。山の家から登山口(林道合流点)までのコースタイムは45分です。


さて、下り出してすぐに傷めている右のかかとが痛み出したので、ロキソプロフェンNaのテープを貼りました。
この痛み止めはよく効きます。

木道が整備されていて、とても歩きやすいです。


平標山の南面には一面の笹原が広がっていますが、陽の当たる登山道脇はお花が観られます。
登って来た時とは逆の順で、お花を見て歩きます。
イワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)です。


ウラジロヨウラク(ツツジ科ヨウラクツツジ属)が現われました。


アカモノ(ツツジ科シラタマノキ属)です。


下の方に山の家が見えてきました。
先行者がいるので、間隔を空けて歩きます。


イワイチョウ(ミツガシワ科イワイチョウ属)です。


花後のショウジョウバカマ(シュロソウ科ショウジョウバカマ属)だと思います。


ハナニガナ(キク科ニガナ属)が現われました。このお花は垂直分布域が広いです。


野に咲くニガナ(キク科ニガナ属)の舌状花が普通5個なのに対し、ハナニガナは8~10個です。また高山型のタカネニガナ(キク科ニガナ属)では8~11個あります。
ヤマニガナという植物もありますが、これはアキノノゲシ属で、見た目も大きく違います。

ベニサラサドウラン(ツツジ科ドウダンツツジ属)が出てきました。


10時58分に平標山の家に着きました。ここでトイレを済ませます(管理費100円です)。
山の家の写真を撮り忘れたので、歩き出して20mほど下ってから、戻って写真を撮りました。


ここを南西へ曲がります。


10時57分再び歩き出して、最初に見たお花はハナニガナでした。道中たくさん見ました。


数は少ないですが、シロバナハナニガナも咲いていました。


タニウツギ(スイカズラ科タニウツギ属)が見られるところまで下りてきました。


登山道はドミノ倒しのピースを並べたように、狭い間隔で階段が続きます。


そこをコトコト人形のように駆け下ります。足の痛みはなく、絶好調です。


途中、お花を見つけると立ち止まります。
この花は、ショウキラン(ラン科ショウキラン属)だそうです。←モウズイカさんに教えていただきました。ありがとうございました。
初めて見ました。大きなランですね。


こちらはヤグルマソウ(ユキノシタ目ヤグルマソウ属)です。大きな掌状複葉が特徴です。その後、林道脇でも見かけました。




11時46分、登山口まで下りてきました。山の家からはコースタイムを4分オーバーしました。
ここからは河内沢沿いの林道を歩きます。駐車場までのコースタイムは55分です。




林道脇の樹々の隙間から、時々空が顔を覗かせます。
小鳥のさえずり、小川のせせらぎを聞きながらの気持ちよい歩行です。


朝歩いた稜線も見えてきました。上空は青空です。




林道を離れて、再び川沿いの登山道になると、小走りで進みました。
ギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)がありました。4年前にも同じところで観た花です。






駐車場には12時33分に到着しました。林道に下りてからはコースタイムより8分短くゴールできました。
広い駐車場に半分ほどの車が停まっていました。
雨にも会わず、花の平標山を堪能してきました。
大満足の山行でした。

靴を洗い、荷物を車に載せて温泉へ向かいます。駐車料金600円は料金箱へ入れました。


温泉は、群馬県猿ヶ京温泉のまんてん星の湯です。4年前にも使ったところです。とてもいいお湯でした。
今回は、大浴場も露天風呂も他に客はおらず、男湯は貸し切り状況でした。


コロナ禍に加え、6月はもともと観光客が少ない季節で、平日の昼下がりということもあったのでしょう。
玄関脇にあった季節外れの「いさご」ののぼりがむなしく揺れていました。
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花の平標山に行ってきました(その3)

2021-06-27 11:25:07 | 山行・旅行
花の平標山に行ってきました(その2)からの続きです。

7合目から上は霧が立ち込み、風も吹いてきました。そこで、上着だけレインウエアを着ました。
霧が出てもお花を見るには支障はありません。木段をゆっくり登っていきます。

お目当てのハクサンチドリ(ラン科ハクサンチドリ属)が見つかりました。


すでに松手山の手前で森林限界を越えていて、高い樹はありませんが、ウラジロヨウヤクがきれいです。


ハクサンチドリが次々と現れました。


ハクサンチドリは、白山で初めて発見された千鳥の飛んでいる様に見える花で、白山千鳥と名付けられました。


このお花は、咲き始めたばかりのミヤマカラマツ(キンポウゲ科カラマツソウ属)だと思います。
風が吹いていて、揺れるお花を撮るのは難しいです。




コバイケイソウ(シュロソウ科シュロソウ属)も出てきました。円錐状の花序に、小さな花が集まって揺れています。


こちらはミヤマキスミレ(スミレ科スミレ属)でしょうか。自信がありません。
谷川連峰には、同属のナエバキスミレも咲いていることを、帰ってから知りました。


8合目を通過します。標識も木段も傾いています。


ウラジロヨウラクを観た最後の樹だと思います。


ヨツバシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク属)です。8合目から上でたくさん見られました。


そして、もう一つのお目当てのオノエラン(ラン科カモメラン属)の登場です。


オノエランは漢字で書くと尾上蘭で、尾根の上のランという意味です。


まさに尾根の上に咲くこの花は、主役といってよいでしょう。


ハクサンチドリと主役を競い合っています。


歩き続けると、ハクサンイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)が現われてきました。
何だか花弁がちぎれているものが多いです。後ほど聞いたのですが、雹の被害を受けたようです。


