2月5日は、午前中に栗原市にある宮城県 伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターを訪ねました。
そこで職員の方から、伊豆沼・内沼に集まるオオハクチョウやマガンの様子を聴くことができました(伊豆沼・内沼については前報の説明をご覧ください)。
特に役立ったのが、撮影に適した場所を複数教えていただいたことです。
早速、そちらへ出向いてオオハクチョウとマガンが飛ぶところなどを撮影しました。
■伊豆沼の様子(湖の南側から観た様子)
■オオハクチョウ
Whooper swan
カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
■オオハクチョウの飛ぶ様子(10コマ/秒の連続写真)
湖の上空をたくさんのオオハクチョウが舞っていました。
湖面すれすれを飛翔するオオハクチョウです。
上空を飛ぶオオハクチョウです。
雪が降る中、湖面からテイクオフするオオハクチョウです。
氷の上にタッチダウンした瞬間のオオハクチョウです。
田圃の上を飛ぶオオハクチョウです。
湖面で休むオオハクチョウです。
正直に言うと、オオハクチョウが頭の真上を飛ぶのは、近所の池(七次川調整池)の方が間近(数メートルの距離)で観られます。
しかし、数千羽のオオハクチョウがいろいろな姿で飛び、休む姿を観られるのは、ここならではないでしょうか。
■マガン
Greater white-fronted goose
カモ目カモ科
Anser albifrons
真雁/L72cm
■マガンの飛ぶ様子(10コマ/秒の連続写真)
マガンはオオハクチョウより高いところを飛びます。湖の上を飛ぶマガンを撮っても、図鑑の写真のようで面白くありません。
そこで、樹木や雲、山を背景に撮るようチャレンジしましたが、なかなか上手くいきませんでした。
最後はマガンのアップです。
とにかく、次から次へとマガンが飛んでくるので、撮影の練習としては素晴らしい環境でした。
■田圃で餌を採るマガン
午後はマガンが田圃で餌を採っている所を車の中から撮影し、その後はオオハクチョウに餌やりをしている所を訪ねました。
このような光景が、付近一帯の田圃のあちこちで観られました。
■餌やりをしている所の様子
ここではオオハクチョウに餌を与えることができます。
餌は、米を膨化させてもの(砂糖などが入っていないポン菓子のようなもの)で、1袋100円で売っていました。
オオハクチョウの他に、たくさんのカモなどが集まってきていて、近くによって観察するには絶好の場所になっています。
■オナガガモ
Northern Pintail
カモ目カモ科
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
イケメンなオナガガモ。
この子は後頭部がやや緑色を帯びていました。
■マガモ
Mallard
カモ目カモ科
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
風で雨覆が開いて、中の様子が見えます。
マガモのペア。仲良さそうです。
■ホシハジロ
Common pochard
カモ目カモ科
Aythya ferina
星羽白/L45cm
ホシハジロはいつも眠そうです。実際、ほとんどが首を丸めて寝ていました。この状態を、俳句の季世界では浮寝鳥(冬の季語)と言います。
ようやく起きているホシハジロを見つけて撮影しました。
■キンクロハジロ
Tufted duck
カモ目カモ科
Aythya fuligula
金黒羽白/L40cm
キンクロハジロのペア。
■オオバン
Eurasian coot
ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm
ここにもオオバンがいました。
■トビ
Black Kite
タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm
そして、上空にトビが舞っていました。
翌日は、早朝5時30分にホテルを出発して、7万羽のマガンが湖から一斉に飛び立つ様子を観に行きました。
さて、どんな光景が待っていることでしょうか。
(その③ クライマックス編)に続く。
そこで職員の方から、伊豆沼・内沼に集まるオオハクチョウやマガンの様子を聴くことができました(伊豆沼・内沼については前報の説明をご覧ください)。
特に役立ったのが、撮影に適した場所を複数教えていただいたことです。
早速、そちらへ出向いてオオハクチョウとマガンが飛ぶところなどを撮影しました。
■伊豆沼の様子(湖の南側から観た様子)
■オオハクチョウ
Whooper swan
カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
