2月4~5日、宮城県の伊豆沼・内沼に行ってきました。
伊豆沼・内沼の説明は、地元栗原市のポータルサイトより引用します。
(引用はじめ)
伊豆沼・内沼には、毎年2,000~3,000羽のオオハクチョウがやって来ます。伊豆沼・内沼は、オオハクチョウの日本一の越冬地です。沼の堤防からは、大きなハクチョウが、頭上を飛んでいく迫力満点の光景を見ることができます。
また、マガンは、伊豆沼を代表する冬の鳥です。毎年数万羽のマガンが越冬のために伊豆沼にやって来ます。夜は沼の水面で寝ますが、朝になると一斉に飛び立ち、沼周辺の田んぼで落ちモミなどを食べます。日の出をバックにマガンの群れが飛び立つ光景や、その羽音はとても印象的です。伊豆沼・内沼のマガンが一斉に飛び立つ時の羽音と鳴き声は荘厳で、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。
また、夕方になり沼に帰ってくるマガンも見ごたえがあり、きれいなV字形に並んで帰ってきたマガンが、沼の近くでは落雁という独特の飛び方で高度を下げる様子を見ることができます。
この、数万羽のマガンたちを養うためには、広くて安全な沼と広大な水田が必要ですが、このどちらをも備えた伊豆沼・内沼は、まさにマガンたちの聖域と言えます。
(引用終わり)
今回は、道中に立ち寄った、水元公園、多々良沼、みかも山公園の様子をさくっとご覧いただきたいと思います。
◇水元公園
高速道入り口(三郷南IC)に近いことから、朝一番で立ち寄ることにしました。
メタセコイアの森

バードサンクチュアリ・池・大場川



■ツグミ
Dusky thrush
スズメ目ヒタキ科
Turdus eunomus
鶇/L24cm

■ハシブトガラス
Jungle Crow
スズメ目カラス科
Corvus macrorhynchos
嘴太烏/L57cm
利発な鳥で、実にチャーミングな目をしています。もっとも好き嫌いはあるようです。


■オオバン
Eurasian coot
ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm

■ムクドリ
White-cheeked Starling
スズメ目ムクドリ科
Sturnus cineraceus
椋鳥/L24cm

■シジュウカラ
Japanese tit
スズメ目シジュウカラ科
Parus minor
四十雀/L15cm

■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon
カモ目カモ科
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm

■カルガモ
spot-billed duck
カモ目カモ科
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm

■カンムリカイツブリ
Great Crested Grebe
カイツブリ目カイツブリ科
Podiceps cristatus
冠鳰/L56cm

■カイツブリ
Little grebe
カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm

◇多々良沼
先日出かけたばかりですが、この後に立ち寄るみかも山公園に近いことから、立ち寄りました。
コハクチョウの様子が気になりました。
■コハクチョウ
Tundra Swan
カモ目カモ科
Cygnus columbianus
小白鳥/L120cm
まだ、多くのコハクチョウがここにいました。一方、カモの数は減ったように見えました。

■オナガガモ
Northern Pintail
カモ目カモ科
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm


■ハクセキレイ
White Wagtail
スズメ目セキレイ科
Motacilla alba lugens
白鶺鴒/L21cm

◇みかも山公園
■フクジュソウ(福寿草、キンポウゲ科の多年草)

■セツブンソウ(節分草、キンポウゲ科の多年草)

■エナガ
Long-tailed tit
スズメ目エナガ科
Aegithalos caudatus
柄長/L14cm


この後、伊豆沼・内沼へ向かいました。
伊豆沼ではオオハクチョウやマガンの多さにびっくりです。
本編でじっくりご覧いただきたいと思います。
伊豆沼・内沼の説明は、地元栗原市のポータルサイトより引用します。
(引用はじめ)
伊豆沼・内沼には、毎年2,000~3,000羽のオオハクチョウがやって来ます。伊豆沼・内沼は、オオハクチョウの日本一の越冬地です。沼の堤防からは、大きなハクチョウが、頭上を飛んでいく迫力満点の光景を見ることができます。
また、マガンは、伊豆沼を代表する冬の鳥です。毎年数万羽のマガンが越冬のために伊豆沼にやって来ます。夜は沼の水面で寝ますが、朝になると一斉に飛び立ち、沼周辺の田んぼで落ちモミなどを食べます。日の出をバックにマガンの群れが飛び立つ光景や、その羽音はとても印象的です。伊豆沼・内沼のマガンが一斉に飛び立つ時の羽音と鳴き声は荘厳で、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。
また、夕方になり沼に帰ってくるマガンも見ごたえがあり、きれいなV字形に並んで帰ってきたマガンが、沼の近くでは落雁という独特の飛び方で高度を下げる様子を見ることができます。
この、数万羽のマガンたちを養うためには、広くて安全な沼と広大な水田が必要ですが、このどちらをも備えた伊豆沼・内沼は、まさにマガンたちの聖域と言えます。
(引用終わり)
今回は、道中に立ち寄った、水元公園、多々良沼、みかも山公園の様子をさくっとご覧いただきたいと思います。
◇水元公園
高速道入り口(三郷南IC)に近いことから、朝一番で立ち寄ることにしました。
メタセコイアの森

