■シュウメイギク(秋明菊、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)
キクの仲間ではなくイチリンソウの仲間だ。中国から古い時代に入ってきた帰化植物である。
山渓ハンディ図鑑1野に咲く花では「別名キブネギク」とある。京都府立植物園でも名板には「キブネギク」と書かれていた。キブネギクの名前は、京都の貴船に多く咲いていたことに由来している。
植物の名前は「キブネギク」と貴船が濁るが、俳句の世界では貴船菊は「きふねぎく」と読む。晩秋の季語である。
祖母偲ぶ墓前に一輪貴船菊 (shu)
2022/10/16
キクの仲間ではなくイチリンソウの仲間だ。中国から古い時代に入ってきた帰化植物である。
山渓ハンディ図鑑1野に咲く花では「別名キブネギク」とある。京都府立植物園でも名板には「キブネギク」と書かれていた。キブネギクの名前は、京都の貴船に多く咲いていたことに由来している。
植物の名前は「キブネギク」と貴船が濁るが、俳句の世界では貴船菊は「きふねぎく」と読む。晩秋の季語である。
祖母偲ぶ墓前に一輪貴船菊 (shu)
2022/10/16
こんばんは。
シュウメイギクは貴船菊から品種改良?されたのですか?
それともそのまま?
大昔、キクにしては、キク科の顔をしていないなあと調べた記憶があります。
キンポウゲ科だと聞いて納得しました。
確か種子は綿の上にゴマ粒をまぶしたような種でしたね?!
帰化&外来植物見分け方マニュアルによると、シュウメイギクは「室町時代ごろに渡来した品種で、京都の貴船地域に野生するキブネギクが正式なシュウメイギク」と言われます。
また、山渓ハンディ図鑑1野に咲く花によると、「古い時代に中国から入ってきた栽培品が野生化したもの」と考えられています。
いずれにしても、元々は八重の品種であったようです。
キンポウゲ科の植物は春に花が咲くものが多いですが、シュウメイギクは秋に咲きます。
その点でもキク科と間違えられることが多いのではないでしょうか。
shuさん、こんな句を読む才能もあるんですね。
そこに京都ならでは、キフネギクを使うセンス、
さすがです。
そして、さすが京都、
シュウメイギクをお洒落な名前にしてくれていますねぇ~^^
でも、昔は、キクとキンポウゲ科の違いを分けていなかっただなぁと感じたりもします。
と言いつつ、私なんて、どの花も科を調べないと
分からないのが多いです^^;
今回、上洛した目的のひとつが墓参でした。家内の母が京都出身です。
キンポウゲ科イチリンソウ属といえば、私が知っている代表的な花はニリンソウです。
早春に咲くスプリングエフェメラルのひとつで、花弁に見えるのは萼です。
シュウメイギクにも花弁はなく、花弁に見えるのはやはり萼です。
名前に菊が付いていることもあり、教わるまではイチリンソウ属とは思わなかったです。
秋に咲くきれいな花なので「菊」の字を当てたのでしょうね。
魚に「鯛」の字が付くものが多いのと同じかもしれません。
お陰様でもう復帰出来ました。
今はシュウメイギクが盛りですね。
中国からキブネギク(八重)が伝わって、それが改良されて色んなシュウメイギクになった、と読んでいます。
ネコは朝夕餌をねだりにやって来ます。
shuさんに鳥の天敵と言われてドキっとしましたが、もう仕方ありません。
ミカンは木の上の方に刺してやっても駄目でしょうか。^^;
早めに快復なされてよかったですね。
庭仕事でも頑張りすぎると疲れが出ると思います。ご無理のないようにお願いいたします。
さて、シュウメイギクがある風景を撮りたいと思っていました。
植物園では人が多くて、人を避けて写真を撮るのに苦労しました。
下の写真で背景に写っているのは水車小屋です。
水車小屋全体を入れると、遠くの人が写ってしまいます。
妥協の産物になりましたが、仕方がありません。
猫のことですが、ご心配をおかけするような書き方になってしまい、ごめんなさい。
娘の家ではツバメの雛が襲われました。我が家ではハトが犠牲になっています。
猫は本能で鳥を捕まえてしまいます。これは仕方がないことで、猫を責めるわけにはいきません。
昨冬は我が家でヤマボウシの樹に掛けた巣箱が襲われましたが、未遂で済みました。
猫は枝があると木にも登ります。ジャンプもします。困ったものです。
今年は昨年より高いところに巣箱を掛けようと思います。
昨夜は夜遅くまで貰い物の枝付き黒豆の処理をしていて、コメントに伺えませんでしたm(__)m
シュウメイギク(秋明菊)もいい名前ですが、京都住まいとしては、貴船菊を一押したいですね。
でも、中国原産なのに、貴船に沢山咲いていたから貴船菊なんですね。
流行っていたのでしょうか。
確かに、なかなかの風情ですよねー
キンポウゲ科なのに、ちゃんと綿毛ができて、冬は冬で風情があります。
お墓の前の一句も素敵です(^^)
↓
https://souzen.co.jp/wp/kyotonavi/kifune/
偶然ですが、私も昨日丹波の枝豆をいただき、早速茹でて美味しくいただきました。
実がプリプリで大きいですね。
処理は鞘の両側を鋏で切り取るのですね。けっこう手間がかかると思います。
さて、シュウメイギクの別名がキブネギクだとは、府立植物園へ行って初めて知りました。
名前の由来を知ったのは、図鑑を見てのことです。
キブネギクは冬でも趣があるようですね。
義母も義祖母もピンクの花が好きだったようです。綿毛が飛んで、お花の周りにピンクの花が咲くといいですね。
京都に4年も住みながら、貴船には行ったことがないのですよ。
先日ブラタモリで拝見して、とてもいいところだと思いました。
水が清らで、水の神様だから「きふね」なのですね。
よいお話を伺いました。