この辺りのツマトリソウ(サクラソウ科ツマトリソウ属)は、まだ咲き始めです。
余談ですが、私のパソコンはツマトリソウを一発で正確に変換してくれるようになりました。


ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科キンポウゲ属)も現れました。


咲き始めの、かわいいコバイケイソウ。大きな葉と小さな花序のバランスがおかしい。


9合目を通過します。既に木段が終わって歩きやすい道に変わっています。




ハクサンイチゲの群落です。




このオノエランはきれいです。雹の被害が少なくて良かったです。


こちらのオノエランもきれいです。


ヨツバシオガマ。羽状に深く裂けた葉が3~4個ずつ輪生しているのが特徴です。


山頂はもうすぐです。


最後のヨツバシオガマ。


着きました。平標山の山頂、標高1984mです。
時刻は9時48分です。駐車場を出てから3時間21分かかりました。コースタイムが3時間10分ですから、やはり後半はお花の撮影で忙しかったのでしょう。
晴れていれば四方が見渡せるのですが、霧のため展望はありません。


ちなみに、こちらは2017年7月6日の山頂からの眺めです。
この時も霧が出ていましたが、今回より見晴しが効いたようです。


さて、山頂には4、5人が休んでいました。
私は山頂で休むことなく、雪解け直後に咲くお花を見るため、そのまま仙ノ倉山方向へ進みます。
例によって、写真の枚数が多くなりましたので、続きはその4で書かせていただきます。

今回も最後に地図を載せておきます。


その4に続きます
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花の平標山に行ってきました(その2)

2021-06-26 13:42:38 | 山行・旅行
花の平標山に行ってきました(その1)からの続きです。

5合目を過ぎるとさらにお花が増えてきます。
大好きなアカモノ(ツツジ科シラタマノキ属)が現われました。
この樹は垂直分布域が狭く、どの山でも標高100~200mの範囲でしか見られませんが、この尾根は緩やかなのでアカモノロードが続きます。


マイズルソウ(キジカクシ科マイヅルソウ属)もあちらこちらに。ツマトリソウ(サクラソウ科ツマトリソウ属)はすでに理想の花期を過ぎていました。


そしてハクサンシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)の群落が見事でした。


こちらはタカネナナカマド(バラ科ナナカマド属)。鋸歯が葉の全体に見られるのが特徴です。


ベニサラサドウダン(ツツジ科ドウダンツツジ属)が多いのもこの登山道の特徴です。




再びハクサンシャクナゲ。撮影に忙しく、なかなか前に進めません。


そうこうしているうちに松手山(標高1614m)に着いてしまいました。
時刻は8時19分でした。途中4合目で10分休んだことを思うと、ほぼコースタイム通りのいいペースのようです。


松手山を過ぎてもしばらくはなだらかな道が続き、お花の数は増える一方です。
そばかす美人のハクサンシャクナゲ。ハクサンシャクナゲの特徴の一つは、花の裂片中央に淡緑色の斑点(そばかす)があることです。


イワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)。




再びタカネナナカマド。


ウラジロヨウラク(ツツジ科ヨウラクツツジ属)。数はベニサラサドウランほど多くないですが、複数見られました。


ゴゼンタチバナ(ミズキ科サンシュユ属)は白山の御前峰(ごぜんがみね)から名づけられています。




急坂を登ると7合目に着きました。時刻は8時43分で、松手山からは24分でした。
ここからは、ランの仲間などの違ったお花がたくさん登場します。


その前に、振り返って松手山(向かって右端)から歩いてきた緩やかな稜線です。


これで撮った写真の三分の一となりました。まだまだ続きますので、この続きはその3でご覧いただきたいと思います。
最後に、もう一度地図を載せておきます。


その3に続きます
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花の平標山に行ってきました(その1)

2021-06-25 16:07:58 | 山行・旅行


6月25日、梅雨の晴れ間を狙って平標山(たいらっぴょうやま)に登りました。4年前に1度登った山です。
平標山は、群馬・新潟県境に2000m級の峰々を連ねる谷川連峰の最西端にある、標高1984mの山です。
この山は、山と渓谷社が選んだ「花の百名山」や、NHK衛星放送が選んだ「花の百名山」に選ばれています。

さて今回は、国道17号線の三国峠から湯沢寄りにある平標山登山口からスタートして、松手山を経由して平標山に登りました。
さらに平標山の山頂を通過して東に進み、100mほど下ったところにあるお花畑を目指しました。
帰りは平標山山頂から南に下り、平標山の家から南西に折れて河内沢沿いの林道に出て、そこからスタート地点に戻りました。


今回は撮った写真を順にご覧いただきます。また写真は一切編集していませんので、見にくい写真もあるかと思いますが、ご容赦願います。
それでは、スタートしましょう。

登山口には大きな駐車場があり(料金600円)、きれいな水洗トイレと、靴洗い場があります。


6時27分に駐車場を出発しました。今回は日帰り装備で、昼食におにぎり3個、飲み水はお茶を1.8L持ちました。


舗装道路を少し歩いて、本格的な登山道に入ります。標高は995mです。ここからいきなりの急登です。


歩き出した時寒かったので、いつもよりハイペースで歩き、駐車場から13分で1合目に着きました。


体は温まったものの、心臓の鼓動が半端なく高くなり、ペースを落としました。
登山道の周辺に花が増えてきました。
ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)です。


正面に見える山まで登ると1411mです。そこまで急登が続きます。


ヤマツツジを見ながらゆっくりと歩きます。


タニウツギ(スイカズラ科タニウツギ属)です。この樹は日本海側の山に多く見られます。


2合目の標識には気づかず、3合目を通過します。


3合目を過ぎるとタニウツギが増えてきました。


登山道は4合目に近づくにつれ急になり、梯子も現れました(4年前にはなかったと思います)。




7時28分4合目に到着です。ここまで1時間かかりました。




振返ると苗場のスキー場が見えます。ここで10分休憩しました。


ここから標高1613mの松手山まで緩やかな稜線を登り、標高を上げていきます。私の好きな道です。
タニウツギがたくさん咲いています。


こちらはサワフタギ(ハイノキ科ハイノキ属)だと思います。




7時59分、5合目を通過します。


ここからお花がどんどん増えていきました。
写真の枚数も増えますので、続きはその2でご覧いただきたいと思います。
下山直後で、まとまりのない文章になりました。申し訳ありませんでした。