バードサンクチュアリ・池・大場川



■ツグミ
Dusky thrush
スズメ目ヒタキ科
Turdus eunomus
鶇/L24cm

■ハシブトガラス
Jungle Crow
スズメ目カラス科
Corvus macrorhynchos
嘴太烏/L57cm
利発な鳥で、実にチャーミングな目をしています。もっとも好き嫌いはあるようです。


■オオバン
Eurasian coot
ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm

■ムクドリ
White-cheeked Starling
スズメ目ムクドリ科
Sturnus cineraceus
椋鳥/L24cm

■シジュウカラ
Japanese tit
スズメ目シジュウカラ科
Parus minor
四十雀/L15cm

■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon
カモ目カモ科
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm

■カルガモ
spot-billed duck
カモ目カモ科
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm

■カンムリカイツブリ
Great Crested Grebe
カイツブリ目カイツブリ科
Podiceps cristatus
冠鳰/L56cm

■カイツブリ
Little grebe
カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm

◇多々良沼
先日出かけたばかりですが、この後に立ち寄るみかも山公園に近いことから、立ち寄りました。
コハクチョウの様子が気になりました。
■コハクチョウ
Tundra Swan
カモ目カモ科
Cygnus columbianus
小白鳥/L120cm
まだ、多くのコハクチョウがここにいました。一方、カモの数は減ったように見えました。

■オナガガモ
Northern Pintail
カモ目カモ科
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm


■ハクセキレイ
White Wagtail
スズメ目セキレイ科
Motacilla alba lugens
白鶺鴒/L21cm

◇みかも山公園
■フクジュソウ(福寿草、キンポウゲ科の多年草)

■セツブンソウ(節分草、キンポウゲ科の多年草)

