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shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

男体山に登りました(後編)

2019-08-18 10:06:01 | 山行・旅行
17日、男体山(2486m、日本百名山)に登りました。
前編はこちらです。
リンク⇒ 男体山へ登りました(前編)

さて、八合目でまたもや休憩した後、山頂を目指します。地図を見ると標高2250m~2320mの間は等高線の間隔が開いていて、一時息をつけましたが、その後はまた急登です。
九合目の道標は登りで見逃したので、写真は下りで撮りました。下ばかり見て歩いていたのでしょう。道標を見逃したので休憩が1回減りましたが、ゆっくり歩いているので何とかペースを保てました。
この急登が続く登山道を1日に3往復もする人に出逢いました。装備はいたってシンプルで、背中にはトレラン用の小さなザック(ベストといった方がよいかもしれない)、胸にはボトルが2本です。そういえば私のように大きなザックを担いでいる人には出会いませんでした。


標高が2400m付近から見た中禅寺湖です。少し霞がかかってきました。


そう思っているとあっという間に大きな雲に覆われて見えなくなりました。雲は徐々に勢力を増していきました。


戦場ヶ原が見えます。その向こうに見える日光白根山の山頂は雲に覆われています。


さて、もう少しで頂上です。高木限界を越え、視界が広がってきました。頂上近くは細かな赤い土砂の道が続きます。


いよいよ頂上が見えてきました。今日の6kmは長い道のりでした。


ようやく何とか山頂に着きました。標準コースタイムが3時間30分~3時間50分のところを、休憩時間を含めて4時間22分かかりました。
先ずは二荒山神社奥宮にお参りします。御神像にもお参りします。




最高地点には2mを越えるほどの高さの劔が祀ってあります。そこまで上がって写真を撮りました。


山頂はすでにシートを広げてお弁当を食べている方が大勢です。私も景色が良いところを選んでお弁当を食べました。朝食の残りとオレンジジュースでお腹が満ちました。ザックの中には食料は2食分ほど残りました。担いできた水を捨てようかと思いましたが、後は下りなので持って下りました。結局、家まで水を残して帰りました。

山頂からの景色です。
戦場ヶ原と奥にはぼんやりと燧ヶ岳が見えます。右手の大きな山は大真名子山(おおまなごさん、2376m)だと思います。


大真名子山は訪れる人も少なく、静かな山歩きが楽しめるようです。


中禅寺湖は霞んで見えます。


帰路は同じ道を、登りの半分ほどの時間で下りました。
下山後は日光市営のやしおの湯で疲れを癒し、雨が降り出したので予定していた日光植物園へは行かず、そのまま自宅へ帰りました。
かくして私のお盆休みは終わり、月曜日からは仕事が始まります。
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男体山に登りました(前編)

2019-08-18 08:12:03 | 山行・旅行

8月17日、男体山(2486m、日本百名山)に登りました。
お盆休暇中のトレーニングを兼ねて、初めて男体山へ登ったのですが、思いのほかきつく疲労困憊しました。

前夜、夕食後自宅を車で出発、日光市の「道の駅日光ニコニコ本陣」で仮眠、翌早朝に登山口がある二荒山神社中宮の登拝者用駐車場に移動、そこで朝食を摂り、準備して出発する計画でした。
「道の駅」は新しい設備で24時間営業のコンビニを併設し、Wi-Fiも使えトイレもきれいで素晴らしい環境でしたが、車の出入りが多くよく眠れませんでした。前夜の食事が多かったせいもあり早朝の食欲は乏しく、余ったパンと飲み物をザックに加え出発しました。もともとトレーニングを兼ねての計画だったので、水3Lをザックに入れていたので、ザックの重さは10kgを越えました。それでも普段の宿泊装備と比べると軽い方です。

男体山は二荒山神社の境内に当たり、神社で登拝の受付をしてから出発します。受付開始が6時と聞いていたので、少し早めの5時40分に出かけたら既に受付が始まっていました。受付を済まし、神社に参拝した後登山を開始します。




この神社が登拝者を大切にしていることが、諸々からよく分かります。専用の駐車場、下山後の靴洗い場の設置、登拝番付にはたくさんの札が下がっていました。


いよいよ登拝者専用の門をくぐって登山開始です。




登り始めは緩やかな階段です。しかも道路には膝の負担を和らげるためクッション材が敷かれています。


一合目までは5分ほどで着きました。ここまで登って登拝を終える方もいらっしゃいます。一合目には遥拝所が設けられています。




ここからが本格的登山道の始まりです。男体山の登山道脇には一合目から九合目まで道標が置かれています。二合目の道標には気づきませんでした。これは、恐らく昔の登山道とは異なり、現在の登山道が一合目から三合目までを直登していて二合目を経由していないためかと思いました。
三合目までは森の中の急斜面を直登します。ここで体調が普段と違うことに気付きました。胃が痛くむかつきます。ペースを落として歩くことにしました。後から登ってきた人に次々を追い越されます。三合目までに10人ほどに追い越されました。




三合目から四合目の間は舗装された道を歩きます。ジグザグに登るので傾斜は緩やかです。体調は回復せずさらに次々と追い越されます。初めて胃カメラを経験したときのことを思い出しました。
それでも、途中で中禅寺湖が見えてきたときは元気が出ました。この登山道からは所々で中禅寺湖がきれいに見えます。さあ、頑張ろう!




四合目まで1時間10分もかかりました。このペースだと標準コースタイムの3時間30分~3時間50分をかなり上回ります。それでも午後の早い時間には下山できそうなので、体調に応じて休み休み登ることにしました。四合目からは舗装路と岐れて再び階段と急登です。


五合目までは胃の痛みも幾分収まり、ほぼ普段どおり歩けました。ところどころお花も咲いていました。五合目からは一合登るごとに休憩を取ることにしました。


六合目辺りからは岩が露出している道が増えていきます。途中ソバナが咲いていました。写真を撮りましたが、後でみるとピントが合っていませんでした。




中禅寺湖の景色に元気をもらいます。湖はかなり下に見えるようになってきました。そろそろ高度が2000mくらいになったようです。汗をかいていますが胃の調子が心配で薄手の長袖を1枚着ました。


遠くの山には雲がかかっていますが、上空は青空です。このまま晴れてくれるとよいのですが、たいてい午後には雲が広がります。


ようやく七合目に着きました。近くで咲いているのはアキノキリンソウとヤマハハコのようです。またしても休憩です。


登山道脇には時々お花が咲いています。お花の種類も数も多くないですが、出逢うと元気が出ます。


途中で鳥居をくぐります。ここからは新たな神域なのでしょう。


そう思っていると八合目に着きました。八合目には瀧尾神社と小さな避難小屋があります。瀧尾神社にも参拝しました。






ブログの記事が長くなりましたので、ここで前編を終了し、後編では山頂への登山道の様子と山頂の風景をご覧いただきます。
リンク⇒ 男体山へ登りました(後編)
コメント (2)
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