その2に続きます。
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今年庭に増えた花(アガパンサス、サミダレキキョウ)と今朝の⁉

2021-06-22 11:00:36 | みんなの花図鑑
先ずは、今年いただいたアガパンサスです。ワイルドガーデンの隅でおとなしい色合いの花を咲かせています。
まるで、ずっと前からここにいたように、溶け込みました。


ワイルドガーデンの手前に、シバザクラを植えています。花が終わって雑草や落ち葉が混じり出したところに、一匹のバッタがいました。
どこにいるか分かりますか?


そうです。ここにいました。


そして、今日のメインはサミダレキキョウ(​五月雨桔梗)です。
キキョウは秋の花ですが、サミダレキキョウはその名の通り、この季節に咲き始めます。。


今初春、小さな苗を買って植えました。


キキョウはつぼみも可愛いですね。


今朝は白花も咲き出しました。


全体としては、こんな感じです。


ルリマツリも咲き出しました。これから11月頃まで咲き続けます。
例年もっと色が濃いのですが、今年は淡い色で咲いています。


鉢植えのアジサイもきれいです。


こちらは鉢から地に下ろしたアジサイ。今年、アジサイの数が増えました。


そして、今日最後にご覧いただくのが、咲き始めたばかりのコムラサキです。


コムラサキの葉の上に、何やらきれいに並んでいました。


普通、虫の卵は葉の裏側に付くのにと、目の悪い私はその正体に気付かず、植木ばさみで枝を切ると・・
まさに、蜘蛛の子を散らすとはこのことです。

あっという間に、塊が消えました。


葉の裏側を覗いてみると、白い卵の殻が並んでいました。
どうやら、孵化したばかりのクモの子昆虫だったのですね。


以上、今年庭に増えたお花と、今朝の⁉(びっくり)をお届けしました。

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ネムノキ

2021-06-18 15:38:20 | みんなの花図鑑
この花日記にネムノキが登場するのは2年ぶりです。
この樹は、いつもお世話になっているテニスコートの脇にあります。2年前は7月3日に撮影していますので、今年は早いです。

さて、ネムノキ(合歓の木)は、マメ科ネムノキ亜科の落葉高木です。成長すると高さ10mほどになります。
本州、四国、九州、沖縄、東アジア~南アジアに分布し、川岸や原野に多く見られます。





葉は長さ20~30cmの2回偶数羽状複葉で、7~12対の羽片がほぼ対生します。羽片には小葉が15~30対対生します。
小葉は長さ1~1.7cm、幅4~6mmで、夜になると葉が垂れ下がり、小葉が閉じて眠っているように見えることから、ネムノキと名付けられました。





花期は6~7月で、枝先に淡紅色の花が10~20個頭状に集まって咲きます。
花冠は長さ6~8mmの細いつぼ型で、浅く5裂しています。雄しべは10個で、花冠から大きく飛び出しています。
雌しべは雄しべとほぼ同じ長さで白色をしています。
雄性先熟で、雌しべは雄しべが萎れた後、顔を出します。







吸蜜に来ている虫の左に見える丸い塊はつぼみです。




虫の名前は私には分かりません。




今日は修理に出していたカメラが戻ってきたので、色々とレンズを換えて撮ってみました。
画像も大きくしてみました。それに合わせて文字も大きくしました。



最後はフィッシュアイで撮ってみました。
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6月中旬の尾瀬で見かけた花々

2021-06-17 14:23:01 | みんなの花図鑑
6月10~12日、尾瀬を歩いてきました。道中見かけた花々を、選りすぐってご紹介します。

★ 3日間に歩いたコースです。
1日目(6月10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴→三条ノ滝→見晴(テント泊)
2日目(6月11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(6月12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠

★ 先ずは、草花からご覧ください。
■ ミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属)






3週間前に出かけた時に咲き始めていたミズバショウ、もう見ごろは終わりかけです。

(斑入りミズバショウ)


■ ショウジョウバカマ(シュロウソウ科ショウジョウバカマ属)


■ リュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)




■ ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)


■ シラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属)




山ノ鼻から鳩待峠に向かう途中で撮りました。シカの食害から守るため、高圧電流を通した柵が施されていました。

■ ミツバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)




乾いた湿原や山道で何度も見かけました。

■ スミレの仲間








尾瀬では大きなスミレがいたるところで観られました。オオバタチツボスミレが第一候補です。

■ コイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)




燧ヶ岳の山頂近くで観ました。
まだ蕾のものが多く、正面を向いて咲いている花がなく、登山道から腕を精いっぱい伸ばして撮りました。

■ ミヤマキンバイ(バラ科キジムシロ属)


やはり、燧ヶ岳で観ました。

■ ワタスゲ(カヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草)


すでに綿毛になっているものが多かったです。これからの季節、綿毛が尾瀬の湿原を埋め尽くします。

■ タテヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)


■ ミツガシワ(ミツガシワ科ミツガシワ属)




かつては尾瀬沼周辺の湿原や尾瀬ヶ原を代表する花の一つでした。シカの食害により大きく数を減らしました。

■ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)


■ コバイケイソウ(シュロソウ科シュロソウ属)


■ レンプクソウ(レンプクソウ科レンプクソウ属)


■ タネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属)


温泉小屋の前で観ました。

■ セイヨウタンポポ


温泉小屋の前に咲いていました。総苞を覗き込んだらセイヨウタンポポでした。

■ フキ(キク科フキ属)


見晴のキャンプ場で、3週間前に見たフキノトウが、すっかり綿毛に変わっていました。

★ 続いて樹に咲く花です。
■ ミツバツツジ(ツツジ科ツツジ属)


■ レンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)


尾瀬ヶ原の木道脇に多いです。竜宮尻付近で撮りました。

■ ヒメシャクナゲ(ツツジ科ヒメシャクナゲ属)


■ ムシカリ(スイカズラ科ガマズミ属)




■ ハウチワカエデ(カエデ科カエデ属)




■ アオダモ(モクセイ科トネリコ属)


■ ヤマナラシ(ヤナギ科ヤマナラシ属)・・自信がありません!


■ シラタマノキ(ツツジ科シラタマノキ属)


■ ズミ(バラ科リンゴ属)






■ チングルマ(バラ科チングルマ属)






★ 3日間の山歩きの様子は、こちらにまとめてあります。お時間がありましたら、ご覧くださいませ。
 その1その2その3
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6月快晴の尾瀬は山上の楽園だった(その3)

2021-06-15 12:48:21 | 山行・旅行
その2からの続きです)
その3では、2日目(6月11日)の様子をご覧いただきます。
下記に記した旅程のうち、下線部がそれで、単純に見晴から燧ヶ岳へピストン登山した内容になります。

1日目(6月10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴(テント設営)→温泉小屋、元湯山荘→平滑ノ滝→三条ノ滝→平滑ノ滝→温泉小屋、元湯山荘→見晴(テント泊)
2日目(6月11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(6月12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠

先ず歩いた道ですが、尾瀬ヶ原の見晴から、双耳峰である燧ヶ岳の高い方の柴安嵓(しばやすぐら)に通じる、見晴新道です。
燧ヶ岳の山頂に通じる道は現在4つあり、最も人気なのが北側の御池(みいけ)から登る御池新道です。尾瀬沼から登る長英新道も人気のコースです。
見晴新道は距離が短いものの、急登が続くので、登りより下りに利用する人が多いようです。
5年前、私はやはり下りに使いましたが、積雪が豊富にあったので、赤ナグレ沢の雪渓を下り、標高1600m辺りでトラバースして夏道へ出ました。今回は100%夏道でした。

それでは、見晴を出発して燧ヶ岳へ向かいましょう。時刻は5時32分です。
しばらくは木道を歩きます。この道は尾瀬沼の沼尻に通じています。
ウグイスをはじめ多くの小鳥が鳴いていました。


歩き始めて15分で沼尻への道と岐れて左に曲がります。これより先はいよいよ登山道です。
ザックに一眼レフを仕舞い、ここから山頂まではコンデジでの撮影です。


初めのうちは傾斜は緩やかです。沢沿いの川床や岸に沿って歩き、やがて沢を離れて森の中を進みます。


ところどころでミツバツツジが咲き、足元には大きなスミレが観られました。


2合目を通過します。


3合目ではザックを下ろして小休止しました。


3合目を過ぎるといよいよ急登となり、最初の木段を登ったところで平ヶ岳が顔を出してくれました。


続いて4合目を探して歩きましたが見つけられず、疲れが出てきたところで5合目に着きました。4合目の標識は帰路に見ました。
5合目で再びリュックを下ろして休憩です。お腹が減り出したので、パンを食べました。


登山道脇には背の高い樹が多かったですが、この針葉樹もその一つです。


直後に2つ目の木段が現われ、登り切ったところで先ほどの針葉樹の天辺が見えました。


そして標高が2000mに近づくと道沿いに雪が現われ、時には雪を踏んで歩くようになりました。


標高2000mの、6合目です。


尾瀬ヶ原の一部が見えるようになりました。


7合目です。この辺りでジュウイチの鳴き声を聞きました。この鳥はカッコウの仲間のようです。
初めて聞いた鳴き声ですが、特徴があるので覚えやすいです。


標高が2141mある平ヶ岳が、ほぼ同じ高さで見えてきました。


8合目を通過します。


登山道に雪が増えてきました。凍っていないので、足先を蹴り込んで進みます。


柴安嵓まで0.8kmの標識に出ました。赤ナグレ沢に入ります。


赤ナグレ沢の雪渓を30mほど歩きます。今回いちばん雪が多いところでした。
5年前にこの雪渓を足スキーで滑り降りたのを思い出しました。その時折れ曲がったストックの片割れを、この日持参していました。


雪渓を登り終わると森林限界となり、9合目の標識は岩に付けてありました。


いよいよ山頂が間近です。先ず見えてきたのは、双耳峰の相棒の俎嵓(まないたぐら)です。


登山道脇のコイワカガミは、まだほとんどがつぼみです。
ようやく開き始めたこの花を撮りました。


そしてミヤマキンバイは満開でした。
お花の写真は、この後でまとめてご覧いただこうと思います。


尾瀬ヶ原の全体が見渡せます。ザックから一眼レフを取り出しました。


出発した見晴の小屋群もよく見えます。


さあ、山頂は目の前です。


着きました。9時40分、見晴から4時間近くかかりました。広い山頂には、すでに5~6人が休んでいました。


平ヶ岳を背景に撮った、山頂の標識です。


山頂から見た尾瀬沼、そしてその向こうに日光の山々が見えます。
中央右側の高い山が日光白根山、写真左の台形状の山は男体山です。


あらためて尾瀬ヶ原と至仏山です。


その左に目を向けると、武尊山が見えます。


平ヶ岳とその右に越後三山の中ノ岳と越後駒ヶ岳です。


その他、北側に会津駒ヶ岳、尾瀬沼の奥の日光白根山の右に皇海山などがきれいに見えました。
とにかく山を隠すような雲はひとつもなく、八方の山々がよく見えました。

山頂に20分ほど佇み、下山は山を惜しみながら、そして小鳥を観察しながら、ゆっくりゆっくり下りました。
そうそう、きれいな声で鳴いていたのはオオルリのようですし、青い鳥が飛ぶ姿も見ました。
胸が黄色い小鳥は何だったのでしょう。鳴き声からするとキビタキだったかもしれません。