■エナガ
Long-tailed tit
スズメ目エナガ科
Aegithalos caudatus
柄長/L14cm


この後、伊豆沼・内沼へ向かいました。
伊豆沼ではオオハクチョウやマガンの多さにびっくりです。
本編でじっくりご覧いただきたいと思います。
NHKのドキュメンタリーのようなんて、ちょっと褒め過ぎですよ。
すごいプレッシャーで、この後が続かなくなります(笑)
メタセコイアはすべての樹が挿し木で増やしたクローンですから、同じように育ちます。
それで、樹形が揃っていてきれいですね。
たまたま道路も左右対称でしたので、フィッシュアイで狙って撮ってみました。
いちばん時間をかけて撮ったのが、カラスとセツブンソウです。
セツブンソウは本来ならマクロレンズで撮りたいところですが、立ち入り制限のロープから2mも離れていて、探すだけで大変でした。
という訳で、鳥撮り用の望遠レンズで撮っています。
道中とのことですが、沢山の鳥さんのお写真、堪能させていただきました。
どのお写真も鮮明で表情豊か。
私のがお笑いでお茶を濁したブログだとすれば、shuさんのはNHKのドキュメンタリーのようですね!
イントロでこれなんですから、本番はどれだけ素晴らしいのか、今から楽しみです。
とはいえ、トップのメタセコイアが一番好きだったりもするなつみかんです(笑)
諏訪湖ではヒドリガモが最後まで残るのですね。
うちの近所では、オオハクチョウが最後まで残り、ヒドリガモも一緒にいます。
カイツブリは繁殖期には縄張りを持つようです。
群れているのは非繁殖期の特徴です。
山渓ハンディ図鑑には「冬は縄張りから追い出された若鳥や、移動してきた成長も集まって群れる」とあります。
日本での繁殖期は、4月~9月のようです。
セツブンソウは近くでは観たことがありません。
石灰岩質で咲く花なのですね。
勉強になりました。ありがとうございました。
鳥図鑑の写真は、全体が分かるよう真横を向いたものが多いですね。
ピントも全体に合わせていて、かなり絞っているように思います。
私はむしろ逆で、目にピントを合わせて、細部はボケを承知で(むしろボケを狙って)撮っています。
また、人物を撮るのと同じで、時々の表情を出せたらと思っていますが、なかなか上手くいかないです。
具体的に言うと、図鑑の写真を撮る際、プロは大口径の単焦点レンズで、f8~11で撮っているものが多いです。
私はズームレンズで、絞りは解放(f6.3)です。大口径の単焦点が欲しいところですが、先立つものがありません。
鳥の写真はいかに近くで撮れるか、それだけだと思います。
酉年生まれではないですが、鳥からは危ないやつではないと思われているようです。
オオハクチョウやマガンは、車に乗っている限りは、かなり近づいても大丈夫です。
カモも同じだと思います。
車から降りると、危ないやつが来たと思って、逃げていきます。
小さな鳥は、樹の陰に隠れて、極力見えないようにしています。
ヒドリガモは身近で見過ぎていて・・・
気にもしていませんでしたが、美しい模様をして居ますネ。
ヒドリガモは諏訪湖では一番遅く迄帰らない渡り鳥です。
オナガやハジロ類はコハクチョウと共に居なくなりますネ。
小鳥は・・・注意力が散漫で滅多に気付きません。
エナガの飛翔は可愛いですネ!
天竜川の上流でカイツブリが7匹くらい集団になっています。
普段は単体か、ツガイで行動している様子しか見た事がありません。
繁殖期なのでしょうか?
ごく普通に浮遊して居ます。
眼にする度、不思議に思って居ます。
理由を御存知でしたら教えて下さい。
セツブンソウは石灰岩地帯でないと咲かないので、身近では見られませんが
先日、私も福寿草に出逢いました。
春が近くまでやって来ましたネ。
春を待ち詫びているのに渡り鳥に合えなくなって来る日が近いと思うと寂しいです。
東京都葛飾区~群馬県館林市~栃木県栃木市~宮城県栗原市と
縦横無尽の大移動ですね。いつもながら、shuさんの行動力と
行動半径の広さには驚かされます。
春になると、桜を求めて南から北へ桜前線を追いかける旅人の
ように、鹿児島県から宮城県まで山や鳥を求めての大移動は凄いです。
今回もたくさんの種類の鳥たちの美しい写真、じっくり拝見しま
した。いつもながら、とても美しい写真の数々、まるで鳥図鑑を
見ているような錯覚に陥ります。これだけの鮮明で美しい写真を
撮るには、かなり高倍率の望遠レンズが必要なのでしょうか?
警戒心の強い鳥は近づくのが難しく、かなり離れた位置から鳥を
捉える必要があり、私のレベルではとても真似ができません。
おはようございます。
どの写真も美しいですね。
特にカラスにはドキッとさせられました。
オナガガモの飛翔、綺麗に撮られていますね。
やはり写真の腕ですね!
羨ましい写真ばかりです。
みかも山公園がある所は、関東平野の一番北の端に当たります。
三毳山(みかもやま)は標高は低いですが、ここに登ると、関東平野が一望できます。
みかも山公園のセツブンソウは、昨年は1月に咲いていました。
今年は咲き出しが遅くて、それでも今月1日に咲き出したとHPに出ていました。
それを見て出かけたのですが、咲いていたのは1輪だけ。
それも、ロープで囲われた遠くにあって、肉眼では探すのがやっとの状態。
鳥撮り様のカメラで撮影しました。
東北はまだ寒く、今朝もマイナス5℃でした。
今日、千葉に帰ります。
セツブンソウが自然な状態でもう咲いているのですね。フクジュソウも咲いていますね。
東北地方も早春の雰囲気が出てきていますね。
伊豆沼・内沼に行こうと決めたのは、石川県の片野鴨池に行く前です。
折角なので、道中もあちこち寄ってきました。
しかし、何といっても伊豆沼の渡り鳥のスケールの大きさに圧倒されました。
この後、ご覧いただきます。
水元公園、多々良沼、みかも公園についてはさくっとご覧いただきましたが、いずれも見ごたえのある所です。
しかし、何度も言って恐縮ですが、伊豆沼のスケールの大きさに、肝を抜かれた感じです。
今朝は手袋を2枚して出かけましたが、撮影中は1枚外したので、指先が冷たかったです。
ホテルに帰って、お湯で指先を温めました。
寒さがまだ厳しいですね。
見ましたが、ついつい柴又帝釈天を思い浮かべて、
とらさんもきたのかなぁなんて^^;
メタセコイアの森、秋には美しいんでしょうね。
shuさん、あちこちに行かれて、
日本各地の冬鳥のカタログって本を作れそうです^^
エナガ、可愛いですねぇ~
次回、楽しみにしています。
立春過ぎましたが、寒い朝です。
暖かくなるまで、あと一ヶ月、頑張って行きましょう^^
金曜日に水元公園のバードサンクチュアリに行ってきました。
残念ながら、そこで観えたのはカワウだけでした。
他の鳥はすべて遊歩道を歩いていて観たものです。
水元公園の鳥は、あまり人を恐れないようです。
カラスにせよ、ムクドリにせよ、かなり近くへ寄っても逃げません。
鮮明に撮れているのは、近くで撮ったからに他なりません。
土曜日には伊豆沼のバードサンクチュアリへ行きました。
この沼は古くからオオハクチョウの観察・保護活動がなされていて、その様子を間近に見たのも収穫でした。
池だけでなく、周辺の田圃の広さがあって初めて、これだけのオオハクチョウやマガンが安心して住めるのですね。
アブリルさんが書いておられるように、お写真素晴らしいです。。
バードサンクチュアリに行かれたんですね。
やはり鳥が多いですね。
こんなに鮮明なお写真を見ると、自分の鳥の写真など削除したくなります。
オナガガモの飛翔、最後のエナガなど、素敵です。
宮城県までいらしたのですか。
次回の投稿を楽しみにしています。
明日は夜明けとともに飛び出す、マガンを撮りに行きます。
今朝の気温はマイナス7℃、明日も寒そうです。