■オオハクチョウの飛ぶ様子(10コマ/秒の連続写真)
湖の上空をたくさんのオオハクチョウが舞っていました。
湖面すれすれを飛翔するオオハクチョウです。
上空を飛ぶオオハクチョウです。
雪が降る中、湖面からテイクオフするオオハクチョウです。
氷の上にタッチダウンした瞬間のオオハクチョウです。
田圃の上を飛ぶオオハクチョウです。
湖面で休むオオハクチョウです。
正直に言うと、オオハクチョウが頭の真上を飛ぶのは、近所の池(七次川調整池)の方が間近(数メートルの距離)で観られます。
しかし、数千羽のオオハクチョウがいろいろな姿で飛び、休む姿を観られるのは、ここならではないでしょうか。
■マガン
Greater white-fronted goose
カモ目カモ科
Anser albifrons
真雁/L72cm
■マガンの飛ぶ様子(10コマ/秒の連続写真)
マガンはオオハクチョウより高いところを飛びます。湖の上を飛ぶマガンを撮っても、図鑑の写真のようで面白くありません。
そこで、樹木や雲、山を背景に撮るようチャレンジしましたが、なかなか上手くいきませんでした。
最後はマガンのアップです。
とにかく、次から次へとマガンが飛んでくるので、撮影の練習としては素晴らしい環境でした。
■田圃で餌を採るマガン
午後はマガンが田圃で餌を採っている所を車の中から撮影し、その後はオオハクチョウに餌やりをしている所を訪ねました。
このような光景が、付近一帯の田圃のあちこちで観られました。
■餌やりをしている所の様子
ここではオオハクチョウに餌を与えることができます。
餌は、米を膨化させてもの(砂糖などが入っていないポン菓子のようなもの)で、1袋100円で売っていました。
オオハクチョウの他に、たくさんのカモなどが集まってきていて、近くによって観察するには絶好の場所になっています。
■オナガガモ
Northern Pintail
カモ目カモ科
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
イケメンなオナガガモ。
この子は後頭部がやや緑色を帯びていました。
■マガモ
Mallard
カモ目カモ科
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
風で雨覆が開いて、中の様子が見えます。
マガモのペア。仲良さそうです。
■ホシハジロ
Common pochard
カモ目カモ科
Aythya ferina
星羽白/L45cm
ホシハジロはいつも眠そうです。実際、ほとんどが首を丸めて寝ていました。この状態を、俳句の季世界では浮寝鳥(冬の季語)と言います。
ようやく起きているホシハジロを見つけて撮影しました。
■キンクロハジロ
Tufted duck
カモ目カモ科
Aythya fuligula
金黒羽白/L40cm
キンクロハジロのペア。
■オオバン
Eurasian coot
ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm
ここにもオオバンがいました。
■トビ
Black Kite
タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm
そして、上空にトビが舞っていました。
翌日は、早朝5時30分にホテルを出発して、7万羽のマガンが湖から一斉に飛び立つ様子を観に行きました。
さて、どんな光景が待っていることでしょうか。
(その③ クライマックス編)に続く。
今回の鳥のブログ、動画あり、10コマ/秒の連続写真あり、飛翔する写真あり
と盛りだくさんで、とてもリアルに理解ができました。
オオハクチョウの連続写真や湖面スレスレを飛ぶ姿、湖面からテイクオフする
姿、氷の上にタッチダウンした瞬間等々、今まで見たことのない姿を堪能でき
ました。
また、マガンもオオハクチョウより高いところを飛ぶ姿も理解できました。
車中から撮影したマガンの写真も鮮明に撮れていますね。また、オナガガモ、
マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバンなどの写真がとても鮮明です。
トビが上空を舞っている写真も素晴らしいです。
私が今までに見た鳥のブログの中で、最高に感動しました。素晴らしい写真と動画
をありがとうございました。
私はオオハクチョウを未だ見た事が無いのですが、
コハクチョウよりかなり大型なのでしょうネ。
飛翔する姿は矢張り逞しさを強く感じますネ。
マガンも未だ見た事がありません。
羽に特徴がありますネ。
出会えばすぐに判りそうです!
オナガガモやホシハジロ・キンクロハジロ・オオバンは年中見かけます。
今年は湖岸に結氷した氷が押し寄せられているのでマガモが例年ほど見られません。
なるほど・・・浮寝鳥は冬の季語ですか?