見晴には1時過ぎに戻りました。
暑い中火を使い自炊するのは止めにして、山小屋のテラスで、サッポロ生ビールとマカダミアナッツを食べたのでした。


翌朝は4時に起床し、ゆっくり朝食を摂り、テントを撤収して、見晴を6時に出発しました。
静かな尾瀬ヶ原を、名残を惜しみながら歩き、山ノ鼻に7時30分に着きました。
研究自然園で40分を過ごし、8時10分に山ノ鼻を出て、9時ちょうどに鳩待峠に着きました。
3日間、晴天に恵まれ、静かな尾瀬を楽しめたことはこの上ない幸せでした。
翌14日、関東地方は平年より1週間遅く、梅雨に入りました。

最終回は花のまとめです。)
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6月快晴の尾瀬は山上の楽園だった(その2)

2021-06-14 06:17:31 | 山行・旅行
その1からの続きです)


その2を始める前に、今回の尾瀬行の旅程をおさらいしたいと思います。
1日目(10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴(テント設営)→温泉小屋、元湯山荘→平滑ノ滝→三条ノ滝→平滑ノ滝→温泉小屋、元湯山荘→見晴(テント泊)
2日目(11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠

その2では、上記の下線部分、すなわち1日目の午後に、見晴から三条ノ滝を往復したことを記します。
地図は国土地理院の地形図が分かりやすいと思い、用意しました。私が山行で持参した地図も同様のものです。

地図の左下からくねくねと這い上がるように流れているのが只見川です。そして只見川の上に県境線があります。西(左)が新潟県、東(右)が福島県です。
見晴のキャンプ場は、地図の下側に見える見晴十字路(1415m)から東に150mほど入ったところにあります。
そして、目指す三条ノ滝は地図の上部に見えます。

さて、その1で書いたように11時ごろに見晴に到着し、すぐにテントを張り、軽く昼食を摂りました。
そして、三条ノ滝に向けて見晴を出発したのが11時55分でした。
ザックには地図、コンパス、雨具、救急セット、食料などを入れ、飲料水は午前中に0.7L飲んだので、それと同量を持って出かけました。


見晴十字路を北北東に進路を取り、ひたすら木道をまっすぐ歩きます。


しばらくしたら、木道上に1羽の小鳥を見かけました。小鳥はすぐに茂みに入りましたが、近くだったので写真に撮れました。
3週間前に、やはり尾瀬ヶ原で写真を撮ったのと同じ、ホオアカのようでした。


道は真っすぐ続きます。


そして、木道の脇には様々なお花が観られました。
大きなスミレ(オオバタチツボスミレ?)です。


タテヤマリンドウの群生です。この道の周りにはタテヤマリンドウがとても多かったです。


ワタスゲもたくさん咲いていました。


ミズバショウ。


これは珍しいヒメシャクナゲ。木道からやっと顔を出す程度までしか成長しない、常緑矮性低木です。


東電小屋へ向かう道との分岐を過ぎます。3週間前にはこのベンチで尾瀬への名残を惜しみました。


タテヤマリンドウの群生が、次から次へと現れます。




基本標準が尾瀬沼のリョウキンカは、花期がそろそろ終わりです。


この辺りで観られるニリンソウは、いずれも花径が小さめです。


ハクロバイも珍しいかもしれません。バラ科のキンロバイの白花です。


温泉小屋、元湯山荘が見えてきました。立ち寄らずに通り過ぎます。


そろそろ花が開きそうな、コバイケイソウのつぼみです。
おいしそうに見えますが、有毒です。


歩き始めて30分で御池(みいけ)へ向かう道と岐れて、三条ノ滝へ向かいます。
ここからは登山道です。


森に入り、所々でミツバツツジがきれいでした。


歩き始めて40分で、平滑ノ滝に着きました。3週間前より、かなり水量は少ないです。
そして、これから先は初めて歩く道です。手に持って歩いていた一眼レフを、ザックに仕舞いました。


しばらくして小さな沢を渡ります。この先でもいくつかの沢を渡りました。


歩き始めて1時間を過ぎ、再び御池へ通じる道との分岐です。三条ノ滝まで0.2kmとありました。


そして、三条ノ滝の展望台に、歩き始めて1時間15分、午後1時10分に着きました。
誰もいません。ザックから一眼レフを取り出して撮影開始です。


滝の途中で岩に当たって跳ね上がる水しぶきが凄いです。


20分ほど三条ノ滝を独占し、ゆっくり写真や動画を撮りました。




さて、三条ノ滝には20分余りいて、2人が見えたのでそれを機に退散しました。
0.7L持ってきた水が残りわずかとなり、帰り路にそれも飲んだので、水筒は空になりました。
来るときにチェックしていた沢(先の写真とは別)の水で、のどを潤しました。

森を抜け原に出ると、さらに太陽がギンギンに照り付けます。
見晴まで30分ほどと知りながら、無理はいけないと思い温泉小屋に立ち寄りました。
ここで、ポッカキレートレモンを購入し、生き返りました。今回の尾瀬での初の買い物でした。

見晴には3時過ぎに到着。水分をさらに補給したのでした。
(その3に続きます。)
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6月快晴の尾瀬は山上の楽園だった(その1)

2021-06-13 12:46:10 | 山行・旅行


6月10~12日、尾瀬を歩いてきました。
今回歩いたコースは以下の通りで、荷物が多いことから歩行時間を短く設定しました。
1日目(10日) 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見田代→富士見峠→八木沢橋→見晴(テント設営)→温泉小屋、元湯山荘→平滑ノ滝→三条ノ滝→平滑ノ滝→温泉小屋、元湯山荘→見晴(テント泊)
2日目(11日) 見晴→燧ヶ岳→見晴(テント泊)
3日目(12日) 見晴→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻(研究見本園)→鳩待峠




今日から4回に分け、山行の様子をご覧いただきたいと思います。
その1では、鳩待峠から見晴(キャンプ場)までです。
お花の写真は随時挟みますが、あらためてその4で、まとめて詳しくご覧いただこうと思います。。

6月10日、5時45分、鳩待峠を出発です。


アヤメ平・富士見峠方向へ向かいます。


ここが登山口です。


歩き出すとすぐに、ウグイス、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホトトギスなどの鳴き声が聞こえてきました。
小鳥が飛び交う姿もちらほら。


登山道には木道が敷かれていて、歩きやすいです。
すぐ脇でウグイスが鳴いていて、ササが揺れたのを頼りに見ると、5mほどの近さにいました。残念ながらカメラを構えると飛び去りました。
シジュウカラは地面に下りたところを撮りましたが、後ろ姿でした。


さて、しばらく進むと左手に至仏山が大きく見えました。快晴です。


歩き始めて20分ほどで森を抜けて湿原に出ました。地図を見ると中ノ原のようです。


まだ出だしのショウジョウバカマが、ぽつんぽつんと咲いていました。ワタスゲも、まだ咲き始めたばかりです。




木道をさらに歩くと視界が大きく広がり、振り返ると至仏山が全容を見せてくれます。
横田代と呼ばれる辺りだと思います。


至仏山の左に見えるのは、笠ヶ岳です。至仏山同様、今月までは登山禁止のようです。


そして、昨年苦労して登った平ヶ岳も見えてきました。


さらに進むと、いよいよ尾瀬の盟主、燧ヶ岳の登場しました。


木道脇に、ミズバショウの姿があちらこちらに見えました。この辺りは雪解けが遅いのでしょう。


途中、ベンチがあったので、朝食を摂りました。今回は軽量化のため、移動中の食事はすべてパン食としました。
それでもザックの重量は17kgを越えていました。
食事を摂ったベンチの近くでは、タテヤマリンドウがかわいい姿を見せてくれました。タテヤマリンドウは、この先でもたくさん観ました。


こちらはコバイケイソウの若葉。有毒で食べると嘔吐や痙攣を起こします。


道は緩やかに登り、鳩待峠を出て2時間で中原山を通過しました。


そして、そこから5分で、お待ちかねのアヤメ平に着きました。
目の前に燧ヶ岳が見えます。


そして、平ヶ岳。


燧ヶ岳。


1羽のトビが西から東へ飛んでいきました。




平ヶ岳。


振り返ると至仏山。


平ヶ岳。


至仏山。


平ヶ岳。いつまでもここにいたい気持ちでした。


アヤメ平から下って富士見田代に到着。
ここで道は竜宮十字路へ向かう道(長沢新道)と、富士見峠を経由して見晴へ行く道(八木沢新道)に分かれます。
富士見峠へ向かいます。


富士見峠は尾瀬への入山口の一つです。車で富士見下まで入ることができ、そこから7km歩けばここに着きます。


そして富士見峠から見晴まで、アップダウンのある道をてくてく歩きました。
途中、ミツバツツジやムシカリが慰めになりました。


八木沢の流れと、その脇を通る登山道です。


見晴のキャンプ場には11時ごろに到着しました。この日も1番の到着で、3週間前と同じ番号札を受け取りました。
その2に続きます。)
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植物クロスワード(12)の解答

2021-06-12 05:30:00 | クロスワードパズル


■ タテのカギ
1 緑━━、紅━━、ウーロン━━。
2 7月の尾瀬を代表する花。標準和名はゼンテイカ。
 
3 尾瀬では雪解け時に、雪が赤褐色になることを━━しぼと呼ぶ。
4 マメ科のカラスノエンドウの標準和名は、━━エンドウ。
5 ━━カー、━━ナンバーカード、━━クロソフト。
6 インド原産の多年性水生植物。7月の誕生花であり、夏の季語。根茎は食用になる。
7 尾瀬のレンジャー(国立公園の管理員)が履いている靴。
9 小倉百人一首は藤原━が撰者。
11 いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句を━━の銘という。
12 たやすいこと。わけなくできること。気楽であること。いいかげんなこと。
13 屋根瓦。また、瓦葺きの屋根。
14 しぶんぎ座━━、ペルセウス座━━、ふたご座━━が三大━━と呼ばれる。
15 古賀いずみと漆戸啓によるポップスデュオ。代表曲は『冬のファンタジー』『風の街』『あなたに会えてよかった』『ひまわり』など。
16 ハワイ、マウイ島最大のビーチリゾートは━━ビーチ。
18 究極のエコカーと言われる燃料電池車(FCV)を支える根幹技術のひとつは、━━検知センサー。
20 印刷・公表するもののもとになる文章・書画・写真など。
21 現在日本で広く流通しているものは6種類。合計金額は666円。
23 秋に発芽して冬を越し、翌春に開花・結実して枯死する草本植物。
25 赤塚不二夫作『おそ松くん』に出てくる「シェー!」のポーズと出っ歯のキャラ。
26 インの反意語であり、セーフの反意語でもある。
29 日本の国歌。歌詞は和漢朗詠集にあり、明治13年、宮内省伶人長の林広守が作曲。明治26年、祝日大祭日唱歌として公布された。
31 尾瀬ヶ原の━━川に架かる━━吊橋の下流で、━━川と沼尻川が合流し、只見川となる。
 