頷けます・・・勉強になりました。
もう25年前ぐらいでしょうか、
すぐ近くの若柳に、2年ぐらい、転勤で、
住んでいたんです。
新幹線のくりこま高原、
その頃の駅前の駐車場、無料で、止め放題でした^^;
そして、住んでいた2年、
伊豆沼をはじめ、栗駒山周辺の温泉etc、
宮城の観光地各所、
足をのばして、岩手もあちこち行ったのを思い出します。
このオオハクチョウたち、同じように見ました^^
夏には、「はすまつり」があるんですよ。
サンクチュアリにも、行ったなぁと懐かしい景色が
目に浮かびます。
その頃、このままずっと宮城で、いいって思ったんです。
でも、また転勤で神奈川に戻ってしまったんですが😰😢
湖面からテイクオフ、
こんな風に、格好良くでは無いですが、
帰りたくないなぁと思いつつ、宮城からテイクオフならぬ、車に荷物を乗せて帰りました^^;
懐かしい景色、楽しませていただきました。
ありがとうございます^^
こんばんは。
この写真が練習ですか?
どの写真も素晴らしいの一言です。
飛翔写真は自分にはハードルが高くて、どんな方法で撮ったらよいのかさえ分かりません。
オオハクチョウの連続写真、素晴らしいですね!
ninbuさんが書かれたように、最高のお写真です。
動画には凄い風の音と、鳥の鳴き声も入っていますね。
オオハクチョウとマガンが飛翔する姿の連写、素晴らしいです。
カモのお写真も素晴らしく綺麗です。
マガモの番、可愛いです。
いつも寝ているホシハジロ、起きている姿が撮れましたね。
強面のキンクロもばっちりです。
こんなに沢山の鳥が見られて良かったですね。
遠くまでお出かけされた甲斐がありました。
見せて頂いて感謝です。
皆さん書かれているように、とっても素晴らしいお写真に、感動の一言です。
特にオオハクチョウの飛翔シーンは圧巻ですね。
連続写真もカンペキ。
行かれた甲斐がありましたね~
伊豆沼、名前は聞いたことがありましたが、宮城県だったんですね。
ハクチョウとマガンの飛来地として保護されている様子がうかがわれます。
いつまでもこの光景が見られるといいですね。
昨日、伊豆沼から帰宅し、汚れた車を洗ったり、後片付けをした後、頑張ってブログを書いた甲斐がありました。
写真だけで1500枚を超えて、選ぶのが大変でしたし、動画も編集したので、寝たのは1時過ぎ。
それでも仕上げられず、今朝病院から帰った後、30分ほどかけて仕上げました。
伊豆沼のオオハクチョウとマガンの数は日本一で、とにかく凄かったです。
絶えずどちらかが飛んでいたので、撮影枚数が増えました。
コンディション的には、風が強く、目まぐるしく天気も変わり、あまりよくありませんでした。
次回行くときは、日程に余裕を持ち、じっくり構えて撮影したいと思います。
伊豆沼・大沼でのオオハクチョウとマガンの越冬数は日本一だと思います。
特にマガンは11月には10万羽、私が出かけた時には、減ったといえども7万羽いました。
とにかくその数に圧倒されました。
オオハクチョウは全長が140cmあり、翼を広げると220cmにもなります。
それに比べると、コハクチョウはずいぶん小さく感じます。
羽ばたく時の音も大きく、鳴き声も大きいです。
マガンは翌日にすごい数を観ました。この後アップしますので、ご覧くださいませ。
伊豆沼にはハクガンも50羽あまり越冬しています。
残念ながら今回は観られませんでした。
課題がたくさん残りました。
宮城県に住んでおられたのですね。それも伊豆沼のすぐ近くに。
田園風景が広がり、近くに伊豆沼や栗駒山もあり、とてもいいところですね。
私もやはり転勤で、宮城県に4年余り住みました。しかし県北にはほとんど行っていません。
覚えているのは栗駒山に登ったのと、鳴子温泉でスキーを滑ったことくらいです。
地元の方にとっては、冬になるとオオハクチョウが来て、田圃にはマガンが群れているのが当たり前なのでしょうね。
「はすまつり」は初めて聞きました。伊豆沼の湖畔に行くとハスの実の跡が観られました。
今回は登米市内のホテルに泊まりました。街中にはイオンタウンなどたくさんのお店があり驚きました。
住めば都と言いますが、決して田舎ではないと思います。
次から次にオオハクチョウやマガンが飛んできて、撮影に疲れるほどでした。
しかも、午前中は晴れたかと思うと雪が降ったりと、目まぐるしく天気が変わりました。
飛翔の写真もやはり近くで撮ると迫力があります。
その点では、伊豆沼より近所の池(七次川調整池)が勝ります。
伊豆沼では、オオハクチョウの群れが雪山を背景に飛ぶ写真が撮れたら、最高だと思っていました。
今回は栗駒山は一度も顔を出してくれませんでした。
たくさん課題が残った撮影旅行でした。