32 萩焼、益子焼は陶器、有田焼、九谷焼は━━。
35 国家や社会を構成する人々。
36 高田━━、ジャイアント━━、━━抜き。

■ ヨコのカギ
1 地質時代の区分のひとつ。更新世中期の77万4000年前から12万9000年前まで。国際地質科学連合によって令和2年に名付けられた。
4 尾瀬ヶ原・上田代の入口で山小屋、キャンプ場などがある。鳩待峠からの標準コースタイムは60分。
 
8 土の小高く盛り上がっている所。また、目印などのために土を高く盛り上げたもの。
9 物事に先だって役割や段取りを決めたり、必要な物を用意したりすること。
10 第99代内閣総理大臣。
11 いろいろな種類の入り交じった小魚。
12 尾瀬国立公園内にある日本百名山のひとつは、━━駒ヶ岳。
 
14 初夏の尾瀬を代表する草花のひとつ。
 
15 尾瀬・大江湿原のシンボルツリーは三本━━。
 
17 炭素を含む化合物の総称を━━化合物という。ただし、二酸化炭素・炭酸塩などの簡単な炭素化合物は習慣で無機化合物として扱うため含めない。
18 修験者が衣服の上に着る麻の法衣。直垂 (ひたたれ) と似た形に作る。
19 カヤツリグサ科━━属の多年草の総称。夏の季語のひとつ。「━━干して夕くらがりに川ゆかす/鶏二」
21 タテ21を英語で言うと。
22 種から芽を出して間のない草や木。定植前の草木。
24 DNA(デオキシリボ核酸)鎖の特定の配列を認識して切断する酵素の総称。
27 またしても延長された緊急事態宣言で、酒がない居酒屋。
28 物事が落ち着かなくて、不安なことのたとえ。
30 横浜市南区にある高野山真言宗の寺で、横浜最古の寺。本尊十一面観世音菩薩立像は国の重要文化財。
33 現在の東京都議会の第一会派は、━━ファーストの会。
34 赤道上を東へ向いて飛行する航空機から見て、左側の方角。
37 カモより大きくハクチョウより小さいカモ科の水鳥。首領を先頭として列を作って飛ぶ習性がある。
37 画像を構成する最小単位。ピクセル。
38 [Ctrl]+[C]。
39 ♪夏がくれば思い出す・・の、初夏の尾瀬を代表する植物。
 

■ おまけのクイズです。
問 1 今回のクロスの中の、太字の赤線で囲った8文字を組み合わせて、尾瀬にちなんだ言葉にしましょう。

問 2 尾瀬の地理に関するおさらいクイズです。[ ① ]~[ ⑥ ]の中に入る最も適当な言葉を、下の㋐ ~ ㋚ の中から選んで、記号で答えましょう。

 尾瀬は、至仏山、[ ① ]、景鶴山、中原山などの2000メートル級の山に全方向をかこまれた盆地である。東側が上流域にあたる[ ② ]で標高1660m、西側の下流域にあたる[ ③ ]が標高1400m。共に周辺に湿原が多い。沼や湿原は[ ④ ]の源流となっており、[ ③ ]の水は全て[ ④ ]として流れ出て平滑の滝、[ ⑤ ]などを下り[ ⑥ ]に合流する。

 ㋐ 燧ヶ岳、 ㋑ 会津駒ヶ岳 ㋒ 尾瀬沼 ㋓ 尾瀬ヶ原 ㋔ 戦場ヶ原 ㋕ 鬼怒川 ㋖ 只見川 ㋗ 阿賀野川 ㋘ 利根川 ㋙三条の滝 ㋚ 華厳の岳

おまけのクイズの正解は、コメント欄に後ほど書いておきます。

※次回、植物クロスワード(13)は7月10日にアップします。
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植物クロスワード(12)

2021-06-10 05:30:00 | クロスワードパズル
植物クロスワードの第12回です。お陰様で月に1度の掲載を始めて1年となりました。今回は1周年を記念して、マス目の数を1.5倍に増やしました。
そして、今回は皆さまがお好きな、尾瀬に関する問題が盛りだくさんです。
解答は6月12日にアップします。どうぞお楽しみくださいませ。


■ タテのカギ
1 緑━━、紅━━、ウーロン━━。
2 7月の尾瀬を代表する花。標準和名はゼンテイカ。
 
3 尾瀬では雪解け時に、雪が赤褐色になることを━━しぼと呼ぶ。
4 マメ科のカラスノエンドウの標準和名は、━━エンドウ。
5 ━━カー、━━ナンバーカード、━━クロソフト。
6 インド原産の多年性水生植物。7月の誕生花であり、夏の季語。根茎は食用になる。
7 尾瀬のレンジャー(国立公園の管理員)が履いている靴。
9 小倉百人一首は藤原━が撰者。
11 いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句を━━の銘という。
12 たやすいこと。わけなくできること。気楽であること。いいかげんなこと。
13 屋根瓦。また、瓦葺きの屋根。
14 しぶんぎ座━━、ペルセウス座━━、ふたご座━━が三大━━と呼ばれる。
15 古賀いずみと漆戸啓によるポップスデュオ。代表曲は『冬のファンタジー』『風の街』『あなたに会えてよかった』『ひまわり』など。
16 ハワイ、マウイ島最大のビーチリゾートは━━ビーチ。
18 究極のエコカーと言われる燃料電池車(FCV)を支える根幹技術のひとつは、━━検知センサー。
20 印刷・公表するもののもとになる文章・書画・写真など。
21 現在日本で広く流通しているものは6種類。合計金額は666円。
23 秋に発芽して冬を越し、翌春に開花・結実して枯死する草本植物。
25 赤塚不二夫作『おそ松くん』に出てくる「シェー!」のポーズと出っ歯のキャラ。
26 インの反意語であり、セーフの反意語でもある。
29 日本の国歌。歌詞は和漢朗詠集にあり、明治13年、宮内省伶人長の林広守が作曲。明治26年、祝日大祭日唱歌として公布された。
31 尾瀬ヶ原の━━川に架かる━━吊橋の下流で、━━川と沼尻川が合流し、只見川となる。
 
32 萩焼、益子焼は陶器、有田焼、九谷焼は━━。
35 国家や社会を構成する人々。
36 高田━━、ジャイアント━━、━━抜き。

■ ヨコのカギ
1 地質時代の区分のひとつ。更新世中期の77万4000年前から12万9000年前まで。国際地質科学連合によって令和2年に名付けられた。
4 尾瀬ヶ原・上田代の入口で山小屋、キャンプ場などがある。鳩待峠からの標準コースタイムは60分。
 
8 土の小高く盛り上がっている所。また、目印などのために土を高く盛り上げたもの。
9 物事に先だって役割や段取りを決めたり、必要な物を用意したりすること。
10 第99代内閣総理大臣。
11 いろいろな種類の入り交じった小魚。
12 尾瀬国立公園内にある日本百名山のひとつは、━━駒ヶ岳。
 
14 初夏の尾瀬を代表する草花のひとつ。
 
15 尾瀬・大江湿原のシンボルツリーは三本━━。
 
17 炭素を含む化合物の総称を━━化合物という。ただし、二酸化炭素・炭酸塩などの簡単な炭素化合物は習慣で無機化合物として扱うため含めない。
18 修験者が衣服の上に着る麻の法衣。直垂 (ひたたれ) と似た形に作る。
19 カヤツリグサ科━━属の多年草の総称。夏の季語のひとつ。「━━干して夕くらがりに川ゆかす/鶏二」
21 タテ21を英語で言うと。
22 種から芽を出して間のない草や木。定植前の草木。
24 DNA(デオキシリボ核酸)鎖の特定の配列を認識して切断する酵素の総称。
27 またしても延長された緊急事態宣言で、酒がない居酒屋。
28 物事が落ち着かなくて、不安なことのたとえ。
30 横浜市南区にある高野山真言宗の寺で、横浜最古の寺。本尊十一面観世音菩薩立像は国の重要文化財。
33 現在の東京都議会の第一会派は、━━ファーストの会。
34 赤道上を東へ向いて飛行する航空機から見て、左側の方角。
37 カモより大きくハクチョウより小さいカモ科の水鳥。首領を先頭として列を作って飛ぶ習性がある。
37 画像を構成する最小単位。ピクセル。  
38 [Ctrl]+[C]。
39 ♪夏がくれば思い出す・・の、初夏の尾瀬を代表する植物。
 
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今週の庭仕事を終えて

2021-06-09 10:00:53 | 日記(雑記帳)


今週、サツキの剪定を3日がかりで終えました。刈った枝葉は半日乾かしてからゴミ袋に詰めます。
3日目にして気づいたことがあります。庭仕事は暑くなる朝のうちに終えること!

一昨日、昨日は10時から始めて11時半に終了。大汗を掻いて、すぐにシャワーを浴びて昼食。
今朝は8時に始めて9時半に終了。作業中はそれほど暑く感じなかったです。
もっと早く気付くべきでした! 毎年同じ仕事をしているのに・・!

もう一つ気づいたこと。せっせと仕事をしていても、お茶の一杯も出してくれません(笑)



閑話休題。今年初物のビワ。香川県産。自分で買ってきました。
毎朝果物を食べていますが、最近食べたものは、気づくと輸入物が多かったのです。
・オレンジ、グレープフルーツ、ブドウ(アメリカ産)
・キウイ(ニュージーランド産?)
・パイナップル(台湾産)
・バナナ(?)
・アボカド(メキシコ産?)
・イチゴ、リンゴ、ミカン類(国産)
果たしてどんな味?
まだ、完熟していませんでした(見た目も青味が残っています)。
スーパーに出すものは、完熟前に収穫すると、地元のナシ農家さんに教わりました。ビワも同様?

ここからは、最近撮った鳥の写真。おまけのようなものです。
ムクドリです。公園でエサを探していました。






ハクセキレイです。学校の校庭でエサを探していました。


久しぶりのヒヨドリです。朝早く、学校の高い樹に止まって囀っていました。
完全な逆光です。




今晩仕事を終えた後、尾瀬に向かいます。
行程は10日の朝、鳩待峠から入山し、アヤメ平を経て、見晴で幕営。午後は三条の滝へ出かけます。
11日はほとんど雪が解けた燧ヶ岳に登ります。途中の登山道でお花を探すのが楽しみです。
12日は山ノ鼻の研究見本園を観賞した後、下山です。
では、行ってきます。
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サボテン(エキノプシス・ツチフロラ、花盛丸)の開花

2021-06-07 06:49:57 | みんなの花図鑑


4週間前にも咲いたサボテン(エキノプシス・ツチフロラ、花盛丸)が、再び花を咲かせました。

4週間前の投稿はこちらです。

※ クロスワードクイズの予告です。
 次回クロスワードは、1周年記念の拡大版です。普段は81マスですが、1周年記念では1.5倍の121マスで作りました。
 先日出かけた尾瀬の写真を盛りだくさんでお贈りします。
 6月10日5時30分に予約投稿しています。どうぞお楽しみくださいませ。
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